2024 11,23 10:18 |
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2010 01,11 08:00 |
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古都の街並みをより風情あるものにしようと、京都市が、特殊なセメントを使った石畳風の舗装に取りかかる。 今年、電線の地中化工事が始まる京都五花街の一つ・上七軒(上京区)で最初に実施。本物の石畳と比べ、工費が3分の1程度で済むため、市はほかの通りにも広げる考えだ。 石畳風舗装は、アスファルト舗装の上に乳白色のごく薄い加工セメントを重ね、表面を削った後、等間隔に切れ目を入れる工法。 アスファルトの骨材の小石が浮かび上がって凸凹になり、自然石のように見える。香川県琴平町の金刀比羅宮参道で採用実績があり、1平方メートルあたりの工費は約3万5000円と、石畳の10万円より大幅に安い。 工事は、北野天満宮近くの上七軒通310メートル(幅3・5~5メートル)で予定。以前からお茶屋などが軒を連ねる街並みで知られているが、アスファルト舗装のため「もう少し風情があれば」との声があった。電柱を撤去するなどした後、2011年度内の完成を目指す。 市は02年、お茶屋や料亭が並ぶ祇園花見小路(東山区)で御影石を使った石畳を施したが、工費がかさむうえ、石畳とアスファルトの境目が弱く、補修が必要になる問題も生じた。 一方で、市は07年に建物の高さや外観などを規制する「新景観政策」を導入。道路の派手な色や装飾を排除するデザイン指針も検討しており、「財政難の中、石畳風の舗装は有効な選択肢になる」としている。 【関連】 PR |
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