明日の日本株の読み筋＝先物主導で乱調展開か
モーニングスター　19時21分配信
http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20100406-00222632-mosf-market

　７日の東京株式市場は、先物主導で乱調展開か。ＳＱ（特別清算指数）前の水曜日は下がりやすいとの経験則から、「魔の水曜日」と言われており、オプションＳＱの最終売買日（８日）を前に「ＳＱ絡みの売り」（国内投信）が警戒される。１日に第一生命保険 <8750> という大型企業の上場があったものの、東証１部の出来高は２０億株前後、売買代金も相変わらず２兆円に届かないなど、特に活況とはいえない。足元では手掛かり材料不足で、「売りのきっかけ待ち」（中堅証券）ともいわれ、商いが伸び悩むなか、先物への動きに揺さぶられる展開となりそう。

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　ただ、６日の日経平均株価は、先物主導で下げ幅を１００円超に拡大したあとに持ち直すなど下値は限定的だった。「１万１０００円に接近、もしくはフシ目を割った水準では出遅れた投資家による押し目買い」（同）が支えとして期待されており、外部環境が大きく変わらない限りは、積極的に売り込むような動きもみられないだろう。なお、あすは日銀金融政策決定会合の結果が公表されるが、３月に新規オペの供給額拡大を実施したばかりで、今回の会合で材料になるようなことはあまりないとの見方がある。（宮川子平）

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供：モーニングスター社