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2010 07,29 20:00 |
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2010/07/29 株式クロージングコメント ■決算は第一弾のピークを迎える 日経平均は反落。57.25円安の9696.02円(出来高概算18億9000万株)で取引を終えた。ベージュブックによる景気鈍化懸念を強めた米国市場の下げ、昨日の日経平均の大幅高の反動もあって、利食い優勢の展開。ただ、寄り付き直後の9648.97円が安値となるなど、底堅さは意識されている。後場に入り、一時9732.76円と前場高値を上回る場面もみられたが、結局は9700円を中心とした狭いレンジ相場が続いた。 東証1部の騰落銘柄は値下り数が全体の7割を占めたが、下げ幅自体は小幅であり、昨日の上昇の反動が警戒されていた中では相当しっかりであった。物色は決算とTOPIXのリバランスに絡んだ個別物色である。ただ、決算を手掛かりとした物色については、主力銘柄での積極的なトレードはなく、低位材料系の銘柄によるトレードが目立っている。TOPIXのリバランスに絡んだ商いでは、数量インパクトの大きいキヤノン<7751>への注目が大きかった。パナソニック<6752>による完全子会社化が伝えられた三洋電機<6764>は値上りトップ、パナソニック電工<6991>はストップ高。一方、普通株発行計画が伝えられたパナソニック<6752>は8%近い下落だった。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
明日も決算を手掛かりとした物色が中心となるが、予定社数は600近く第一弾のピークを迎える。そのため、発表を受けてのピンポイントでの取引は困難に近く、瞬間的な乱高下に振らされてしまう可能性がある。割り切りスタンスで仕掛け的なトレードもあろうが、結局のところは模様眺めムードにつながることになりそうである。ただ、これまでの流れでは、発表翌日以降も評価されている銘柄も多く、瞬間的なリスク取りよりもパフォーマンスが上がる状況でもある。イレギュラー的な価格形成となる場面では、押し目を狙うのも一考であろう。 PR |
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