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2010 06,05 08:00 |
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来週の東京株は方向感探る展開に、「失望リスク」も内包 来週の東京株式市場は、菅新内閣や5月米雇用統計、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議などさまざまな材料を消化しながら方向感を探る展開となる見通しだ。 メーンシナリオは米雇用改善、G20から世界経済安定に向けたメッセージ、 日経平均の予想レンジは9500円─1万0300円。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
<米経済は堅調、ドル高・円安続くか> 米経済が予想以上に堅調だ。5月の米経済指標には欧州の金融混乱による影響が出るのではと懸念されていたが、5月の米ISM製造業景気指数は前月からやや鈍化したものの、景気を見極めるうえでの分岐点となる50を10カ月連続で超えた。5月の米ISM非製造業指数も5カ月連続の50超えとなり、景気改善の広がりが出ている。 4日に発表される5月米雇用統計で、非農業部門雇用者数の予想中央値は51万3000人増と大幅増加見通し。振れの大きい統計であり、予想値が高いだけに、ネガティブ・サプライズとなる可能性もあるが、5月の米ISM非製造業雇用指数が07年12月以来の50超えとなるなど米雇用は基本的に改善方向にあるとの見方はコンセンサスだ。 米経済が堅調であれば、菅新首相の「円安誘導発言」に期待せずとも、早期利上げ観測の強まりを背景にしたドル高・円安が進行する可能性が大きい。「G20財務相会合で金融危機防止に向けた具体的なメッセージが出れば、投資家のリスク選好度も多少なりとも回復する」(外資系証券エコノミスト)と期待されている。
しかし、リスク回避志向が再び強まり「安全資産」としての円が買われるケースも想定される。 スペイン議会は150億ユーロ規模の財政緊縮法案をわずか1票差で可決したが、8日には公的セクターのデモが予定されている。「ギリシャのように、暴動化したデモがテレビで流れれば、投資家がリスク回避を進めるおそれもある」(みずほ証券エクイティストラテジストの瀬川剛氏)という。円高は日本株にとって現時点は最大のマイナス要因であり、為替の動向には引き続き神経質な展開が続く見通しだ。 6月11日に開幕するサッカーのワールドカップで優勝候補筆頭に挙げられているスペインだが、住宅バブル崩壊に苦しんでおり、緊縮財政がデフレや景気悪化をまねくとの見方もある。不動産開発会社の経営悪化で不良債権が拡大している同国の貯蓄銀行「カハ」はひとつひとつはそれほど大きくないが、45行全部の資産総額でみれば、国内金融機関の約半分を占めている。 国際決済銀行(BIS)の統計によると、各国金融機関の与信額はギリシャ向けが3025億ドルに対し、スペイン向けは1兆1538億ドルとケタが違うため、投資家の警戒心も強い。 日経平均は4日、前日比13円安と小動きだったものの、市場では「特段材料もないにもかかわらず商いを膨らませる銘柄が目立った。指数自体はそれほど動いていないが、違和感がある相場展開だった。リバランスの一環かもしれないが、大口の投資家が動いている可能性もあり、警戒したい」(準大手証券トレーダー)との声が出ていた。 東洋証券・情報部長の大塚竜太氏は「米雇用改善、G20から世界経済安定に向けたメッセージ、菅内閣の経済重視の政策を好感した戻り継続というのがメーンシナリオだが、期待感が先行しているため『失望リスク』もはらんでいる」と慎重だ。11日のメジャーSQ(特別清算指数)算出に向けた攻防も予想されるという。 かざか証券・市場調査部長の田部井美彦氏は「菅新首相誕生への期待がやや強すぎるようだ。首相になれば以前のように為替やインフレターゲットなどについて具体的な数値を挙げてコメントすることはできなくなる」と指摘。「期待値が高い市場は、それを失望として受け止める可能性もあるだろう。5月末で中間決算を通過したヘッジファンドはあらためてユーロ買い・ドル買いポジションを構築しているとの観測もあるため、反対売買による円高進行には警戒が必要だ」と述べている。
国内では、8日に4月経常収支、4月景気動向指数CI速報値、5月景気ウォッチャー調査、9日に4月機械受注、10日に1─3月期GDP2次速報値(予測中央値:実質前期比+1.0%、年率+4.2%)、5月企業物価指数、5月消費動向調査が発表される。 主な米国指標は9日に4月米卸売在庫と米地区連銀経済報告(ベージュブック)、10日に月米貿易収支、11日に5月米小売売上高、6月米ミシガン大消費者信頼感指数速報、4月米企業在庫が発表される。 また11日には、5月中国のPPI、CPI、小売売上高、鉱工業生産、固定資産投資の発表が予定されている。 10日は、ECB理事会と英中銀金融政策委員会が開かれる。 (ロイター日本語ニュース 伊賀 大記) ■□━━━━・・・・・‥‥‥……………………………… G20(20カ国・地域財務相・中央銀行総裁会議) 「菅内閣の経済重視の政策を好感した戻り継続」・・・・・って、 円安誘導したから?? アレッて完全素人発言でしょ! ・・・で、期待感が先行しているため「失望リスク」・・・って、 財務大臣のときの国会答弁で、金融経済関連は素人丸出しなのは ・・・ってことで、菅氏が疎いとされる経済政策の、その一場面を 2010/01/26 国会中継 PR |
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