6/4 お昼の『株価材料』PART Ⅰ

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■株価材料

△トヨタ<7203>、ミニバン「エスティマ」を一部改良・特別仕様車も新設定
トヨタ自動車はミニバン「エスティマ」を一部改良して発売した＝写真。メーターの色を変更してスポーティーな印象にした。車両後部のカラー映像を確認できるモニター機能がついたカーナビをオプションに加えた。全国のトヨタ店とトヨタカローラ店で、合計で月間7000台の販売を目指す。価格は266万7000―447万円で一部改良前と変わらない。排気量3500ccの一部車種とハイブリッド車が新たに「平成17年（2005年）基準排出ガス75％低減レベル」の認定を取得した。

△トステム（住生活グループ<5938>）　住宅用アルミ建材に新色
トステムは窓や引き戸などアルミ製の外装材に新色を加え、このほど発売した。新色は銀系「ナチュラルシルバー」でアルミの素材感を強調した。玄関ドアやシャッターなども含み全22種類に新色を適用した。窓枠やドア枠の配色を同一色で統一できるように工夫した。新色を使った既存部材を「ネクストモダンシリーズ」として売り込んでいく。既に黒や白など計4色がある。価格は変更しない。

△アイシン精機<7259>、ベッドに移動しやすい介護座いすを販売
アイシン精機はベッドなどに移動しやすい介護用座いすを発売した。ひじ掛けの外側に座面が張り出しているため、要介護者が簡単に座いすからベッドに移ることができる。3月から「移乗支援」が介護保険の適用対象になったため、利用者は月1000円前後でレンタルできる。2008年3月までにレンタル店などに1200台の販売を見込む。商品名は「リクライニング昇降座いす『リク楽』」＝写真。販売価格は18万6900円。アイシンがすでに販売している介護ベッドと駆動部品を共有化して製造コストを抑えた。
（日経産業新聞）

▼キッコマン<2801>が続落、健康食品の回収騒ぎを嫌気
キッコーマンが続落、一時１８円安の１７９１円まで売られている。同社が前週末に「国内で他のメーカーなどに販売した健康食品素材『ソイアクト』や関連商品を自主回収する」と発表したことが嫌気されているようだ。米国企業から輸入した原料の一部に日本の食品衛生法で禁止されているガンマ線が照射されていた可能性があるために取られる措置。「照射量は世界保健機関などが安全とする基準の範囲内で健康に影響する恐れはない」（会社側）という。
（株式新聞ダイジェスト）

△住友鉱<5713>など非鉄株が高い、市況高止まりの観測も
三菱マテリアル<5711>や住友金属鉱山<5713>、ＤＯＷＡホールディングス<5714>、大平洋金属<5541>など非鉄株やその関連株に出来高を伴って高くなるものが目立っている。世界的な景気拡大が続く中で、先週末のニューヨーク市場（ＣＯＭＥＸ）で金価格が上昇。同ロンドン市場（ＬＭＥ）でも銅やニッケルなど主要非鉄金属の価格が堅調に推移しており、「今後、米国景気の回復感が強まってくるようなら、貴金属や非鉄の需要もさらに増加して市況は当面高止まりの状況が続く」（市場筋）といった見方が出ている。住友鉱は５月１４日に３０５０円の最高値を付けて以降、日柄調整局面にあったが、この日はそれ以来となる３０００円台に乗せる場面もあった。三菱マテについては持分方適用会社であるＳＵＭＣＯ<3436>の業績好調に着目する向きもあるようだ。

