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2010 02,07 10:17 |
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この頃の状況を見ていると世界が転換点に来ているように感じる。 世界的な転換点に来ているように感じる。30年代の大恐慌は、米国株式市場が大暴落して始まる。しかし、その後下げ止まってからしばらくは米国経済そのものは回復基調に入る。この米国の金融恐慌がやがて欧州に飛び火して、欧州経済ががたがたになり、やがて地球を一周して再び米国に戻ってくるパターンを辿った。 今回はこの恐慌的な状況をG20で、前例のない財政支出を各国が同時に行なうことで、金融システムを正常化させて不良債権にあえぐ金融機関を救い、恐慌にはならなかった。 しかし、この財政支出がもともと財政基盤の弱かった「PIGS(ポルトガル、イタリア、ギリシャ、スペイン)」などの国家財政の破綻という状況になってしまった。これはデフォルト(債務不履行)懸念に結びつく。 30年代世界大恐慌になったきっかけは、オーストリアのロスチャイルド系大銀行「クレジットアンシュタルト」がオーストリア政府融資のデフォルトなどで突然破綻したことである。国の財政破綻が原因で世界恐慌にあった歴史がある。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
そして、現在、この国家破綻の危険性が出てきたと世界経済フォーラムでも認識され、この認識でポルトガル国債が下げ止まらないし、これが原因で、世界株市場の連鎖安になっている。今回の下落は米国の金融規制強化への対応というより、この国家破綻で世界的な経済影響を受けると心配されたことである。 この世界的な破綻リスクの緊急的な調整をG7財務相会議で話し合いことになると見る。北極圏近くのイカルイトという辺境の地で開幕する意味は、秘密の厳守が求められたことからだ。ホテルもないために、各国の記者たちが押し寄せることが出来ない。秘密会合という性格に会議をすることだ。 この世界経済の流れから新しい経済制度の設計をする必要があり、その1つとして世界大恐慌後のグラス・スティーガル法と同様な米金融規制案があると見る。この規制があれば、今回のサブプライム問題はより小さかったと米国は主張するようだ。 今回の問題点は、第1に欧州の財政破綻懸念国への対応であるが、日本も財政破綻の危険があるし、第2に中国の人民元レートの問題である。国際貿易上、大きな偏りがあると経済全体の効率は大きく失うことになる。このため、プラザ合意で日本の円は大幅な切り上げをしたが、それと同じような切り上げを必要とG7諸国は見ている。 また、米オバマ政権は景気回復のために雇用を増やさないと中間選挙での民主党の勝利がない。この一番のネックを中国人民元レートが過小評価されていることであると見ている。このため、米国は中国への対応を変化させている。それが、グーグル問題、ダライラマ会見、台湾武器輸出などであるが、人民元の切り上げを要求しているという信号を中国に送っているが、中国はその信号を無視している。 米国は1つの目標が設定されると、その以外の目標は小さくなり、そのため同盟国である日本への対応も変化している。小沢問題より現時点では日本が中国へ接近されることは、人民元切り上げには不都合であり、日本の検察に小沢を逮捕させるより、米国への接近をさせて、普天間より日本の郵貯資金で米国債を買って貰う方が重要になっている。そうすれば、米国債を大量に買う中国の意向を反映させた外交をしなくて済む。米戦略が変化して、その戦略を実現されるためにキャンベルなど米政府要員が動いているのだ。 しかし、日本は中国近傍にいるために、中国への輸出で日本経済は10~12月4.3%成長と活況になり始めている。東アジア共同体の1歩としての日中韓・ASEANなど16カ国の輸出手続きを統一化するなど、この地域での経済発動を一体化する動きが加速している。そして、この地域での基軸通貨として人民元が確実に前進している。 雇用を増やしたいためにアジアへの輸出を拡大したい米国は、この動きから取り残されている。この面でも日本との結びつきを強化する必要に迫られている。 さあ、どうなりますか?? ============================== トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁は、この日の理事会を受けた記者会見で、ギリシャが赤字削減に向け正しい方向に動いており、財政健全化計画を達成することが重要と発言。10年物のギリシャ国債と独連邦債の利回り格差が縮小するなか、ポルトガル国債は下げ止まらなかった。 世界の主要国は金融危機に対し、景気刺激策の実施や民間債務の肩代わりなどで対応した結果、国家債務が急増した。それはリセッション(景気後退)の深刻化を食い止めたかもしれないが、市場では高水準の国家債務への懸念が増大している。 5日の東京株式市場では前日の米国株安に加えて円高も嫌気され、東証1部の約9割の銘柄が下落する、ほぼ全面安の展開となった。午後1時10分時点の日経平均は前日比252円22銭(2.44%)安の1万0103円76銭。 G7会議では米国が金融規制案の狙いなどを説明したうえで、導入した場合の影響などについて議論するとみられる。菅財務相は5日の閣議後の記者会見で「(金融の)あるべき姿と景気回復を両立させるというスタンスで臨みたい」と述べた。(07:00) [ワシントン 3日 ロイター] オバマ米大統領は3日、中国などアジアは今後、米国の大きな輸出市場になるとの見方を示した上で、米製品が競争上不利にならないよう為替レートに対処する必要があると述べた。 亀井氏は記者団に対し郵政見直しについて「手足を縛られて営業をしているわけだから、現実にあった形にしていく」と発言。昨年12月末で約180兆円のゆうちょ銀行の貯金残高の増加が見込めるとした上で、米国債など日本国債以外の運用が「もう少し増えると思う」と述べた。 ゆうちょ銀行は昨年12月末で約180兆円を有価証券で運用しているが、9割近くは日本国債で米国債はほとんどなく、社債も約12兆円にとどまっている。 【ワシントン時事】キャンベル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は4日、民主党の小沢一郎幹事長と2日に会談した際、同党で大規模な訪米団を編成し、5月の大型連休中にワシントンを訪れるよう要請したと明らかにした。キャンベル氏は小沢氏の回答については言及を避けたが、「小沢氏の都合もつけば、彼や他の党幹部を大いに歓迎したい」と述べ、小沢氏の訪米に期待を表明した。 統一を目指すのは「原産地規則」と呼ばれるルール。2国間の関税障壁などを撤廃する自由貿易協定(FTA)を活用して輸出する際、自国が原産地であること証明する手続きが不可欠になる。FTAでは特別に定めた低い関税率が適用されるため、第三国で生産された製品が迂回(うかい)して流入することを防ぐ必要があるためだ。(07:00) ■□━━━━・・・・・‥‥‥……………………………… 菅直人 財務大臣、及びミンスは、自分たちがどれほど子供であったか、 しかし、無知であるが故(ゆえ)に助かることもあり、 PR |
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