THE IDES OF MARCH（イデス･オブ・マーチ）3月15日

　シェークスピアの有名な演劇ジュリアス・シーザーの中に登場する予言者は、
シーザー殺される直前、「イデス・オブ・マーチ（ローマ暦により3月の15日）
に気をつけなさい」と警告した。

　暗殺の日が3月15日、"THE IDES OF MARCH"であると
西洋人なら当然の教養として知っているといいます。

15日を示す"ides"はラテン語が語源で、ヨーロッパ各国語に多少変化が
異なる類似語があります。
EUに纏まる共通文明があるとは羨ましいことです。
ブルータスはポンペイウス派だったが、カエサルの寛容で去就の自由を与えられ
カエサルに従うようになった学究肌の人物で、
本当の首謀者はカシウスだという。

カシウスは、カエサルの朋友クラッススを見殺しにした戦歴のある
ポンペイウス派のひとりである。
カエサルの寛容の恩恵にはあずかったが、真に許されたとは思っていなかった。
この猜疑心が暗殺に駆り立てたと書かれています。

カエサルに出世頭に近い登用を受けているのに、
なお先の欲に目がくらんだらしい。

IRON MAIDEN - THE IDES OF MARCH

[4回]

･･･と、言うワケで、冒頭は意味不明だったと思うんだけれども、

明日3月15日は、THE IDES OF MARCH（イデス･オブ・マーチ）です。

"IDES" と言う言葉は、元々満月の日という意味があって、
ローマ暦で 3月、5月、7月、10月の 15 日、
そのほかの月の13日を指す言葉だそうです。

特に3月15日、"THE IDES OF MARCH"は上記にも記している通り
Julius Caesar ( 英語でジュリアス・シーザー
ラテン語でユリウス・カエサル ) が、マルクス・ユニウス・ブルートゥス
たちに暗殺された「ブルータス、お前もか！」･･･の日として有名です。

シーザーは事前に預言者（Seer）によって（暗殺の）警告を受けていました。
“beware the Ides of March”＝「Ides of Marchに気をつけろ！」･･･と･･･

･･･で、なぜ今、こんな話なのか？？？

折角の「ホワイト･デー」にわざわざこんな話を持ち出さなくても
明日ブログに載せればイイじゃん･･･ってお想いでしょうが･････

Steve Meyers: Market Decline Ahead?
JESSE'S CAFE AMERICAIN　04 March 2010
http://jessescrossroadscafe.blogspot.com/2010/03/blog-post.html

Volume remains ominous. Rallies are on light volume, and declines bring heavier volume. But this may only imply the vulnerability, not the firm indication. The market may be primed for a trigger event. But until one appears, it can continue to drift higher, with a 'back and fill' momentum.

Honest governance is in short supply. I have taken my portfolio into a 'defensive' posture once again. But I am definitely not net short.

Wait and be watchful.
Beware the Ides of March.

現在のNYは、出来高も薄く、環境に左右され易い。
それ故、上がりやすい環境だが、
何かあると、ダウンサイドリスクも大きい。

･････と、解説して、最後の部分、
Ides of Marchに気をつけろ、･････と、

多くは語りません。最後に一言、

明日は3月15日、THE IDES OF MARCH（イデス･オブ・マーチ）です。
明日場中･･･もしくは大引け後のほうが良ろしかったでしょうか！？