△海運株が買われる、コンテナ船値上げを好感
日本郵船<9101>や商船三井<9104>、川崎汽船<9107>の大手海運３社がそろって買われている。郵船は先週末に続いて年初来高値を、商船三井と川崎汽は同じく上場来高値を更新している。やや難航していたアジア発北米向け定期コンテナ船の０７年度の運賃改定交渉が平均６～７％の値上げでほぼ決着したことを好感している。前期は北米航路が４～５％下落したうえ、０６年春にかけて欧州航路の市況が軟化しことも響いて大手３社の定期船事業は営業赤字となっていた。足下では鉄鉱石や石炭などを運ぶ不定期ばら積み船の市況が高騰しており、これに定期船の採算改善が加われば「燃料価格上昇などのマイナス要因を差し引いても今期収益は増額の公算が高まってきた」（外国証券）という見方が広がっている。定期船事業は行っていないが、この連想から新和海運<9110>や乾汽船<9113>、明治海運<9115>、飯野海運<9119>、太平洋海運<9123>、第一中央汽船<9132>、共栄タンカー<9130>など中堅海運株も軒並み大幅高。これらの関しては「もともと割安感があり水準訂正の余地があったが、最近の急騰でスピード警戒感も意識され始めた」（中堅証券）という声が聞かれている。
（ラジオNIKKEI）

△エクシード３０周年記念モデル
シチズン<7762>時計は、高級腕時計「エクシード」の誕生３０周年を記念したモデルを７日に発売する。文字盤の周囲の枠にチタンと１８金ピンクゴールドを使ったリングをあしらった。バンドは１１０個以上の部品を組み合わせ、装着感をなめらかにしたという。

△女性が快適に過ごせる車
日産自動車<7201>は、セダン「ブルーバード　シルフィ」（排気量１．５～２リットル、５人乗り）を一部改良して、発売した。中心グレードの「２０Ｇ」などに、空気清浄機能を高めた全自動エアコンや、天然のたんぱく質を配合して肌に潤いを与える「ＨＡＤＡＳＡＲＡ」加工のシート生地を採用するなどし、購買客の中心である女性が快適に過ごせるようにしたという。

△薄くても押しやすいボタン
ＫＤＤＩ<9433>は、ダイヤルボタンの押しやすさを損なわずに厚さ１４．７ミリの薄型を実現した携帯電話「Ａ５５２６Ｋ」（京セラ<6971>製）を発売した。ボタンに段差を付けたことで、操作時に隣のボタンとの押し間違いが起こりにくいという。ボタンの字も大きく見やすいものにした。実勢価格は１万円前後。

△動いてもピント合わせ続け
カシオ計算機<6952>は、小型デジタルカメラ「ＥＸＩＬＩＭ（エクシリム）　ＺＯＯＭ」シリーズの新製品「ＥＸ―Ｚ１２００」を８日に発売する。有効画素数は１２１０万画素で、光学３倍ズームのレンズを搭載した。
（読売新聞）

