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2010 03,15 20:00 |
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2010/03/15 株式クロージングコメント ■テーマ銘柄などの循環物色が続く 日経平均は小幅ながらも3営業日続伸。0.72円高の10751.98円(出来高概算19億1000万株)で、取引を終えた。10800円に乗せて始まった日経平均は、寄り付き直後に10808.84円と3月SQ値(10808.73円)を若干ながらクリアした。ただ、一気に上放れるというよりも、その後は次第に利益確定に押される展開。金融緩和期待などから下を売り込む流れにはならず、高値レベルでのこう着感を強めている。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
このこう着でも、各国の金融政策を見極めたいほか、テクニカル面での過熱感もあって、上値の重さを嫌気するムードはないであろう。反対に証券の強い動きなどは、先高観の強さがうかがえる。また、2月の首都圏マンション発売戸数が3ヶ月ぶりのプラスとなったことから不動産が堅調。銀行などの強い動きも目立っており、金融緩和期待は根強い。そのほか、全体がこう着感を強めていたこともあり、スマートグリッドや高速鉄道関連といったテーマ銘柄への物色も目立っている。短期資金が中心であるため、後場に入り利食いに押される動きもみられたが、トレンドを崩す動きにはならなかった。 テーマ銘柄については、資金回転の速さから持続性を見極める必要はある。ただ、需給関係は良好であるため、若干の調整は押し目買いの好機との見方につながりそうである。指数はしばらく調整が必要なところであるが、長期トレンドは先高観を強めてきている。日経平均のこう着の間は、テーマ銘柄などの循環物色が続くことになろう。200-300円台の銘柄などは、出遅れ意識と値幅も出やすいことから、短期資金が集中しやすい。 PR |
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