5/22 午後の『株価材料』

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■株価材料

■ＴＢＳ<9401>、楽天<4755>に委任状勧誘中止を要請・「株主が誤解の恐れ」
ＴＢＳは22日、楽天がＴＢＳの株主に対して議決権行使の委任を求める委任状の勧誘を実施している件について、直ちに中止するよう同社へ要請したと発表した。委任状勧誘書類は、体裁や記載方法、内容に不適切な部分があると指摘。そのうえで、「株主の誤解を招いたり、株主総会の運営に支障を来すおそれがある」などとしている。また、ＴＢＳに対して株主から、趣旨が不明確だなどとの「問い合わせが相次いでいる」という。楽天はＴＢＳに対し、買収防衛策の発動条件の厳格化などを求める株主提案への委任状勧誘を始めていた。
（NIKKEI NET）

△カプコン<9697>株が続伸、大和は「2」に引き上げ
午後の株式市場ではカプコン株が続伸している。前日に続き２００７年３月期の好業績を評価した買いが入っている。大和総研では、２１日付でレーティングを「３」から「２」に引き上げ、妥当株価を２３００円に設定した。同総研によると、２００７年３月期実績は会社計画に沿ったものであり、サプライズは小さい。しかし、事業環境の好転に加え、厳格な開発体制構築による不採算タイトルの減少に代表される「自助努力」による効果も着実に現れており、０８年３月期以降の増益継続に向けて安心感が増している点はポジティブだとしている。

△ＫＤＤＩ<9433>が夏モデル15機種投入、携帯市場の盛り上げ狙う
ＫＤＤＩは２２日、携帯電話の夏商戦向け新モデル１５機種を６月上旬から順次発売すると発表した。ワンセグ対応機や薄型モデルのほか、カシオ計算機<6952>のデジタルカメラブランドを前面に打ち出した端末などを投入し、ＭＮＰ（番号継続制）がひと段落した携帯電話市場を再び盛り上げたい考え。会見した高橋誠執行役員は「夏に向かって端末のラインナップとサービスをそろえ、ＮＴＴドコモ<9437>とソフトバンク<9984>ときちんと戦って、もう一度ＭＮＰを揺り動かしたい」と述べた。

△バックス<4306>株、ストップ高買い気配
午後の株式市場では、バックスグループ株がストップ高買い気配のまま値付かずで推移している。２１日に発表した自社株買いが好感されているという。自社株買いは、発行済み株式総数の６．７３％にあたる１万株・２億円を上限に５月２２日から９月２８日に実施する。

△アイシン<7259>、Ｒ＆Ｄ費の売上高比率を引き上げる＝社長
アイシン精機の山内康仁社長は２２日、０８年３月期に１１３０億円を見込んでいる研究開発（Ｒ＆Ｄ）費を今後、さらに引き上げていくとの考えを示した。ロイターとのインタビューで語った。アイシングループ内で変速機やブレーキ、カーナビなど複数種類の部品を製造しているグループの強みを活かして、他社との差別化を進める考え。売上高に対するＲ＆Ｄ費の比率は、同じくトヨタ自動車<7203>グループのデンソー<6902> が０７年３月期に７．８％、０８年３月期に８．０％を見込むのに比べると、アイシンの０７年３月期実績は４．４％、０８年３月期見込みは４．５％とまだ少ない。山内社長は、足元で１０００億円レベルのＲ＆Ｄ費について、売上高比率を「もっと上げる必要がある」と述べた。

△島津<7701>株が堅調、三菱重<7011>からターボ分子ポンプ事業を買収
２２日朝方の株式市場では島津製作所が堅調。２１日に三菱重工業から同社のターボ分子ポンプ事業を譲り受けることで基本合意したと発表したことなどが材料となっている。島津製作所は、２００９年度に売上高１５０億円を目指すとしている。両社は具体的な譲渡内容について協議を開始し、年内をめどに最終譲渡契約を締結する予定。
（ロイター）

△大平洋金属<5541>---切り返す展開、中期経営計画への期待感
後場から切り返す展開になっている。午後3時から中期経営計画で会見と伝わっており、その後は期待感が先行する展開となっているもよう。ニッケル市況の上昇を背景に、今期業績も大幅増収増益見通しとなっているなど、強いモメンタムの継続を期待する動きが先行へ。

▼アーク<7873>---急落、特損発生で最終益大幅下方修正
急落。業績予想の修正を発表、前期最終損益は38億円の黒字予想から117億円の赤字に転落する見通しとしている。特別損失の発生が主因、関連会社株式取得によって生じたのれんの減損損失が62.6億円、固定資産の減損処理が62.7億円発生する。直近で株価は急落、会計問題に絡む警戒感は高まっていたが、想定以上の損失計上といった見方になっている。