△メディアシーク<4824>、携帯電話端末向けバーコード読み取りエンジンを「料金るるる」に提供

△東芝<6502>、中小規模企業向けＰＣ統合セキュリティシステム「ＰＣ運用上手」を今夏発売

△モーニングスター<3765>子会社、ネットマーケティングとアフィリエイトコンサルティングサービスで提携

△アドバンスト・メディア<3773>、サイネックスと「ＡｍｉＶｏｉｃｅ　議会議事録作成支援システム」販売で提携

△ＮＥＣ<6701>、微細銅配線の低抵抗化を実現する新しい配線材料技術を開発

△ＮＥＣ<6701>など、大規模ＶＰＮ向けに最適なギガビット対応の高速アクセスルーターを発売

△日本ユニシス<8056>、大規模アップグレードサービス強化でインドの「インフォシス」と協業

△日本ベリサイン<3722>、「ベリサインＥＶ　ＳＳＬサーバ証明書」をソニー<6758>銀行に提供

△日立システム<3735>、セキュリティを学べるコンテンツ「セキュリティ落語」を公開

△ＩＳＩＤ<4812>、ＭＴＢＪ向けに市場系商品統合管理システム「Ｃａｌｙｐｓｏ」の導入支援

△ヤフー<4689>、「Ｙａｈｏｏ！ビジネスエクスプレス」で登録審査を迅速に行う新サービスを開始

△セイコー<8050>クロック、無線時計システム搭載の重厚で風格あるホールクロック２機種を発売

△ＮＥＣエレクトロニクス<6723>、日米のハイビジョン規格に準拠したデジタルテレビ用システムＬＳＩを発売

△東京海上日動（ミレアHD<8766>）、ＵＮＥＰ　ＦＩ（国連環境計画・金融イニシアティブ）報告書をＩＷＧが発行

△新日本石油<5001>、グループ１６社でゼロエミッションを達成

△三井住友<8316>銀行、ロンドンに「トレードファイナンス営業部」を設置
（日経プレスリリース）

△沖<6703>データ、中国でプリンター拡販－ラインアップを拡充
沖データは、０７年度に中国でのプリンター売上高を前年度比８０％増の７０億円強に引き上げる。拡販に向け、プリンターの製品ラインアップを拡充し販売体制を整備する。主力のシリアル・インパクト・ドット・プリンター（ＳＩＤＭ）について、中国政府が地方税徴収促進のため採用を推奨している、といった追い風に乗る。カラーページプリンターでも現地販売会社の２事務所を０７年度上期中に支社に格上げするなどして販売体制を整える。
（日刊工業新聞）

△沖電気工業<6703>が続伸歩調
沖電気工業が続伸歩調。フルハイビジョン液晶テレビ用半導体の生産を１．５倍にすると伝えられたことが手掛かりになっている。

△神戸製鋼所<5406>が大幅続伸
神戸製鋼所が大幅続伸。自動車用バンパー部品の生産を倍増と一部で報じられたことが手掛かりになっている。

△ミクシィ<2121>が急伸
東証マザーズのミクシィが急伸。０７年１―３月期の連結経常利益が７億１０００万円（前年同期比８９％増）となったことが好感されている。

△東電通<1955>　埋め立て処分場再生事業など環境関連事業で新たな展開を図る模様。１０年３月期に経常利益２７億円（前期１６億円）を目指すという。

△ソリッドＧＨ<7602>　０７年３月期の決算発表を４日に再延期。運転資金の確保で対応続け、決算処理が確定できず。

△医学生物<4557>　スイスのロシュと試薬の販売と代理店契約を締結したことなどが材料。今回の契約で、自社技術を用いた製品を世界的な大手診断薬企業に導出することが可能となる。

△平和不動産<8803>が連日の年初来高値
平和不動産が連日の年初来高値更新、株価４ケタ相場の実現に拍車がかかってきた。東京証券取引所の大家さんで、東京市場の活況が手掛かりになっているうえ、日本橋・兜町を軸とした新金融街構想も支援材料だ。
（株式市場新聞）

■東京電力<9501>が５日ぶりに反落、デフェンシブが安い
東京電力が、７０円安の４０４０円と５日ぶりに反落している。配当利回り、デフェンシブ銘柄として買われていたが、日経平均株価１万８０００円台乗せ、為替相場が１２２円台ということもあって、電力株・薬品株などに売りが先行している。株価は４月１８日の戻り高値４１９０円を前にして目先調整が強まろう。

△ユー・エス・ジェイ<2142>はストップ高人気から続伸。好業績バネに９万円奪還へ
ユー・エス・ジェイは続伸。３１００円高の７万６６００円で始まり、８万円台に乗せている。東証マザーズ値上がり率上位にランクインしている。とくに何か材料が出たわけではないが、前営業日１日に７万３５００円ストップ高という人気が、今朝も続いているもようだ。５月１０日に発表した、２００７年３月期決算が増収増益で、とくに経常・純利益は前年の損失計上から黒字転換となったことから、人気化していた。２００８年３月期業績予想も、前年実績比増収増益。とくに純利益は４５．０％増の５５億円を見込んでいる。今年３月上場以来のチャートを見ると、５月に９万０９００円でピークを描き、その後下落したものの、トレンドラインは上昇。最近、新興市場のＩＰＯで不振な銘柄も多いなか、同社は公開価格４万９０００円割れはほとんどなく、４万円台から７万円台へと、下値を切り上げてきている。今後も、好業績をバネに、続伸と行きたいところ。まずは９万円ライン奪還が目標だ。

