2024 11,22 17:17 |
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2010 03,12 07:00 |
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ピジョン、11年1月期増配を計画、値ごろ感から下値買いの動きも ピジョン<7956.T>の11日は3400円台でもみ合いとなった。終値は前日比変わらずの3460円。 5日に発表した11年1月期予想の連結経常利益は前期比17.2%増の54億円と最高益を更新する見通しだが、中期経営計画で目標としていた水準(56億円)に届かず減額修正された。直近ではこれを嫌気した売りが優勢となっていたが、この日は値ごろ感に着目した下値買いも入り始めている。 中期計画の修正要因について会社側は、「当初想定よりも為替相場の円高が進行したため」(IR・広報室)と説明する。ただ、「今期は、英育児用品専門店大手『ママス&パパス』と日本国内での独占販売権を取得し、通販でベビーカーやベビーベッドの販売を始めるほか、ピジョンブランドのベビーカーも春から投入する予定」(同)とし、最高益更新に弾みをつける見通し。年間の配当は24円増配の88円を計画。予想PER20倍台は割高感はない。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
民主党が与党になってから特に注目されるようになった「子ども手当」。まだ始動していないものの……、この影響を受けて好調になる銘柄ってあるの? とすると、今って子ども向けの銘柄が買い時なのでは!? ファイナンシャルプランナーの牧野なな子先生、そこんとこくわしく教えてください! 「株価は6ヵ月前から動き始めるといわれています。よって、子ども手当関連銘柄も、民主党が政権をとる前から動いていたのです」(ファイナンシャルプランナー、牧野なな子先生) ――マニフェストで発表されていた頃には、株価は動き始めていたというわけ。(早いなぁ)。子ども手当政策の影響を受ける銘柄って、どのようなものがあるのでしょうか? 「おもに赤ちゃん用品関連、教育関連、保育事業など。具体名になりますと、ピジョン(7956)やユニ・チャーム(8113)、教育系ではベネッセ(9783)やリソー教育(4714)などが挙げられますね」 ――子ども手当で、少子高齢化に歯止めがかかるのではと期待しているんですね。ということは、やはり今、子ども手当の影響を受ける銘柄はすべて狙い時ってこと!? 「そうとはいいきれませんよ。子ども手当は具体化しつつある政策ではありますが、その実態というとまだまだ未知数。子ども手当によって一時的に注目されていましたが、今では好調な様子をみせている銘柄と、そうとはいえないものとの差ができつつあります」 ――今でも好調な関連銘柄とそうでないものとの違いとは、何なのでしょうか? 「各企業が行っているアプローチ法です。例えば、好調な銘柄のひとつであるユニ・チャーム(8113)。ここでは赤ちゃん用品のほか、ウイルス対策用のマスク、発展途上国への輸出などの事業展開を行っています。ほかにも、リソー教育(4714)が展開する学習塾トーマスでは個別指導に加え、映像コンテンツを充実させることで遠地での教育も実現しています」 ――企業間の差別化、つまり+αが大切ってことですね! 「自民党から民主党へと政権がうつったということは、社会の軸に大きな変化が起きているということ。大切なのは、その銘柄が今の社会の変動に対してアプローチがきちんとできているかどうかなのです」 ――ありがとうございました。 企業だけの動きにとらわれてはダメ! 注目すべきは、変動する社会のなかでどのような動きをみせているのかということ。「木を見て森を見ず」なんてことがないように、くれぐれも気をつけなくっちゃ! ■□━━━━・・・・・‥‥‥……………………………… ■学習塾が「子供手当て」関連で高い 東京個別指導学院<4745>(東1)が一時21円高の225円(10.3%高)となり、リソー教育<4714>(東1)は同じく320円高の5400円(6.3%高)、早稲田アカデミー<4718>(東2)は同16円高の694円(2.4%高)など、学習塾銘柄の堅調さが目立っている。複数のTV、新聞で民主党の大幅な優勢が伝えられたため、「子供手当て」関連として人気化しているとの指摘。西松屋チェーン<7545>(東1)も一時6.0%高。ただ、栄光<9789>(東2)、市進<4645>(JQ)は小幅高にとどまり、地方銘柄よりも大都市圏銘柄という民主党の地盤と相通ずる動きもうかがえる。 ■□━━━━・・・・・‥‥‥……………………………… 民主党関連銘柄:本日は「子供手当て」に絡んだ銘柄がしっかり ベネッセ<9783>は大幅続伸。直近戻り高値(5月20日の4080円)を一気に上抜ける展開へ。民主党ではマニフェストのなかに、医療、介護、子育支援などを盛り込んでおり、政権交代を睨んだ先回り的な動きになっているようだ。「子供手当て」支給による進研ゼミ会員数の拡大期待、さらに介護の抜本的拡充に伴う介護事業分野でのメリット期待なども高まっている。 前日にはニチイ学館<9792>が関連銘柄として上昇し年初来高値をつけていたが、本日は、西松屋チェーン<7545>、ピジョン<7956>など子供関連銘柄の堅調な動きが目立っている。 ■□━━━━・・・・・‥‥‥……………………………… くらが買われる、「隠れた子ども手当関連」とCSが目標株価40万円に くらコーポレーション(2695)が買われ、一時東証1部の値上がり率トップとなった。クレディ・スイスが投資判断を新規に「アウトパフォーム」とし、目標株価40万円にしたことが観測されている。隠れた「子ども手当」関連銘柄と位置づけており、さらに現在の株価は評価不足と考えられると。 くらの株価は9時15分現在28万1100円(△1万9700円)。 ■□━━━━・・・・・‥‥‥……………………………… 子ども手当 恩恵を受ける企業群 Q 「子ども手当」の支給が決定しそうです。どんな会社が恩恵を受けるでしょうか。(福島県・W) A 民主党は「子ども手当」をマニフェスト(政権公約)の柱と位置付けています。予算が成立すれば、2010年度は中学生までの子供を持つ家庭に、1人当たり毎月1万3千円が支給されます。支給開始は6月からとされています。 この政策で最も恩恵を受けると見られているのは学習塾や、子育てに関連する製品・サービスを提供している企業です。通信教育大手のベネッセホールディングスや、認可保育園などを経営するJPホールディングス、育児用品のピジョン、コンビなどが代表例です。 民主党は09年8月の衆院選で大勝しましたが、株式市場が関連銘柄と期待した企業の株価は「手当効果」をあてこみ、一足先に上昇しました。しかし、すべての会社が恩恵を受けるわけではありません。たとえば学習塾は少子化や景気低迷で、市場が縮小しています。それでも、栄光や明光ネットワークジャパン、リソー教育などは堅調です。伝統的な集団型授業だけではなく、生徒への個別指導を主体とするサービスが人気を集めているからです。 制度上の不安もあります。子ども手当法案は1年限りの法案です。11年度以降の支給予定額は2万6千円ですが、法案は再度提出が必要で、財源問題もあり流動的です。こうしたリスクを考慮に入れる必要はありそうです。(「株式ウイークリー」編集部) このコラムは掲載銘柄を推奨するものではありません。 ■□━━━━・・・・・‥‥‥……………………………… アイネス(9742) 「子ども手当て」に関連する自治体向けビジネスの拡大を予想。(みずほ証券) PR |
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