5/29 午後の『株価材料』

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■株価材料

△味の素<2802>もマヨネーズを値上げ・17年ぶり、キユーピー<2809>に追随
味の素は29日、マヨネーズを17年ぶりに値上げすると発表した。7月3日出荷分から家庭用と業務用の出荷価格を約10％引き上げる。原料の食用油の価格が5年前の1.4倍程度に上昇し、合理化による吸収が限界にきたとしている。今月8日に値上げを表明した最大手のキユーピーに追随する。家庭用では「ピュアセレクト　マヨネーズ」の全商品を10％弱、脂質の少ない「ピュアセレクト　ハーフ」の全商品を6％弱、それぞれ出荷価格を引き上げる。
（NIKKEI NET）

△ゴールドウイン<8111>株が急騰、東証1部値上がり率2位
午後の株式市場では、ゴールドウイン株が急騰。午後零時５３分現在で東証１部値上がり率２位となっている。市場関係者によると、特に新たな材料は出ていないが、テクニカル面での妙味などを手掛かりに買いを集めているという。１８日に発表された２００８年３月期連結業績予想は売上高が前年比３．３％増の４７３０億円、営業損益が９億円の赤字、経常利益が同３３．５％増の１５億円、純利益が同２９．７％増の１１億円となっている。

△豊田通商<8015>、120万株・40億円上限に自社株買い
豊田通商は２９日、発行済み株式総数の０．３４％にあたる１２０万株、取得総額４０億円を上限に自己株式を取得すると発表した。取得期間は、６月２６日開催予定の定時株主総会終結の日の翌日から１年間で、取得理由はストックオプション実施などのため。
（ロイター）

▼日本触媒<4114>---一時安値更新、前日にはみずほが格下げ
一時年初来安値更新とさえない動きが目立つ。前日にみずほが投資判断を「２」から「３」に格下げしていることが売り材料につながっている模様。ナフサを中心として原料価格は会社側の想定を上回る可能性としており、会社側の業績計画も下回ると見ているようだ。営業利益は会社側の13％増益見通しに対して、 2.9％増益にとどまる予想。

▼スクリーン<7735>---さえない、大和の格下げが響き(訂正)
さえない。前日に大和が投資判断を「２」から「３」へ格下げしていることが売り材料につながっている。ＦＰＤ製造装置の採算悪化を背景とした業績モメンタムのトーンダウンに加えて、ＰＥＲ水準も業界他社と比較して割安感が乏しくなったとも指摘している。

△新日鉄<5401>---銀行上値重く、鉄鋼、機械などへシフトか
前場高値を超えてきている。みずほＦＧ<8411>など強い動きをみせていた銀行の上値は重く、短期資金は昨日強い動きをみせていた鉄鋼、機械などへシフトか。25日線レベルからの上振れとなるか注目される。

△ＦＣＣ<7296>---ＪＰモルガンでは「NEUTRAL」に引き上げ
続伸で25日線に接近。なお、ＪＰモルガンでは投資判断を「UNDERWEIGHT」から「NEUTRAL」に引き上げたようだ。目標株価2440円は据え置いている。

△フィールズ<2767> 続伸。
トップ人事が話題となっているようだ。25日に発表された代表者の異動によると、41歳の大屋高志執行役員が代表取締役社長に就任するとしている。大屋氏は今年3月まで、ドイツ証券でＩＴ・ゲーム業界のアナリストをしていた経歴をもつ。

△ＮＥＣエレ<6723> 上げ目立つ。
海外大株主がＮＥＣ<6701>に対して、同社との親子上場に見直し要求と報じられている。事業の選択と集中を行なえば、企業価値は1兆円に高まるなどとも指摘している模様であり、今後の展開に対する期待感が先行。親子上場解消ならば、株式の一部を買い取ってもよいとしていることから、需給不安への警戒も強まる状況ではない。

▼レイテックス<6672> ストップ安売り気配。
修正幅の大きさがネガティブに捉えられているようだ。同社は28日、07年5月期の業績予想を大幅に下方修正している。経常利益については、従来予想の6.66億円から1.48億円（前期2.14億円）にまで減額された。

△リゾートソリュ<5261>---ＨＳＢＣでは720円に引き上げ
じりじりとリバウンドをみせている。5日、25日線との短期ゴールデンクロス発生。なお、ＨＳＢＣでは業績予想を微調整し、目標株価を680円から720円に引き上げている。開発事業頼みの収益拡大からバランスの取れた収益拡大への転換を予想。

△東電<9501>---ＭＳでは「Overweight」に引き上げ
6営業日ぶり反発も25日線が上値抑える。なお、モルガン・スタンレーでは、投資判断を 「Equal-weight」から「Overweight」に引き上げたようだ。また、目標株価を減額修正するも、中部電力・東京ガスの投資妙味は高まりつつあると。

