明日の日本株の読み筋＝小売り決算と機械受注統計に注目
モーニングスター　2010/04/07/18時44分配信
http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20100407-00322632-mosf-market

　８日の東京株式市場は、小売りの決算と寄り付き前発表の２月機械受注統計に注目。決算はファーストリテ <9983> の１０年２月中間期決算、７＆ｉＨＤ <3382> の１０年２月期本決算など。ファーストリテは３月既存店売上高で２ケタ減となっただけに、今後の動向をみておきたいところだ。

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　経済指標では、２月の機械受注が発表される。「改善期待が強い」（中堅証券）との声がある一方で、「好材料を順調に消化できるほど地合いは良好だが、機械受注はブレが大きい。多少の誤差であれば、上ブレても相場に大きな影響を与えるものではないだろう」（準大手証券）との指摘もある。

　７日は円安一服、短期的な過熱感、ＳＱ（特別清算指数）絡みの売りなどいくつかの警戒要因があったものの、輸出関連株への利益確定売りで得た資金が金融株へ集中。指数は底堅く推移した。高値警戒感はあっても、大きく下ブレるような展開は想定しにくく、日柄調整が続きそうだ。

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
提供：モーニングスター社