３月・４月・５月の「アノマリー」

　雪解けの水もようやくぬるみはじめ、春の訪れが感じられる今日この頃です。
皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。

　さて、週明けからは名実ともに「弥生・３月相場」入りとなります。
「弥」は「いよいよ」、「生」は「生い茂る」を意味し、
「草木がいよいよ生い茂る月」。
これが「弥生」の由来だそうですが、株式マーケットもその名の通りの展開を
期待したいところです。

そこで、これからの「アノマリー」･･･
「アノマリー」＝株式市場を含む金融マーケットにおいて、「はっきりした理論的根拠を持つわけではないが、よく当たる」とされる経験則。
･･･を、ご紹介致しましょう。

３月【彼岸底、配当取り】決算対策売りで買いが引っ込み、底値を付けやすい。
　　　　　　　　　　　　　　　　公示地価発表。メジャーＳＱ（第２週）。
　　　　　　　　　　　　　　　　為替は円高傾向。配当取り。

４月【新年度相場入り】４月は最も上昇しやすい！３月の売り一巡で
　　　　　　　　　　　　　　　売り圧力後退し、新年度入りで買い意欲が盛り上がる。
　　　　　　　　　　　　　　　これを「４月効果」などと言う。

５月【鯉のぼりの季節】ヘッジファンド決算対策売り。新年度入りした
　　　　　　　　　　　　　　　機関投資家の買い一巡で利益確定の売りがでる。
　　　　　　　　　　　　　　　鯉のぼりの季節を過ぎたら株は売り。

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