2024 11,23 12:10 |
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2010 04,10 14:00 |
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日本株は目先は強気、年後半はマイナス要因多い=ゴールドマン ゴールドマン・サックス証券(GS証券)は、8日付のリポートで、日本株は目先は循環的な株価上昇局面が続くとして、TOPIXの目標水準を1150に引き上げた。 ただ、年後半に関しては、米国の経済成長の鈍化や資金フロー、構造改革の行き詰まりなどリスク要因が多く、上昇は難しくなるとみている。 2010年第2・四半期の投資スタンスとしては、短期的な株価上昇局面で利益を得るため、チャインドネシア関連セクター/銘柄や小売、不動産など内需関連の一角のほか、大幅増配が見込める銘柄に注目している。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
GSによると、TOPIXは09年3月の安値から既に41%値上がりしたが、景気の回復や追加の経済対策、一段の金融緩和、円安進行、さらには12年3月期まで続く収益拡大への期待から、短期的に強気の姿勢を継続する、としている。同証券の12年3月期までの新収益予想では、TOPIXのEPSが10年3月期の26.8円から12年3月期には55.7円に2倍以上に増加すると予想。これを踏まえ、GSは10年のTOPIX目標水準を従来の1050から1150に引き上げた(現在の水準からの上値は16%)。 また10年度に注目すべき動きのひとつとして、日本企業のキャッシュフローの増加を指摘している。慎重な設備投資計画は設備投資関連企業にとってはマイナス材料であるが、減価償却費の負担を軽減し、キャッシュフローを増加させるという意味で市場全体にとってプラスに作用する可能性があるといい、このキャッシュは主に海外でのM&Aや配当、自社株買いに使われるとみている。 一方、リスク要因として、米国の経済成長の鈍化や外国人投資家による追加的な大規模買いの限界、持ち合い解消、さらには7月の参院選後もデフレ脱却に向けた本格的な構造改革が進まない──などを挙げ、年後半の日本株の上昇は難しくなる、とみている。 このため、第2・四半期のポジショニングとしては、短期的な株価上昇局面で利益を得るため、チャインドネシア関連セクター/銘柄や、小売や不動産など内需関連の一角のほか、大幅増配が見込める銘柄に注目している。 PR |
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