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2010 08,09 17:00 |
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スーパー最終戦争 今回の「日経ビジネス」の特集は、「スーパー最終戦争」です。 1990年代半ばから2000年代前半にかけて、いわゆる大手総合スーパーマーケット、いわゆるGMSの世界では、血みどろの生き残り競争が繰り広げられました。 なんといっても勝ち残りに名を挙げたのは、イトーヨーカ堂でした。グループ名をセブン&アイ・ホールディングスに統一し、ロゴもセブンイレブンに準じたデザインに変えて、21世紀も驀進する、はずでした。 次に、ジャスコです。社名をイオンと変え、巨大複合商業施設を次々と各地の郊外に展開し、巨大資本による地方流通市場の侵略とみなされて、「ファスト風土」などと揶揄をされるまでに事業を拡大していきました。 一方、かつてナンバーワンスーパーの名をほしいままにした中内功氏率いるダイエーは矢折れ刀つき、産業再生機構のお世話になり、イオンなどに出資をしてもらうかたちで、なんとかその名を市場にとどめる状況に陥りました。西友もまたセゾングループから切り離され、世界最大の流通業ウォルマート・ストアーズに救われるかたちで、命脈を保っています。ニチイにいたっては完全にイオングループに吸収され、ブランドとしては影も形もなくなりました。 なんだ、残ったのはヨーカ堂とイオンだけか。 そう思うひとは少なくないでしょう。さきほど記した「ファスト風土」も、国内大手流通資本が地方郊外の市場を席捲し、地元流通業者を叩きのめす、といったネガティブなイメージで語られてきたフレーズです。 ところが、2010年、国内流通のふたをあけてみると、実態はまったく異なるものでした。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
北海道で、九州で、山梨で、地方の地場スーパーがヨーカ堂やイオンを蹴散らし、彼らは撤退を余儀なくされる、という事態に見舞われるようになっていたのです。地方流通業を大手流通が蹂躙するというのは、幻想でした。むしろ真実は逆だったのです。 地方スーパーどころではありません。 もっと恐ろしい、巨大な影がヨーカ堂とイオンを襲います。 首都圏をぐるりと回る国道16号線。横浜、橋本、町田、埼玉・入間、新三郷、幕張・・・・・・。これらの郊外でいま、圧倒的な人気を誇っているのが、コストコホールセール。アメリカからやってきた、巨大流通業の店頭に、毎日毎週自動車で来店したファミリーが次々と吸い込まれていきます。 コストコだけではなく、テスコ、メトロといった欧州系の巨大流通も2000年代に入って以来、次々と店舗数を増やしています。 さらにオセロをひっくり返すようにいきなり372店舗を展開する巨大流通業があります。世界最強のウォルマート・ストアーズです。なぜそんなことができるかって? 先ほど書きましたね。西友はもはや事実上ウォルマート・ストアーズなのです。 日本の誇るGMSの最後の両雄、イトーヨーカ堂とイオンは今、上と下から猛烈な勢いで市場を奪われています。下とは、地場の優良スーパー。上とは、世界トップクラスの多国籍流通業。 でもこんな話を聞いたことがありませんか? 日本の消費者は世界一。ゆえに、弱小スーパーのバイイングパワーでは品揃えと安値を両立した店頭は作れないし、海外からやってきたがさつな巨大流通では、日本の繊細な消費者のニーズにあった棚はつくれない。だからヨーカ堂やイオンが強かったはずだ。 たしかにそうでした。1990年代までは。 国内GMSはスケールメリットを生かして、大量仕入れを行い、データベースを駆使して、ムダなのない棚作りを行い、利益率の高い店頭を構築しました。スケール面で劣る地場スーパーも、日本人のニーズにあった品揃えができない外資にも、負けることはありませんでした。 じゃあ、なぜいまヨーカ堂とイオンが危機なのでしょう? なぜ地場スーパーに蹴散らされ、海外からやってきた巨大資本に市場を奪われるようになってしまったのでしょう? ヒントを3つほど並べておきます。 (1)グローバルカンパニーじゃなきゃ、できないことがある。 (2)生鮮食料品の仕入れが死命を決した。 (3)魅力的な店頭は、もはや流通業1社ではつくれない。 以上です。答えを知りたい方は、今週の日経ビジネスの特集に余すところなく描かれています。ぜひ、本誌をお読みください。 ■□━━━━・・・・・‥‥‥……………………………… イトーヨーカ堂=セブン&アイHD 流通業の方々も、よくワタシのブログへ立ち寄って頂いていますので、 「<3382>セブン&アイHD」も「<8267>イオン」も、 店子の賃料で稼いでいる「賃貸不動産業」でしょう。 だから儲けを増やそうとすると、どうしても次から次へと 結果、どうなるか???・・・は、判る話ですよねぇ~・・・・・ なので、地元スーパーが強いのです。 店子の賃料を幾らにするか???・・・で、クーラーの効いたオフィスで まぁ~あと5年もすれば見事なまでに結果が出るんじゃないですか!?
コンビニで物を購入するのは緊急を要する以外はバカでしょう。 近くの激安スーパーで飲料水やお菓子等は買います。 日曜日の・・・・・ お金が貯まる人・貯まらない人の差はどこにある? ・・・・・そのままです。 要は金銭感覚なのです。 ただ・・・・・コンビニで使う「お金」は「死に金」です。 PR |
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