□ネツレン<5976> 連日の年初来安値更新。
リバウンドをみせたものの、戻り売りに押されているようだ。じり安基調が続き、押し目買いも入れにくく。なお、野村証券ではレーティング「2」を継続。自動車、建機向け熱処理需要の増加が続くと。

△タダノ<6395>---コスモ証券は一段高い評価がなされる可能性
年初来高値顔合わせ。利食い優勢で始まったものの、その後は上昇基調を強めている。なお、コスモ証券は、08/3期も世界的に建設用クレーンの需要ひっ迫が続きそうと。また、予想ＰＥＲは19.6倍だが、一段高い評価がなされる可能性もあるとみているようだ。

△ダイセル<4202>---ＭＬでは「買い」継続
7営業日ぶりに反発。前日までの調整で昨年10月以来の740円を割り込んでいた。なお、メリルリンチでは、投資評価「買い」、目標株価940円を継続している。業績予想を下方修正するものの、08/3期は会社計画を大きく上回る業績が展望されると。

□ソニー<6758>---7000円回復で一旦は達成感が出やすいところか
5営業日続伸で02年6月以来の7000円回復。朝方に7180円まで上昇したが、その後は高値圏でのもみ合いが続いている。7000円回復で一旦は達成感が出やすいところ。ただ、前日の上昇で直近の保ち合いを確実に突破しており、先高観はある。

△マースエンジ<6419>---上昇率トップ、今期大幅増益見通しで
上昇率トップ。前日に発表した決算内容がポジティブに捉えられる格好。経常利益は前期実績が37％減益の54億円と計画60億円を下回る着地となったが、今期は29％の増益見通し。先週から株価は急落と警戒感が先行していたなか、今期の大幅増益見通しには意外感が強く反映されている格好。

▼ヤマハ発<7272>---軟調、資本関係見直し策に評価高まらず
さえない。ヤマハとの資本関係見直しを発表しているが、同社にとって好材料とはなっていない。ＪＰＭでは、会社統合、経営の独立分離など何れの方針へも大胆に動けなかった中途半端な内容との厳しい評価。また、市場ではパートナーにはトヨタ自動車<7203>との期待が高かったと見られ、三井物産<8031>への売却もマイナス視されていると観測される。

△インテリ<4757> 大幅反発。
本日の新興市場では、時価総額上位の銘柄を中心にリバウンドの動きが目立つ。なお、インテリについては投資判断を「強気」とするアナリストが多いと一部で報じられている。1年後をメドにした目標株価を40万円前後とするアナリストが多いと。
（フィスコ）

△ベルックス<4672>、創業者一族が１株1170円でＴＯＢ
ベルックスが一時、前日比1円（0.09％）高の1165円まで上昇。同社の創業者一族が代表を務めるＫＹプランニングは前日21日、同社に対して１株1170円の買い付け価格でＴＯＢ（株式公開買い付け）を実施することを発表。株価はこのＴＯＢにサヤ寄せする展開となっている。会社側は同日付けで発表したリリースの中で「当社は、本公開買付けについて慎重に検討を重ねた結果、2007年５月21日の取締役会において、本公開買付けが当社の営業基盤の強化・再構築及び事業基盤の強化を通じた収益構造の改善による持続的な企業価値の向上に寄与するものであるとともに、当社株主の皆様に対して合理的な価格により当社株式の売却機会を提供するものであると判断し、賛同の意を表明することを決議いたしました」と述べて、今回のＴＯＢに賛同することを表明している。ＴＯＢが成立後は上場廃止となる見通し。
（テクノバーン）

△ガンホー<3765>がストップ高、「テトリスオンライン」サービスの開始を材料視
オンラインゲームを手掛けるガンホー・オンライン・エンターテイメントが後場急騰、一時４万円ストップ高の３１万６０００円まで買われている。同社は２２日、「テトリスオンライン」サービスの開始を発表、材料視されているようだ。パズルゲーム「テトリス」は６０００万本以上の販売実績を誇る名作。ゲームの知名度を生かし「会員増、収益貢献に期待している」（経営企画本部ＩＲ課）という。ゲームはＧｕｎｇｈｏ―ＩＤ（サービスを利用する際のＩＤ）を持っていれば誰でもプレイでき、技術的なチェックのモニターや宣伝を兼ねたクローズドβテストを２２日より開始する。

