小村雪岱　「お傳地獄」　版画
小村雪岱の世界　～知られざる天才画家の美意識と感性～

　大正から昭和初期にかけて活躍した画家、小村雪岱（こむらせったい）は、
本の装幀、挿絵、舞台美術などの分野に新風を吹き込み、
独自の美の世界を作り上げた人でした。

特に「雪の朝」や「おせん(傘)」に代表される、その斬新で巧みな構図、
「青柳」、「落葉」にみられるような人の気配を感じさせる上からの視線や演出、
また美人画における鮮やかな色彩と美しい描線は見る人の心を把えて離さない。

清水三年坂美術館では、雪岱の唯一の弟子、故山本武夫氏より譲り受けた
コレクションを中心に、数少ないといわれる肉筆画を収集してきました。
今回の展示では、舞台装置や小説の挿絵の原画も含め、
未発表の肉筆画を中心に展観します。

■イベント詳細

会場 ：清水三年坂美術館
日時 ：2010/5/28(金)～8/22(日) 10:00～17:00（入館は16:30まで）
住所 ：京都市東山区清水寺門前産寧坂北入清水三丁目337-1
交通 ：京都駅より市バス206、100系統　バス停「清水道」下車　清水坂より三年坂へ徒歩7分
 
駐車場 ：美術館にはなし　近隣のコインパーキング等をご利用ください。
※三年坂は土・日・休日の10:00～17:00の間、車両通行禁止となるのでご注意ください。
料金 ：大人500円　大・高・中学生300円　小学生200円（20名以上の団体は20％割引）
お問合せ先 ：清水三年坂美術館　075-532-4270
ホームページ ：清水三年坂美術館　http://www.sannenzaka-museum.co.jp/
 
休館日 ：月・火曜日(祝日の場合は開館)、展示替期間　※臨時休館あり
 
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木版画は「お傳地獄」「おせん」などの代表作が有名で、
勿論、今回観れます。

「小村雪岱」は「資生堂」宣伝部に一時期所属していたこともあり、
今も使われている「資生堂書体」の基本を作った一人でもあり、
菊の花のデザインを手掛けた香水ビンもあります。

東洋の秘苑に薫る菊を偲ぶ香水。
そのレプリカが、資生堂アートハウスのミュージアムショップにて
オリジナルミュージアムグッズとして購入できます。

資生堂アートハウス
http://www.shiseido.co.jp/art-house/shop/

江戸を今に蘇らす名手でもあり、
一方ではこうしたモダンなセンスの持ち主でもあった「小村雪岱」
和モダンの真髄をいかがですか♪
 

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