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2010/02/10 株式クロージングコメント ■決算一巡で乱高下は落ち着く 日経平均は5営業日ぶり反発。31.09円高の9963.99円(出来高概算19億2000万株)で取引を終えた。前場は1万円処での底堅さが意識されていたが、後場は1万円を挟んだこう着相場が続き、大引けにかけてポジション調整の売りによって上げ幅を縮めている。東証1部の騰落銘柄は、値上り678に対して値下がり815、変わらず186と、値下がり数が上回っている。規模別指数では小型株指数のみがマイナスに転じており、祝日を控えて、個人など短期資金による利食いの流れといったところであろう。日経平均が1万円をサポートとした動きをみせられなかったことも、ひとまずポジションをニュートラルにしておきたいとの動きに。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
結果的に日経平均は安値引けとはなったが、リバウンドがあっても5日線レベルと見る向きも大勢であったため、失望売りからの下げではない。バーナンキFRB議長の議会証言やトヨタの米公聴会の延期、祝日明け後のオプションSQなど手控え要因は多く、オーバーナイトのポジションは避けたいところであった。 引けにかけて大きく利食いに押された材料株なども散見されているが、回転の速い資金であるためシコリを残す下げではなく、改めて押し目買いが向かいやすくなろう。また、オプションSQ通過のほか、今週末で決算は一巡するため、決算タイミングを狙った乱高下の動きは落ち着き、業績内容を手掛かりとした物色へ向うことが期待される。配当取りの動きや需給妙味の大きい銘柄には、次第に期末を意識した買い戻しなどの思惑も高まりそうである。 PR |
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