△浜井産<6131>が３日ぶり急反発、前日決算発表後の急落から一転リバウンドの動き
浜井産業が一時４０円高の２８５円まで買われて３日ぶりに急反発。東証２部値上がり率トップとなっている。２１日午後２時に前０７年３月期決算と併せて今期の業績予想（非連結）を発表。今期の経常利益を１４億１０００万円（前期比１７．２％減）としたことで直後から売り優勢となり、発表直前の３１２円から１時間あまりで６７円もの急激な下げを記録した。ただ、きょうは一転してリバウンドの動きとなっている。今期予想ＰＥＲ１１倍台と投資尺度面で割安感が台頭しているほか、週足チャート上で下値メドと見られる水準まで下落したことが押し目買いの背景と見られる。

△東亜建<1885>が３日ぶり急反発、前期業績推定値の上方修正を評価
東亜建設工業が３日ぶりに急反発。一時９円高の１４９円まで買われ、１４日の年初来高値１５２円にあと３円まで迫っている。２１日に前０７年３月期の連結業績推定値を上方修正し、評価されているようだ。経常利益は４億円から１２億９０００万円（前々期は３４億６０００万円）に、最終損益は５億円の赤字から３０００万円の黒字（同１４億８８００万円の黒字）にそれぞれ修正した。完成工事高の増加に伴い工事利益が増加したため。なお、本決算はきょう２２日に発表する。
（株式新聞ダイジェスト）

△横浜鋼業<7410>がＳ高、今期の収益急回復予想で
横浜鋼業が一時値幅制限いっぱいの８０円ストップ高まで買われた。前日も５０円ストップ高で取引を終えていたが、この日も業績急回復予想を好感した買い注文が続いている。先週末１８日の取引終了後に発表した前０７年３月期の連結純利益がほぼ事前予想どおり３期ぶりに黒字転換したほか、続く今０８年３月期についても同利益は前期比４．８倍の２億２００万円に増えるという見通しを公表、併せて期末に３円復配する方針も明らかにしていた。同社はＨ形鋼などの形鋼を主力とする鉄鋼専門商社だが、今期に関しては「これまで行ってきた価格転嫁の努力が下期にはかなり浸透すると見て予算を組んだ」としている。配当は９５年３月期に７円配当を行って以来で、予想通り実現すれば１３期ぶりとなる。
（ラジオNIKKEI）

△大日本印刷<7912>、オリジナル木目化粧材「ＷＳシリーズ」のデザインラインナップを拡充

△松下<6752>、広角２８ｍｍレンズ搭載の１２２０万画素デジカメ「ＤＭＣ－ＦＸ１００」を発売

△ウェザーニューズ<4825>、梅雨シーズンにおける傾向を発表

△エキサイト<3754>、全画面フラッシュ動画広告「ブラウザジャックＤＥＬＵＸ」の認知テスト配信を開始

△第一三共<4568>、血圧降下剤「ＡＺＯＲ」の米国における第三相臨床試験の結果を発表

△三菱電機<6503>、２０．１型ワイド液晶ディスプレイ「Ｄｉａｍｏｎｄｃｒｙｓｔａ　ＷＩＤＥ」シリーズを発売

△エプソントヨコム<6708>、車載用キーレスエントリーシステム向けに最適なＳＡＷ共振子を発売

△エレコム<6750>、ＰＣゲームやＰＳ３<6758>でも使用できる重量感のあるアーケードスティックを発売、ｉＰｏｄ本体をキズなどから守る保護フィルム付きポリカーボネートケースを発売

