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2010 02,01 20:29 |
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2010/02/01 株式クロージングコメント ■ショート戦略よりは押し目でのロング戦略を意識 日経平均は小幅反発。6.98円高の10205.02円(出来高概算21億5000万株)で取引を終えた。前場半ば辺りから、中国PMI製造業の悪化(55.8(昨年12月56.6))によって急速に値を消す展開となったが、後場の225先物は前場安値を下回らなかったこともあって、ショートカバーの流れもあったようだ。これにより日経平均は、後場寄り付き直後の10129.91円を安値に出直りをみせており、終値での10200円をキープした。テクニカル面では、75日線、13週線、26週線、ボリンジャーバンドのマイナス2σレベルでの攻防となっていた。ただ、物色としては内需・ディフェンシブ系にシフトしており、景気敏感株の下げによってリバウンド機運が強まりづらいところである。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
とはいえ、下値は200日線が位置する1万円割れなどが意識されるものの、現在の水準からは200円程度であり、ここからはボトム形成を意識したスタンスにもむかいやすいであろう。オバマ米大統領が打ち出した金融改革案、中国の金融引き締め策を背景としたリスク回避の動きが警戒されるが、一方で日本株については相対的な出遅れ修正を狙った海外資金も継続的に流入している。また、明確なボトムが確認されたわけではないが、この2日間の動きをみると、押し目買いの強さが感じられている。オバマ米大統領が打ち出した金融改革案については、2日のボルカー元FRB議長証言での注目が高く、見極めるまでは動きづらい環境ではあるが、ショート戦略よりは押し目でのロング戦略を意識しておきたい。内需・ディフェンシブ系の物色についても、情報通信などは低PBR、高配当利回り銘柄でもあり、短期的には水準訂正を想定したトレードは有効になろう。 PR |
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