△ＳＵＭＣＯ<3436>---後場も高値レベルで強い動き
後場も高値レベルで強い動き。業績上振れが評価されている。メリルリンチでは、上方修正された会社計画は、依然保守的と判断。ポジティブサプライズとし、積極的な「買い」を推奨。

△三洋電<6764>---均衡表の雲を一気に突破
大幅上昇。野村証券ではレーティングを「5」から「3」に引き上げている。構造改革が最終局面を迎え、08/3期以降の黒字体質定着の可能性が高まったと。大幅上昇して始まり、均衡表の雲を一気に突破、遅行スパンは上方転換シグナルを発生している。

△アイシン<7259>---25日線レベルでの攻防
25日線レベルでの攻防。なお、ＨＳＢＣでは「OVERWEIGHT」を再確認している。税制改正の影響を織り込み、業績予想を下方修正したが、会社計画は保守的。目標株価5040円を継続したようだ。

□伊勢丹<8238> 安値更新後は下げ渋りみせる。
日興シティでは、先行投資負担増加が利益圧迫要因となり、投資回収期入りまで待ちの姿勢を要すと。投資評価を「2Ｍ」へ、ターゲットを1900円に引き下げている。

△日工検<9784> ストップ高買い気配。
業績の上振れが好感されているようだ。2月中旬に続いて07年3月期の業績予想を上方修正しており、経常利益で従来予想の6.4億円に対して8.02億円となる見通し。また、期末配当については5円増配の15円に引き上げている。
（フィスコ）

△ＤｙＤｏ<2590>が３日続伸、第１四半期の赤字縮小を材料視
ダイドードリンコが３日続伸、一時１００円高の４７３０円まで買われている。２８日に今０８年１月期第１四半期の連結決算を発表、経常および最終の赤字幅縮小が材料視された。経常赤字は２億１７００万円（前年同期４億５００万円の赤字）、最終赤字は２億３００万円（同２億９８００万円の赤字）となった。コーヒー飲料のブランド力の強化を図るとともに、第２の収益柱とするミネラルウオーター市場でのシェア拡大のため、販売体制の整備に努めた。７月中間期予想は経常利益６億５０００万円（前年同期５億２８００万円）を据え置いている。
（株式新聞ダイジェスト）

△野村証が三洋電<6764>を「３」へ２段階格上げ
野村証券は２９日付で三洋電機の投資判断を「５」から「３」（中立）へ２段階引き上げた。リポートでは「構造改革が最終局面を迎え、黒字体質定着の可能性が高まる」などとしていた。野村証では０８年３月期の営業利益４７０億円（５％減）、来期５６０億円（１９％増）と試算している。
（ラジオNIKKEI）

