2024 11,24 00:32 |
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2010 05,02 22:00 |
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ギリシャ、支援策でIMFやEUと最終合意 【ロンドン=是枝智】ギリシャ政府は2日、通貨ユーロを採用するユーロ圏と、国際通貨基金(IMF)から協調融資を受ける代わりに、財政赤字の削減策を行うことで最終合意したと発表した。 ユーロ圏の国がIMFから支援を受けるのは初めて。支援額は3年間で最大1200億ユーロ(約14・9兆円)にのぼる見通しだ。ユーロ圏は2日夕(日本時間同日深夜)、緊急財務相会合を開き、支援内容を正式決定する。 ギリシャは、公務員給与を3年間凍結するほか、クリスマスなどに支払われていた約2か月分の特別給与を廃止する。公的年金の支給額も削減し、日本の消費税に相当する付加価値税(VAT)の税率を21%から23%に引き上げる。これにより、財政赤字を3年で300億ユーロ(約3・7兆円)減らす計画だ。 一方、初年度2010年の支援額は計450億ユーロ(ユーロ圏=300億ユーロ、IMF=150億ユーロ)の見込み。ユーロ圏の分担額はドイツが最多の84億ユーロ、フランスが63億ユーロ、イタリアが55億ユーロなどとなる。 ユーロ圏各国は今後、支援法案の閣議決定や国会審議を急ぎ、ギリシャが85億ユーロの国債償還を控える19日までの融資実行を目指す。 【関連記事】 PR |
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