△デザインエクスチェンジ<4794>、ＥＣサイト向けキーワード作成システムを販売開始

△トレンドマイクロ<4704>、東京・新宿本社内に国内専門のウイルス解析＆サポートセンターを設立

△ＮＥＣ<6701>液晶テクノロジー、白色ＬＥＤバックライト搭載のＴＦＴカラー液晶ディスプレイモジュールを発売

△ＮＥＣ<6701>、データセンター市場向けサーバー「Ｅｘｐｒｅｓｓ５８００／ｉモデル」４機種を発売

△大和ハウス<1925>、東京・狛江市で東電<9501>とコラボの分譲住宅地「エディズタウン」を販売開始

△大日印<7912>子会社、企業アーカイブ管理システム「年史編集デュアルシーブ２．０」を提供

△オリンパス<7733>、裏面とフチ色が１８色から選べるオンラインフォトカード作成サービスを提供

△ＡＣＣＥＳＳ<4813>、メールクライアントソフトをａｕ新サービス「ラッピングメール」向けに提供

△コーセー<4922>、「エスプリーク　プレシャス」から液状アイカラー「リキッドアイカラー　スタイリッシュ」など発売

△ダブルクリック<4841>、トランスコスモス<9715>など、「ＡＮＡ　ＳＫＹ　ＷＥＢ　ＳＩＴＥ」にウェブサイト分析ソリューションを提供

△ターボリナックス<3777>、ベトナムのハノイ工科大学に「ｗｉｚｐｙ」３００台を導入

△ＫＤＤＩ<9433>、サミーネットワークス<3745>、セイコーエプソン<6724>など、携帯ダウンロードコンテンツをプリントできる「モバプリ」サービスを提供

△ＫＤＤＩ<9433>とセック<3741>、ダウンロード地図を利用した専門ガイドマップ「ＥＺガイドマップ」を提供

△ＫＤＤＩ<9433>、沖縄セルラー<9436>、ａｕ携帯電話向け新サービス「ラッピングメール」など提供

△ＫＤＤＩ<9433>とアジア航測<9233>、ＧＰＳ機能を活用した災害時支援サービス「災害時ナビ」を提供
（日経プレスリリース）

△キッツ<6498>が４日続伸、銀行系証券では会社側の今期予想は保守的としている
キッツが、１８円高の８９２円と４日続伸している。２１日付で銀行系証券が、海外市場の拡大が着実に進展、新中期経営計画値の達成も現実味として投資判断を「１」継続としている。今期の会社業績予想は営業利益が前期比１５％増の１３０億円の見通し。例年控えめな業績予想を発表する傾向があるが、バルブ事業では国内海外ともにプラント向けが好調に推移する中、かなり保守的な見通しとして、現状の株価水準は今期、来期予想ＰＥＲでそれぞれ１２倍、１１倍と割安感が強いと銀行系証券では見ている。

△ニッパツ<5991>が続伸、外資系証券の目標株価引き上げを好感
日本発条が、１１円高の１１１５円と続伸している。外資系証券が投資判断を「ＢＵＹ」継続、目標株価を１４８０円→１６１５円に引き上げたことが買い手掛かり。今期経常利益が前期比１２．２％増の３０５億円見込みを受け、１４日付で銀行系証券会社では投資判断を「１」を据置いている。この日の高値１１５２円抜けとなれば、上昇ピッチも速まりそうだ。

△オークマ<6103>が４日続伸し年初来高値を更新、昨年高値奪回が視野に
オークマが、４１円高の１６７５円と前日と変わらずを挟んで４日続伸し１４日につけた年初来高値１６５９円を更新している。９日に２００７年３月期連結決算と併せて０８年３月期業績予想を発表。前期の経常利益が前の期比５０％増の２５６億円、今期の経常利益も１０％増の２８３億円と２ケタ増益が続く見通しを好感している。国内外で工作機械の需要が旺盛で売り上げが好調に推移する模様。取組倍率が１．２９倍の好取組となっており、昨年４月高値１６９１円奪回が視野に入ってきた。

△ひまわり<8738>証券が為替レート表ブログパーツの無償提供を開始
ひまわりホールディングスの１００％子会社ひまわり証券は、５月２１日より、ウェブ上で主要通貨１０ペア対応の為替レート表ブログパーツの無償提供を開始した。ブログの機能やデザイン性向上のためのツールとして、ブログパーツのソースをコピーして張り付けるだけで誰でも利用できる。今回、提供されるブログパーツは、外国為替証拠金取引において主要通貨ペアである、ドル／円、ユーロ／円、ユーロ／ドル、ポンド／円、ポンド／ドル、豪ドル／円、ニュージーランドドル／円、南アフリカランド／円、カナダドル／円、スイスフラン／円の合計１０ペアを１分遅れで表示する為替レート表。全ての通貨ペアのチャート（分足）も表示される。
（証券日刊新聞）

△光通信<9435> 前3月期 上方修正
光通信は、2007年3月期個別決算予想の上方修正を発表した。連結子会社数が増加したことにより、事業子会社から請け負っている経理や人事等の管理業務が増えたため管理手数料収入が増加し、上方修正となった。売上高170億円（前予想130億円）、経常利益82億円（同75億円）、当期純利益92億円（同60億円）。

▼アーク<7873> 07年3月決算発表を延期
アークは、07年3月決算発表を23日から28日に延期すると発表した。

▼フジクラ<5803> 今期減益予想 市場予想下回る
フジクラは、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高6550億円（前年同期比1.4％増）、経常利益300億円（同8.5％減）、当期純利益200億円（同6.9％減）。市場予想は、クイックコンセンサスで、当期純利益235億円。
（証券新報）

■注視銘柄

9697カプコン
5541大平洋金属
4202ダイセル
4672ベルックス
3765ガンホー
4568第一三共
6498キッツ
4684オービック
3404三菱レイヨン
7741ＨＯＹＡ
2792ハニーズ
7251ケーヒン
7730マニー
9511沖縄電力
4534持田製薬
2497ネットエイジグループ
6146ディスコ
4061電気化学工業

■免責事項
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