△ローソン<2651>、店内設置の銀行共同型ＡＴＭに９月から千葉銀行<8331>のサービスを追加

△新日鉄<5401>エンジニアリング、中国の首鋼京唐鋼鉄から大型コークス乾式消化設備を受注

△ＷＯＷＯＷ<4839>とニフティ<3828>、海外ドラマファン向けコミュニティサイト「海外ドラマＮＡＶＩ」を開設

△ソニー<6758>、ＰＣなしでＤＶＤディスクにダビングができるＤＶＤライター「ＶＲＤ－ＭＣ５」を発売

△ソニー<6758>、長時間の撮影ができるＡＶＣＨＤ　ＨＤＤデジタルハイビジョン「ハンディカム」２機種を発売

△ソニー<6758>、メモリースティックにハイビジョン映像を記録できる超小型ハンディカムを発売

△トステム（住生活グループ<5938>）、開放感がありながらもプライベート空間を守る面材「コートラインＩＩ」を発売

△エプソン<6724>グループ、森林の環境的な持続可能性に配慮した紙製品の調達方針を制定

△明治製菓<2202>、夏向けスティックチョコ「フランきりっとドライカカオ」など２品を発売

△マツダ<7261>、軽自動車「マツダＡＺ－ワゴン」を一部改良して発売、軽自動車「マツダスピアーノ」を一部改良して発売

△ファンケル<4921>、おやつにぴったりな「発芽米　健康ポップライス　和風カレー」を発売

△エレコム<6750>、ゲーム機「Ｗｉｉ」のリモコンを保護する「シリコンカバー」３タイプなど発売

△オウケイウェイヴ<3808>、Ｑ＆ＡサイトのＯＥＭサービス「ＯＫＷａｖｅ　ＱＡ　Ｐａｒｔｎｅｒ」を提供

△王子<3861>特殊紙、視覚的効果が得られるファンシーペーパー「ハーフエア」を発売

△キングジム<7962>、実用的な機能搭載のオフィス向け低価格ラベルライター「テプラ」を発売

△デンソー<6902>、７月に人事・福利厚生サービス提供のグループ会社３社を合併

△新日鉄ソリューションズ<2327>、ユーティリティ・データセンターサービスを今秋から提供開始

△ＮＥＣ<6701>、中堅企業向け並列型汎用小型コンピューター「ｉ－ＰＸ７３００ＥＸ」を発売

△日立<6501>、米社と臨床化学分析装置のアメリカでの販売・保守業務の委託契約を締結

△日本ユニシス<8056>、大規模Ｗｅｂアプリケーション構築向け統合フレームワークを発売

△大塚商会<4768>と日立<6501>、ウィルコムの社内情報共有システムを構築

△ダブルクリック<4841>と総合生活、ネットＣＭサービスをポータルサイト「結婚準備室」で提供

△アッカ・ネットワークス<3764>、ＫＤＤＩ<9433>の広域イーサネットサービスに企業向けＤＳＬ１２Ｍサービスを提供

△オリコ<8585>など、会員対象のショッピングモール「スマイルモット！コム」を開設

△沖電線<5815>、ギガビット高速伝送を実現したシールド構造ＦＰＣを発売

△沖電線<5815>、極薄・高柔軟性を実現したフレキシブルプリント配線板を開発し販売開始

△沖電気<6703>など、電話の運用総合アウトソーシング「音声運用丸ごとサービス」を発売

△沖電気<6703>、ナースコール装置連動型内線システムを神奈川県のくず葉台病院に納入

△富士通<6702>エフ・アイ・ピー、機能増強した自治体向けＷｅｂ型水道業務ソリューションを販売

△日産自<7201>、環境教育団体と協働で従業員向け「日産環境ｅラーニング」を開発
（日経プレスリリース）

△ダイキン工業<6367>、除湿・加湿両機能を備えた家庭用空気清浄機を発売
ダイキン工業は２９日、除湿と加湿両機能を備えた家庭用空気清浄機「クリアフォース」を開発、１０月５日に発売すると発表した。価格は実勢で約９万円を想定。年１０万台の販売を見込む。取りこんだ空気中の水分を装置内部で吸着するローターに、吸着効率の高いゼオライトを採用。一日当たり６・３リットルの高い除湿能力を達成した。また室内の湿度が結露が発生する高い値に達すると、除湿運転に自動で切り替わる機能を備えた。アレルギー原因物質の一つであるホルムアルデヒド除去性能も同社従来機に比べ１・４倍に高めた。
（日刊工業新聞）

△東京電力<9501>が反発
東京電力が６日ぶりに反発している。モルガン・スタンレー証券が同社株の投資判断をイコールウエートからオーバーウエートに引き上げたことが手掛かりになっている。

△中外炉<6221>が大幅続伸
中外炉工業が大幅続伸した。今０８年３月期の連結経常利益が３２億円（前期比３１％減）になる見通しが嫌気され売り込まれてきたが、２月２６日の高値５４６円から３割超の下げとなり、売り一巡感が出てきた。

△軟調なＣＳＫホールディングス<9737>
ＣＳＫホールディングスが軟調。ＪＰモルガンが同社株の投資判断をニュートラルからアンダーウエートに引き下げたことが響いている。

△東急コミュニティー<4711>は水準訂正へ
東急コミュニティーが３６８０円は７０円高と続伸。東急グループを中心に主力のマンション管理事業が順調で、好業績を継続中。連結ＰＥＲは１４倍と割安感があるほか、今期配当金は年６４円（前期４８円）で配当利回りも１．７％。株価は水準訂正へ。
（株式市場新聞）

△住友石炭鉱業<1503>が続伸、石炭ガス化発電所建設に期待が高まる
住友石炭鉱業が、６円高の１２５円と続伸している。前週末２６日に、石油メジャーの英ＢＰと資源大手の英豪リオ・ティントが、共同で温暖化ガスの排出が少ない発電事業を世界各地で展開するとの報道を材料視。第一弾として発電の過程で出る二酸化炭素（ＣＯ２）の９０％を分離・貯蔵する設備を持つ石炭ガス化発電所をオーストラリアに建設することから石炭の需要が拡大するとの期待が高まった。

△西友<8268>が上昇、調整一巡感から半値戻り水準を試す
西友が、１０円高の１４１円と上昇している。外資系証券が投資判断を「アンダーウェイト」→「イコールウェイト」に格上げ、目標株価を１５４円→１６０円に引き上げたことが買い手掛かり。ファンダメンタルズに対する厳しい状況は続くものの、株価は調整が進み妥当圏と判断しているようだ。２１日に年初来安値１２６円をつけ１月３０日高値２００円から３７％下落し調整一巡感もあろう。半値戻りの水準１６３円が戻りメドか。

