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2010 06,19 10:00 |
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18日の東京市場は続落。方向感に乏しい展開となった。業種別では、石油石炭製品、その他製品、情報・通信業、パルプ・紙、繊維製品などが値上り率上位。その一方で、その他金融業、不動産業、保険業、証券商品先物、輸送用機器などが軟調だった。売買代金上位は、任天堂、ソフトバンク、トヨタ、三井物、三菱UFJ、三井住友など。 日経平均は朝方の買い一巡後に下げに転じた。その後は前日終値を挟んでのもみあいに終始し、終値は小幅に続落。日中値幅はわずか64円に留まった。東証1部の騰落状況は上昇827/下落705で、値上がりが若干多かった。規模別株価指数は大型のみ下落。改正貸金業法の完全施行により消費者金融が急落したほか、銀行課税への警戒感からメガバンクも軟調。その一方で、内需関連が底堅く推移したほか、3DSの任天堂、iPhone/iPadのソフトバンクが商いを伴って上昇した。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
戻りを試す展開を期待したい。日経平均は200日移動平均(10302円)を奪回すると、10500円程度までの上昇ができそう。そのためにも、心理的な節目である10000円台をキープすることが必須。足元のマクロ指標は概ね良好で、6月の月例経済報告では基調判断を3カ月ぶりに上方修正され、1年11カ月ぶりに「回復」との文言が入ったのも心強い。その一方で、外部環境が再び悪化し、25日移動平均(9803円)を割り込むと、9500円程度まで調整することも十分考えられる。相場に底入れ感が強まっているものの、市場エネルギーの低迷が気掛かり。東証1部の売買代金は1.1兆円程度に留まり、日経平均の日中値幅が100円未満の日々が続く。3市場の信用買い残が2兆円程度に膨らんでいることを勘案すると、もう少し商いが増加し、日中値幅が200円近くまで拡大する状況が望ましいだろう。 来週も、欧州市場の動向に注目か。財政に不安を抱えるスペインなどの国債入札が無事通過するなど、ソブリンリスクは若干後退した感はあるが、ハンガリーの財政問題のように突然火の手があがることも十分考えられるだけに楽観視は禁物。EUが域内の銀行のストレステスト(健全性審査)の結果公表を決定したことは、一段の透明性を求める投資家に歓迎されているようだが、結果が公表される7月末までは様々な思惑が広がる可能性があろう。銀行課税の行方も注目される。EUのファンロンパイ大統領は、カナダ・トロントで26~27日に開催されるG20首脳会議で金融取引税や銀行課税の導入を要請する方針。欧州の銀行課税構想が他のG20諸国から支持を得られなければ、欧州は単独で実施するとの姿勢を示している。前回6月5日に韓国の釜山で開催されたG20では、金融危機の際に公的資金による銀行救済を行わなかった日本、カナダ、ブラジルの反対で銀行課税導入は最終的は実現しなかったが、今回はどのような決着をみるのか見守りたい。米国では、住宅関連の経済統計やFOMCが注目されよう。 国内では、参院選が24日に公示される。昨年の衆院選で政権交代を果たした民主党にとって、初めて政権への審判を受ける国政選挙となるため注目度は高い。各政党のマニュフェストが出そろい、今後激しい選挙戦が繰り広げられるが、菅政権発足で支持率がV字回復した民主党の動きから目が離せない。W杯の動向も注目されよう。日本は初戦のカメルーンから歴史的な勝利を挙げ、オランダ、デンマークに挑む。W杯が32チームによる現行方式になった1998年以降(過去3大会)で、白星発進のチームは実に86.1%がベスト16に進出しているという心強いデータがある。下馬評は最悪だった日本代表だが、仮に1次リーグ突破となれば景気の浮揚効果および株式市場も好感しそうだ。また、アップルが世界各国で発売する新型「iPhone4」も話題を呼びそうだ。国内で手掛けるソフトバンクモバイルは15日から予約を受け付けていたが想定以上の予約があったとして、18日で予約受付を中止した。iPhone/iPad商戦にやや過熱感があるとはいえ、関連銘柄を物色する動きは続くとみられる。また、主力企業で株主総会が相次ぎ、材料視される可能性もあろう。
