七代目西村彦兵衛 《羽衣蒔絵手箱硯》（明治後期）
能の題材でもある「羽衣」の古説を主題とした作品。表面には三保の松原の老松に天人の羽衣がかけられている様を精巧な蒔絵技術で描き出している。
象彦　漆芸詳説　～羽衣蒔絵手箱硯 その蒔絵の技～

 「象彦」は1661年（寛文元年）創業の漆器の老舗。
今回の「漆芸詳説」は、創業350年を記念して開催される展覧会です。

　蒔絵は漆と金銀粉を使って文様を描く日本独自の技法で、
古くは平安時代にさかのぼり、鎌倉時代にはその技法が確立したとされます。
その後も、時代とともにさまざまな技法が生まれ、
華やかな贅をこらした名品が数多く作られてきました。

本展では、「象彦」に受け継がれてきた名品の美と技を解説するとともに
展示いたしております。
高度な技術から生み出された多彩な蒔絵の世界を覗いてみては♪

当ブログで何度かご紹介している「象彦」の展覧会です。
ワタシが超ファンの理由を、少しでも知って戴きたくて･････
京都へお越しの際は、是非「象彦」へ足をお運び下さいませ。
「蒔絵」の素晴らしさが堪能できますよ♪

■イベント詳細

会場 象彦本店
日時 2010/7/1(木)～7/30(金)　10:00～17:00
住所 京都市左京区岡崎最勝寺町10（京都会館西側）
交通 市営地下鉄東西線「東山駅」下車、2番出口より徒歩10分
市バス「京都会館美術館前」下車、徒歩2分
 
駐車場 あり
料金 無料
お問合せ先 象彦本店　075-752-7777
ホームページ 京漆匠 象彦　http://www.zohiko.co.jp
 
定休日…水曜日

◆蒔絵師ギャラリートーク

講師：漆芸作家　村田好謙氏
日時：2010/7/25(日)　14:00～
 
なんでも鑑定団１　象彦の歴史紹介

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