▼中外薬<4519>が反落し年初来安値に急接近、２２５採用銘柄の値下がり率ランキングの上位に
中外製薬が、９０円安の２４３５円と反落し２２５値下がり率ランキングの上位に入っている。５月３０日の中央社会保険医療協議会（中医協）の総会が、他社の新しい腎性貧血治療薬の薬価を、中外薬の主力製品「エポジン」よりも安価に設定したこと受け、処分売りが続いている。株価は、２月２３日につけた上場来高値３２００円から１月１１日につけた２３８０円の年初来安値に急接近し、ほぼ往って来いの水準。２４００円処が目先の底となるか見極めが必要となろう。　

△朝日ラバー<5162>はギャップアップ→続伸。新興市場でも、好業績で手堅い銘柄物色
朝日ラバーはギャップアップ→続伸。１０円高の６２２円で始まり、６９４円まで買われている。ジャスダック市場値上がり率上位にランクインしている。とくに何か材料が出たわけではなさそうだが、５月２４日に発表した、２００８年３月期の連結業績予想が、前年比増収増益で、売上高、営業・経常・純利益とも、それぞれ１割超～４割近い増収増益を見込んでいることが、見直されているもようだ。今朝は市場全体の地合いが良く、日経平均株価をはじめとした、ジャスダック、マザーズ、ヘラクレスの指数は小幅続伸となっている。そうしたなかで、同社のような自動車関連、業績堅調、技術力あり、大口株主には信託口や銀行などが並んでいる、買い安心感のある銘柄が物色されているもようだ。単位は５００株なので、現在の株価で３０万円台と、値ごろ感も魅力。まずは３月高値の８００円ラインまでの戻りが目標。それを上抜けるようなら、２００６年につけた９００円、１０００円ラインも視野に入る。

△オルガノ<6368>が４日続伸、２０００円大台に乗せ上場来高値を更新
オルガノが、９０円高の２０１０円と４日続伸し５月９日につけた上場来高値１９４６円を更新している。同社が超純水の製造装置を増産するため、いわき工場（福島県いわき市）を拡張するとの日本経済新聞社の報道を好感している。超純水は半導体などの生産工程で洗浄に使われ、電子産業を中心に需要が急増している。今回はこれに対応するもので、約２０億円を投じて新工場棟を建設、来春稼働させるという。

△カヤバ工業<7242>はジリ高。岐阜の新工場も買い材料に
カヤバ工業は小幅続伸。寄り後は１４円高の５６７円まで買われている。もともと続伸傾向で来ていたが、今朝の日経新聞等で「ＫＹＢ、岐阜に部品加工工場」と報道されたことも、買い材料となっているもようだ。報道によると、岐阜県可児市に、建設機械向け油圧シリンダーの、部品加工工場を建設する。今期、約２０億円を投資して第１期工事に入り、２００８年春の稼動を目指す。油圧シリンダーの生産能力を３割引き上げ、新興国で販売好調な、建機メーカーの需要を取り込むという。チャートを見ると、トヨタ自動車<7203>系ということもあり人気化していたが、４月末～５月初めに、好決算発表等で７００円台から５００円台へと急落。その後、２１日につけた５０５円を底に、反発してジリ高で来ているところだ。今期業績予想は、好決算だった前年に比べてさらに増収増益を見込んでいる。現在の株価で、ＰＥＲは１０倍台、ＰＢＲは１倍台と、とくに割高感もない。大口株主は、トヨタ自動車のほか、ブリヂストン＜５１０８＞（東１）、信託口、生損保、都銀、ＵＢＳ系などの優良外資が並んでおり、買い安心感も充分だ。