堅調に推移した。日経平均は15日に25日移動平均を奪回すると、翌16日には約1カ月ぶりに10000円の大台を回復。週末にかけて戻り待ちの売りに押されたが、週間ベースでは289.77円上昇し、3月2週(382.30円上昇)以来の上げ幅を記録した。ただ、東証1部の売買代金は低迷し、日経平均の日中値幅が100円未満の日々が続いた。外部環境の好転で投資家心理が好転した。ギリシャ国債が投資不適格級に格下げされたが反応は限定的。むしろ、財政に不安を抱えるスペイン、アイルランド、ベルギーなどの国債入札が無事通過したことで、ソブリンリスクが後退。欧米株式相場が大幅に上昇し、為替相場も円安方向に振れた。 指標面でもポジティブ材料が多かった。14日発表された4-6月法人企業景気予測調査は、企業の景況感を示す景況判断指数で大企業全産業は+4.0(前回は-2.4)と3四半期ぶりのプラスに転じ、先行きについても7-9月が+10.1と先行きも改善基調が続く見込み。また、5月の首都圏のマンション発売戸数は前年同月比7.1%増と4カ月連続で増加し、月間契約率も77.0%(前年比+6.4pt)と改善。政府は18日に発表した6月の月例経済報告で「景気は着実に持ち直してきており、自律的回復への基盤が整いつつあるが、失業率が高水準にあるなど依然として厳しい状況にある」とし、基調判断を3カ月ぶりに上方修正。2008年7月以来(1年11カ月ぶり)に「回復」との文言が入った。
外部環境の好転で国際優良株が軒並み高となった。特に上昇が目立ったのは任天堂。米ロサンゼルスで、ゲーム業界世界最大規模イベントである「E3 2010」が開催され、裸眼で3D映像によるゲームが楽しめる「ニンテンドー3DS」の詳細が明らかとなり人気化。任天堂関連の部品メーカーやソフト会社などが大幅高となった。また、新型iPhoneの予約を開始したソフトバンクは商いを伴って上昇し、5カ月ぶりに年初来高値を更新。米SOX指数の上昇や半導体関連の指標を受けて、半導体関連の上昇も目に付いた。
国内では、4月全産業活動指数、5月コンビニ売上高、アークランドサカモトが決算発表(21日)、パピレス、電算が新規上場、キリン堂、ニトリ、ツルハHDが決算発表(22日)、イオンモールが決算発表(23日)、参院選公示、5月企業向けサービス価格指数、5月貿易収支、トータルメディが新規上場(24日)、6月末権利付最終売買日、5月全国消費者物価指数、6月東京消費者物価指数(25日)などが予定されている。 株主総会は、サンキャピタル、高純度化、日立建機、富士通、バンナムHD、ANA(21日)、住友化、電化、田辺三菱、コニカミノルタ、オムロン、NEC、エプソン、住友商事、みずほ、商船三井、JR東海、NTTデータ(22日)、帝人、アステラス薬、コスモ石、神戸製鋼、ブラザー、セガサミーHD、東芝、シャープ、日産自、タカラトミー、三井物産、郵船(23日)、JT、東レ、ヤフー、新日鉄、千代建、アドバンテ、三菱重、トヨタ、ホンダ、ユニチャーム、川崎船、NTT(24日)、日水、大林組、資生堂、出光興産、パイオニア、デンソー、京セラ、三井造船、富士重、リコー、伊藤忠、T&DHD、セコム(25日)などが予定している。 海外では、国際捕鯨委員会年次総会〔~25日モロッコ・アガディール〕、テニス全英オープン(ウィンブルドン~7月4日)(21日)、FOMC〔~23日〕、イギリスが、緊急予算案を発表、独6月Ifo景況感指数、米2年国債入札、米6月リッチモンド連銀製造業指数、米4月FHFA住宅価格指数、米5月中古住宅販売件数、米ABC消費者信頼感指数(22日)、米5年国債入札、米MBA住宅ローン申請指数、米5月新築住宅販売件数、FOMC誘導金利目標(23日)、アップルが、新型iPhone「iPhone4」を各国(日本含む)で発売、サッカーW杯1次リーグ日本vsデンマーク戦、NZ1-3月期GDP、米7年国債入札、米5月耐久財受注、米新規失業保険申請件数(24日)、G8サミット〔オンタリオ州~27日、26~27日はG20サミット〕、米1-3月期GDP確定値、米ミシガン大学消費者信頼感指数(25日)などが予定されている。 提供:株式会社T&Cフィナンシャルテクノロジーズ ■□━━━━・・・・・‥‥‥……………………………… 上記チャートを観て戴きたい。 こんなチャート、良いワケが無いワケでして・・・・・ ただ、上にも行きやすいのですが、下にもリスクがある状況・・・・ グズグズしながら『騰落レシオ』が騰がって行けば どちらにせよ、「変化日=6月21日」なので 但し騰がる場合は、いつ下の「窓」を閉めに掛かるか? PR |
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今回は超気になる「6/21」・・・
どちらに転がっても、その先は 怖い展開になりそうですね・・・ 【2010/06/1916:30】||かずひこ#4fbba058a6[ EDIT? ]
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