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2010 06,13 21:00 |
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<特集>動きだすスマートグリッド(1)=展示会に関連企業が集結! 「スマートグリッド」が株式市場で再び注目を集めそうだ。 本特集では、まずスマートグリッドの概念を確認したうえで、日本での主な取り組み状況をまとめ、最後に関連企業を取り上げる。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
「スマートグリッド」とは、IT・制御技術によって、電力の需要と供給を効率的に調整する新しい電力網のこと。既存の電力設備の効率アップはもちろんのこと、太陽光発電や風力発電など出力が不安定な再生可能エネルギーを導入するために不可欠なインフラであるとされる。また、電気自動車・ハイブリッド車を電力網に接続するためにも必要であるといわれる。世界的な環境意識の高まりや景気対策を背景に日米欧が取り組みを本格化させているほか、中国も巨額の投資を行う方針を示している。 関連企業の裾野は広く、電力、電線関連、太陽光発電・風力発電関連企業、電気自動車メーカー、電池メーカーをはじめ、需要者が使用している電力量を計測してデータを供給者へ送る「スマートメーター」関連、データに基づいて電力の効率的な供給指令を発する「双方向通信制御システム」関連、家電メーカーにも及ぶ。 日本は、家電や情報機器、太陽光発電パネル、蓄電池、電気自動車など、スマートグリッドの実現に際して求められる技術・機器・システムで高い競争力を有している。来るべきスマートグリッド世界でメーンプレーヤーとなるべく、官民挙げての取り組みが進められている。 <「スマートグリッド展2010」に出展する上場企業>
<特集>動きだすスマートグリッド(3)=官民一体での取り組み進む <特集>動きだすスマートグリッド(4) 経済産業省は6月3日、「産業構造ビジョン2010」を公表。そのなかで、産業構造の転換を打ち出している。市場創出する戦略5分野として、原子力や鉄道などのインフラ関連・システム輸出、医療・介護・健康子育てサービス、ファッションやコンテンツなどの文化産業立国、ロボットや宇宙などの先端分野とともに、スマートグリッドや次世代自動車などの環境・エネルギー課題解決産業が挙げられている。経済産業省の資料によると、20年に市場規模を約30兆6000億円に拡大し、07年の実績と比較して23兆7000億円増加させることを打ち出している。今後、アジアとともに、戦略的な標準化を進めるため、海外を含めた官民コンソーシアムを創設し「アジア太平洋産業技術・国際標準化協力プログラム(仮称)」を策定、実行する。なかでも太陽光発電、スマートグリッドなどにおいて、アジア各国との共同研究や国際標準化の共同提案を行い各国を巻き込んでいくことになりそうだ。
<スマートグリッド関連株> (電力量計) 富士電機ホールディングス <6504>
明電舎 <6508>
シャープ <6753>
日本風力開発 <2766>
日本ガイシ <5333>
古河電気工業 <5801>
日産自動車 <7201>
東京ガス <9531>
関電工 <1942>
伊藤忠商事 <8001> PR |
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