△日本水産<1332>が４日ぶりに反発、２５日移動平均線で下げ止まり切り返す
日本水産が、６円高の７９４円と４日ぶりに反発している。今期業績の好調予想を受け、２３日に８１７円まで買われた。利益確定売りから下値抵抗線である２５日移動平均線７８０円まで下げて、切り返す動きになっている。引き続き、押し目買い優勢の動きになっている。

△ワールドインテック<2429>が急続伸、今期業績予想の修正を受けて好業績見通しを改めて評価
製造業務請負のワールドインテックは、２万円高の１９万１０００円と急続伸。一時、３万円ストップ高の２０万１０００円まで買われている。同社は２８日引け後に、今１２月期中間期及び通期業績予想の修正を発表。中期経営計画に伴う改革により、各事業部門の効率化が進んだことで、６月中間期の連結売上高は、従来予想を１０億８０００万円上回る２１９億２９００万円（前年同期比３５．１％増）、経常利益は３２００万円上回る８億５７００万円（同２６．８％増）、純利益は３７００万円上回る３億３３００万円（同３４．３％増）となる見込み。また、１２月通期は、ファクトリー事業・テクノ事業の選択と集中、業界と職種の特化による効果が予定より早く発現したことから、売上高が３６億４０００万円上回る４７２億５４００万円（前期比３５．６％増）、経常利益については、管理部門の効率化に伴う改善がみられるものの事業価値を高める投資を進めるため、８６００万円下回る１７億１６００万円（同４６．４％増）、純利益は、当初予定より実効税率が下がるため、３８００万円上回る７億９８００万円（同９０．９％増）となる見込み。これらの修正は、同時に発表された新中期経営計画（０７年１２月期―０９年１２月期）の策定に伴う見直しによるもの。『１０００億企業への布石“事業を科学する”』と題した新中期経営計画では、具体的数値目標として最終年度となる０９年１２月期に、売上高６９６億円、経常利益３５億円を掲げている。

△住友金属工業<5405>が続伸、原油関連として見直し余地
住友金属工業が、１０円高の６３５円と続伸している。前日、同社と住友商事<8053>が、ノルウェーの石油会社であるＳｔａｔｏｉｌ社より５年間の油井管包括供給契約を受注と発表した。対象品種はすべて住友金属の得意とするハイエンド及びスーパーハイエンドシームレス鋼管であり、特に今回の契約では年間５００～１，０００トンの高合金油井管が新たに加わるとしている。原油関連としての見直し買いの余地が広がりそうだ。また本日、住友金属が２９．９％保有するＳＵＭＣＯ<3436>が上方修正を発表し高値を更新していることもフォローの風となろう。

△陽線５本連続でピクピクする住友林業<1911>
住友林業の上値は伸び切れないが、陽線が５日連続となっていることは注目だ。このような動きでは、一気に上値追いとなることが多い。とくに、下値が５日線に沿って切り上がっていることは、短期的な観点から、非常に有望である。

△浜松ホトニクス<6965>が３日続伸し年初来高値を更新
浜松ホトニクスが、７０円高の３７２０円と３日続伸し１月２５日につけた年初来高値３６９０円を更新している。１８日に２００７年３月中間期決算発表、純利益が前年同期比３２．４％増の６８億３６００万円となった。医療機器用や油田探査用の光電子増倍管の販売が拡大。光半導体素子やイメージ機器・光源の販売も好調。通期も増収増益が続くとの期待から買われている。需給面では、信用取組倍率が０．６５倍と売り長の好需給となっており、０６年７月高値３９８０円奪回の動きが期待されよう。

△利食いを９５０円に設定したい新日鉄<5401>、「円安」で上放れの可能性も出る
新日本製鐵が、注目される動きとなってきた。去る２５日に８２５円と下げたが、３０日線を割ることなく持ちこたえた。一方、上値は３月７日の高値９００円に対し、５月１４日の８９４円が二番天井となって、上値に壁が形成されている。今後、動きが煮詰まり、モミ合いを上放れるか、あるいは調整となるか、まもなく答えが出るだろう。
（証券日刊新聞）

□鋳鉄管<5612> 業績修正
日本鋳鉄管は、2007年3月通期連結予想を発表した。なお、過年度決算訂正や、前期決算短信は5月31日に開示するとしている。売上高175億円(前予想180億円）、経常利益2.84億円（同3億円）、当期純利益1.63億円（同1億円）。

□ミスミＧ<9962> 4月の月次売上高
ミスミグループ本社は、4月の月別売上実績が合計99億700万円（前年同月比5％増)と発表した。計画比では5％増。
（証券新報）

■注視銘柄

8015豊田通商
6723ＮＥＣエレ
5401新日鉄
3764アッカネットワークス
5405住友金属工業
7970信越ポリマー
6282オイレス工業
2801キッコーマン
6751日本無線

■免責事項
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　・当方は、皆さんの投資判断に対する一切の責任を負いかねます。