△日本郵船<9101>が５日続伸し連日の年初来高値更新
日本郵船が、６４円高の１１９８円と５日続伸し連日の年初来高値更新となっている。アジア発北米向け定期コンテナ船の２００７年度の運賃交渉が２年ぶりに引き上げでほぼ決着したとの日本経済新聞社の報道を好感している。上げ幅は平均で６―７％で、北米西海岸向けの場合、４０フィートコンテナ１個当たり５０―１００ドル（２―４％）となるという。株価は、８９年１２月につけた上場来高値１２５０円を視野に入れている。また、日本郵船系の新和海運<9110>が４ケタ大台に乗せ新値追い。太平洋海運<9123>、明治海運<9115>、乾汽船<9113>など小型の海運株の上昇が目立っている。

△ＧＳユアサ<6674>は環境関連、新しい視点で大きく飛躍しそうだ
ジーエス・ユアサ　コーポレーションは本格出直りに期待。三菱商事<8058>、三菱自動車工業<7211>と共同で電気自動車用大容量リチウムイオン電池の合弁会社を設立することになった。三菱自動車が２０１０年までに市場投入を目指している次世代電気自動車へ供給する計画だ。また、フォークリフトなど建機でもガソリンからバッテリーへの移行が進むなど、地球温暖化とのからみでバッテリーの需要は今後大きく伸びるものと期待されている。自動車用バッテリーが好調に推移していることなどから前３月期の営業利益は６７億円（前々期５６億円）と２０％増益の好調な決算を達成し、今期も１００億円、４７％増へさらに躍進する見込みにある。環境関連株としての新しい視点で大きく飛躍しそうだ。

△明電舎<6508>・東映<9605>などダヴィンチ保有株が高い
明電舎が、１８円高の５２９円と４日続伸し新値追いとなっている。ダヴィンチ・アドバイザーズによるＴＯＢの期待など思惑買いが続いているようだ。１日、第２位株主でダヴィンチ・アドバイザーズ系の投資会社、アルガーブの保有株比率が５月２５日時点で１０．８３％に上昇したと発表した東映も、５月８日につけた年初来高値８６５円を窺う動きになっている。

△三井造船<7003>は続伸。７００円に肉薄の現在、次のフシは８００円ライン
三井造船は続伸。２３円高の６８８円で始まり、寄り後は６９０円台に乗せている。もともと造船株は人気だったが、今朝の日経新聞で「三井造船、船舶排水の微生物処理、装置開発」と報道されたことがさらに買いを呼んでいるもようだ。開発したのは、船体を安定させるために、船底に積む海水に含まれる微生物を、処理する装置。海水が本来の生息地から他国に運ばれて排出され、生態系を壊すケースが相次いでおり、２００９年にも国際的な規制が導入される見通しという。長期チャートを見ると、株価はうなぎのぼりに続伸中。６００円ラインを超えた現在、次のフシは１９９０年につけた８００円ライン。さらに続伸するようなら、１９９０年につけた上場来高値１０１９円も視野に入る。とはいえ、現在の株価でＰＥＲは約３６倍、ＰＢＲは約５倍と、明らかに過熱ぎみだ。

△津田駒工業<6217>は好業績見通し・取組妙味から４日続伸
津田駒工業が、６円高の４０４円と４日続伸し上値追いを鮮明にしている。繊維機械の総合首位の津田駒工業は、１１月決算で４月２日に第１四半期業績を発表している。売上高は前年同期比２７．０％増の１１８億５７００万円、経常損益は赤字から黒字転換し５億１２００万円、当期損益も赤字から黒字転換し４億８８００万円となった。建設機械、航空機向け等が堅調に推移している。これを受け、半期の経常利益は従来予想を２億３０００万円上回る９億８０００万円、純利益も同２億３０００万円上回る８億８０００万円と増額修正した。５月２２日に中堅航空機部品メーカーが欧米航空機メーカー向けに中小型機用の部品・素材を一斉に増産すると報じられ、同社が受ける恩恵も大きいと思われる。信用取組倍率も１．６１倍の好取組となっており、直近１０日高値４１１円抜けから昨年８月高値４１７円奪回の動きが期待される。

