「京都デニム」デザイナー桑山豊章さんが作品展－伝統技術の実演も
烏丸経済新聞　2010年05月29日
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　京都デニム（京都市下京区小稲荷町、TEL 075-352-1053）は5月29日から、京都駅ビル駅前広場で同社デザイナー桑山豊章さんの作品展を開催する。

　同展は、環境をテーマに大阪ステーションシティと京都駅ビルが初めてコラボレーションして行う「ハッピーデニムプロジェクト」の一環。展示作品は、桑山さんが「Sakura Rock」「Happy」「KAZE」の3つのテーマで、デザインだけでなく自ら染色も手がけた作品10点を展示する。

　桑山さんは呉服製造業を家業とする家に生まれ、2008年に「京都デニム」を発表した。着物の染色技術を使って1点ずつ職人が染めて製作する同社商品は、京都らしい伝統技術が反映されることから、国内外に多くのファンを持つ。

　6月5日には、ファッションショー「Happy☆京都デニムコレクション」と、デモンストレーション「京都デニム　伝統技法と歴史の継承」も開催する。デモンストレーションでは、同社デニム生地に京友禅を描く伝統工芸士・木戸源雄さんによる「デニムへの京友禅の染色実演」と、京組みひもの伝統工芸士・梶操さんによる「京くみひも・高台でのくみひも実演」を予定。「京都の染色技術、手仕事の継承をテーマに、人が作るものの美しさを感じていただければ」と同社プレスの宮本さん。ファッションショーは13時～、15時～の2回（各回約30分）。

　同展開催にあたり、桑山さんは「京都以外から訪れる方が必ず通る京都の玄関口『京都駅』での開催を大変光栄に思う。全国・海外からお越しの方にも、京都の手仕事をもっと身近に感じていただきたい」と意気込みを語る。

　開催時間は10時～19時。6月4日まで。

京都デニム
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京都デニムストーリー＜KyotoDenimStory＞

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