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2010 04,25 17:00 |
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ゴールドマン・サックス訴追で気になるバフェット氏の動き SECが証券詐欺罪でゴールドマン・サックスを提訴した。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
インターバンク直結提供 市場は常に先を読んで動くもの。そのため足元の景気の回復基調に浮かれて、各国の市場も順調に上げてきたが、突然、米証券取引委員会(SEC)が腰を上げて米金融大手ゴールドマン・サックスを訴えてきた。 SECは、同社がサブプライム・ローン問題で値下がりの予想されていた商品を投資家に売り付けることで巨額の利益を得ていたとして、証券詐欺の疑いでニューヨーク連邦地裁に提訴したのだ。米メディアによると、投資家の損失は数十億ドル(数千億円)に上るという。 ことの内容は日本のメディアが伝えているような単なる利益の相反を巡る争いよりは、もっと根深いものであるのかも知れないが、市場が冷水を浴びせられたのは確かである。どこの国でもそうだが浮かれて驕り高ぶっていると世間の反発を招き、過去の綻びや無理したビジネスが摘発されるのが世の常だ。 ウォール街の一部の連中によって生活をガタガタにされた国民が多いなかで、そのウォール街がたちまち大きな利益を上げ巨額な報酬をもらっているのでは反発が出るのも当然だろう。 日本のライブドア事件に似ていると思えなくもない。そのライブドアがいまや韓国の資本に買収されたとか。今回のゴールドマンサックスの訴訟の行方はまだ不明だが、成り行きによっては他社にもおよぶ可能性もあり、しばらく市場は神経質な動きになるのではないだろうか。 米国の天才投資家ウォーレン・バフェット氏もゴールドマンサックスの大株主だが、かつてソロモンブラザーズが、不祥事で摘発された時には大株主だった彼が自ら出てきて経営に当り、そのために事態が急速に収拾したという例もある。 この種のスキャンダルを最も嫌っている彼の動きも気になるところである。
そのバフェット氏だが、これまでの彼の投資法は一貫していて「買うのは企業、株価ではない」と、市場が急変して株価が下げた時に、市場の目先きの動きとは関係なく将来も着実に成長する企業を安値で買ってきた。 「世の中が恐怖に陥っている時に、私はむしろ楽観的に見る」という彼にとって、冷水を浴びせられたウォール街や、いよいよ住宅バブル抑制に動きだした中国市場などはどう見えているのだろうか。気になるところである。 しかしもともと市場はいつも合理的に動いているわけではない。だいいち市場がいつも合理的だったら面白いはずはないし、時として合理的な動きとは外れて動くから、そこにチャンスが出てくるのである。バフェットさんが動くのはそういう時である。
市場に参加するなら自分のスタンスをまず彼のように決めておくのも一法だろう。トレーディングが目的であれば、目先の不合理な動きについていくしかない。中長期を目指す投資なら、企業の実体価値と株価が大きく下にずれた時を狙うことだ。 今回のような世界的に規制の動きが高まりそうな時は、目先は当局の指の動きに神経を尖らせるような相場になるだろうが、景気を殺してしまうような規制の強化は、まともな国ならまずやるまい。これまでの日本はむしろ例外であり、度重なる失政で市場どころか国まで危うくするおかしな国は日本の他にはないだろう。 この日本の教訓を他の国はしっかり学んでいるはずである。国が間違うリスクほど大きなリスクはないことを知らなかったのは日本だけであり、米中のようなしたたかな国々が日本の二の舞になることはまずあるまい。 当面は当局の出方を見ながら神経質な動きになるだろうが、今回の上昇相場に乗れなかった投資家にとっては、投資の基本から学べるいいチャンスになる可能性があるだろう。しっかり変化を見定めてポートフォリオの再構築を考えるといい。 ■□━━━━・・・・・‥‥‥……………………………… 市場が急変して株価が下げた時に、市場の目先きの動きとは関係なく将来も着実に成長する企業を安値で買ってきた。 「世の中が恐怖に陥っている時に、私はむしろ楽観的に見る」という彼にとって、冷水を浴びせられたウォール街や、いよいよ住宅バブル抑制に動きだした中国市場などはどう見えているのだろうか。気になるところである。
やっと経済が落ち着きを取り戻しつつある現在、 今回はワザと書かない。。。 PR |
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