▼期待裏切った伊勢丹<8238>、一転減益で処分売り継続、突込み待ち
伊勢丹は、安値を結んだ下値支持線を切り下げ足が急。０８年３月期の営業利益は４期連続増益が期待されていたが、一転して減益予想の数字となったことで見切り売り。前々週まで、週足陰線が９本連続、そろそろ底値圏とみられる。戻りを狙って、信用を使った買いが入っている。
（証券日刊新聞）

△エアコンのシェア激戦　松下<6752>・ダイキン<6367>・三菱電機<6503>が新機能で差別化
家庭用エアコンのシェア争いがヒートアップしている。２割を取れば首位に立てるという家電製品最大の激戦区。２００６年度まで２年連続トップの松下電器産業と、巻き返しを狙うダイキン工業、三菱電機による“御三家”の戦いが焦点だ。

△ユニリーバ　全営業車両をハイブリッド　ＣＯ２削減で９月に
シャンプーやリンスなど家庭用品の世界的な大手、ユニリーバの日本法人、ユニリーバ・ジャパンは、二酸化炭素（ＣＯ２）排出量を削減するために、９月からすべての営業車両を電気モーターとガソリンエンジンを併用したハイブリッド車に切り替える。同社ではＣＯ２削減の具体的な施策について検討を重ねてきた。その結果、一台あたりの年間走行距離が平均約１万５０００キロメートルを超える営業用の社用車を、業界に先駆けてハイブリッド車のトヨタ<7203>「プリウス」に切り替えることを決定。これにより、ＣＯ２排出量を現行の営業車よりも約半分に削減できると推定している。プリウスへの切り替えは９月以降、現行のリース期間が終了する車から順次、実施する。切り替え車両台数は、寒冷地で使用する４ＷＤ車を除く７９台になる予定だ。ユニリーバは欧州を本拠に世界１００カ国以上で事業展開し、日本では「ラックス」「ダヴ」「モッズ・ヘア」「リプトン」などのブランドで有名。環境への取り組みでも世界的に評価が高い。

△トヨタ<7203>、海の上でも名声　ＮＺ艇　ルイ・ヴィトン杯決勝で連勝
世界最高峰のヨットレースであるアメリカズカップ（ア杯）の挑戦艇を決めるルイ・ヴィトンカップ決勝（ＬＶ杯、９回戦制５戦先勝）の２回戦が２日、スペインのバレンシア沖で行われ、ア杯奪回を目指すエミレーツ・チームニュージーランドが伊ルナロッサ・チャレンジに連勝、順調なスタートを切った。アラブ首長国連邦のエミレーツ航空とともに、チームニュージーランドのスポンサーに名を連ねているのが、今年中に世界自動車販売台数で首位に立つとみられるトヨタ自動車の現地法人。ア杯チャレンジに数十億円以上かかるとされる巨額の費用を支援。海の上でも名をあげる。

△東芝<6502>ソリューション　産廃物広域処理　情報機器で認定
東芝ソリューション（東京都港区）は、情報通信機器の産業廃棄物を回収し、処理をするために産業廃棄物広域認定制度の認定を取得した。産業廃棄物の処理は自治体ごとに認可を受けた産業廃棄業者に依頼する必要があり、手続きも煩雑になりがちだった。同制度の認定を取得すると、メーカーが自社製品の産業廃棄物処理を広域的に行うことができる。今回、認定を取得したことで、全国の事業所が保有する東芝ソリューション製と東芝製の対象機器については一括処理が可能。また、同社は今後、情報システムの導入・運用にとどまらず、廃棄処理まで含めた一貫サービスを提供できるようになる。
（FujiSankei Business i）

■注視銘柄

5405住友金属工業
5713住友金属鉱山
6425アルゼＨＤ
5541大平洋金属
7917エフピコ
5711三菱マテリアル
5714 ＤＯＷＡホールディングス
3722日本ベリサイン
6723 ＮＥＣエレクトロニクス
7867タカラトミー
5456朝日工業
4681リゾートトラスト
8929船井財産コンサルタンツ
2782セリア
9127玉井商船
3789ソネットエンタテインメント
7752リコー

■免責事項
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