2024 11,22 23:05 |
|
2010 06,05 16:00 |
|
「2010 FIFA ワールドカップ 南アフリカ」の開幕まであと1週間となった。現地では4日、優勝チームに贈られるトロフィーがお披露目され、歓迎ムードが高まっている。 黄金のトロフィーはヨハネスブルク近郊の旧黒人居住区ソウェトで公開され、大勢の住民が一目見ようと詰め掛けた。また、ヨハネスブルク空港では巨大なサッカーボールの飾りつけが行われ、歓迎ムードが高まっている。 この盛り上がりに一役買っているのが、今大会にあわせて考え出された「ディスキーダンス」。サッカーの動きと南アフリカ伝統のダンスを融合させたもので、地元の小学生たちもすでにマスターしている。大会期間中は会場などで披露される予定だ。 応援グッズを販売する店を訪ねると、現地のサッカー観戦に欠かせないラッパの中には日本の国旗が描かれたものがあったが、書かれている文字は「オシムジャパン」で、日本代表の知名度は今一つの様子だった。日本代表は6日にはキャンプ地であるジョージに到着する予定で、今後の盛り上がりが期待される。 日程:2010年6月11日 ~ 7月11日 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
KNT(近畿日本ツーリスト) <9726>
スカパーJSATホールディングス <9412> が運営する、日本最大のデジタル衛星放送「スカパー!」は、今回の南ア・ワールドカップ全試合を生中継する。「4月の加入者数は純増とワールドカップ効果がみられる。10年3月末時点で368万件の加入者件数を11年3月期中に10万件増やし、378万件にしたい。ワールドカップはじめ、スポーツは当社にとって重要なコンテンツ」(広報IR部)という。 ワールドカップ特需に沸いていそうなのが家電量販店。ビックカメラ <3048> に聞いた。 ケーズホールディングス <8282> でも、「オリンピックやワールドカップなどビッグイベントの際には需要が喚起される傾向がみられる」(社長室)とする。その他、コジマ <7513> 、エディオン <2730> 、ヤマダ電機 <9831> 、ベスト電器 <8175> などにも注目。
サッカー日本代表選手のうち4名(川崎フロンターレの中村憲剛選手、浦和レッズの阿部勇樹選手、CSKAモスクワの本田圭佑選手、清水エスパルスの岡崎慎司選手)が、ミズノ <8022> のサッカーシューズを使用する。 特に、本田圭佑選手が蹴る「無回転キック」が現在、高い注目と期待を集めているが、ミズノは、本田選手の無回転キックを分析。スピンが掛かりにくい素材を開発するなどし、無回転キックを蹴りやすいシューズ、「IGNITUS(イグニタス)」シリーズを開発した。無回転とスピンキックとを蹴り分けられるモデルで、無回転を蹴る位置には回転のかかりにくい素材のパネルを、スピンキックを蹴る位置には回転のかかりやすい素材のパネルを配置しているのが特徴だ。 「イグニタスシリーズ全体で、半期5万足の販売目標を掲げていたが、09年12月の発売開始後、5月10日時点で出荷ベースですでに目標をクリアした」(広報宣伝部)。同社では、年間100カ所の会場を回り、消費者に、「イグニタス」シューズを履いてもらい、無回転キックを実際に体感してもらうという試みを行っている。ワールドカップで、本田選手の無回転キックによる得点シーンがみられるようなら、「イグニタス」シリーズへの注目度が、が然、熱を帯びることも考えられる。 アルペン <3028> は、「応援ニーズが高いことからユニフォームの購入など直接的に商品の売上につながる」(経営企画部)としている。日本代表が躍進するようだと売上拡大に期待できそうだ。一方、アシックス <7936> は、「もともとサッカーグッズを大きく取り扱っているわけではなく、ワールドカップ開催による恩恵が特別期待できるということはなさそう」(広報チーム)としている。
ワールドカップ開催にとどまらず、プラチナ、マンガン、金など豊富な資源を抱える南アフリカへの注目度は高まる一方だ。権益獲得のため、同国への進出を加速させる中国などの動向に追随する国は今後、一段と増えていきそうである。双日 <2768> 、丸紅 <8002> 、豊田通商 <8015> 、三井物産 <8031> 、住友商事 <8053> 、三菱商事 <8058> 、太洋物産 <9941> など商社株への投資妙味は高まりそうだ。 また、ワールドカップが終了しても、引き続き同国でのインフラ・公共投資需要は旺盛だろう。プラント関連で日立製作所 <6501> 、東芝 <6502> 、三菱重工業 <7011> 、機械関連でコマツ <6301> 、日立建機 <6305> 、ダイキン工業 <6367> を挙げておきたい。ほか、鉄鋼で日新製鋼 <5407> 、日本電工 <5563> 、阪和興業 <8078> 、海運で日本郵船 <9101> 、商船三井 <9104> 、川崎汽船 <9107> 、紙・農林業でサカタのタネ <1377> 、日本製紙グループ本社 <3893> 、化学で昭和電工 <4004> 、住友化学 <4005> 、三菱ケミカルホールディングス <4188> など。雇用が拡大し中間層の育成が進めば、自動車株への投資妙味も増そう。日産自動車 <7201> 、いすゞ自動車 <7202> 、トヨタ自動車 <7203> 、マツダ <7261> 、ホンダ <7267> など。 最後に、特に日本代表の第1試合を現地で観戦する読者へ。すでに確認されている読者も多いとは思うが、念のために。 PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |