2024 11,23 10:56 |
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2010 05,02 08:00 |
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ギリシャ支援策決まれば上値試す展開も=来週の東京株式市場 来週の東京株式市場はしっかりとした展開が予想される。大型連休の谷間で市場参加者は細ることが予想されるものの、最近の米経済指標の改善や為替の落ち着きなどを背景に投資環境は改善傾向にある。 国内企業の好業績は織り込みつつあるが、個別で市場予想を上振れる銘柄には人気が集まっている。連休中にギリシャ支援策が決まれば、ユーロ圏経済への懸念が後退し上値を試す場面もありそうだ。 日経平均の予想レンジは1万0800円―1万1300円。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
5月第1週(6―7日)は、大型連休の谷間で取引日数が2日間と少なく、米国株や為替などの外部要因に左右されると予想される。ただ、日本株の投資環境は緩やかながら改善傾向にあり、好調な企業業績を受けて海外投資家の買い意欲も根強い。「連休中に想定外の悪材料が出なければ、上値を試す公算が大きい」(大和証券・キャピタルマーケッツ投資戦略部部長、高橋和宏氏)とみられている。 焦点となっているギリシャの財政問題については、国際通貨基金(IMF)、欧州連合(EU)、欧州中央銀行(ECB)が支援策を協議しており、債務危機が他のEU諸国に波及するのを防ぐため、数日以内にも交渉を成立させたい意向と伝えられている。日本の大型連休中に支援策が具体化すれば、いったん不安心理が後退し、円安/株高という展開が考えられる。 一方で米格付け会社のS&Pが28日、スペイン国債を格下げしたことで「ユーロ圏の財政問題や景気に対する懸念は払しょくしにくい。格下げをめぐる様々なうわさが流れる中で為替が円高方向に振れれば、日経平均の1万1000円割れも視野に入る」(東海東京証券・エクイティ部部長の倉持宏朗氏)との声も出ている。 スケジュール面では、5月3日に4月米ISM製造業景気指数、5日に4月米ISM非製造業景気指数が発表される。足元の米経済指標の改善が確認されれば、日本株にも追い風となりそうだ。国内の決算発表は、6日に任天堂(7974.OS)、7日に三菱商(8058.T)、伊藤忠(8001.T)、パナソニック(6752.T)、東芝(6502.T)などが予定されている。 (ロイターニュース 河口 浩一記者) PR |
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