2024 11,23 12:18 |
|
2009 12,26 13:00 |
|
中国マネーの海外自動車買収 米投資銀行の影見え隠れ 【上海=河崎真澄】金融危機で経営環境が悪化した海外の自動車業界に“チャイナマネー”の買収旋風が一段と強まってきた。米ゼネラル・モーターズ(GM)傘下の「サーブ」の一部資産を先週、北京汽車が買収したのに続き、23日には米フォード・モーター傘下の「ボルボ」を浙江吉利控股集団が買収することで合意した。中国メーカーによる海外著名ブランドの相次ぐ買収の背景には、M&A(企業の合併・買収)のシナリオを描き、資金調達を手助けした米投資銀行の影が見え隠れしている。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
サーブやボルボといった著名ブランドの獲得は、無名の中国メーカーが国際市場に一気に打って出る強力な武器になる。上海紙、東方早報によると、持ち株会社である浙江吉利控股傘下の吉利汽車(ジーリー)では買収にあたって「ボルボ再生計画」を策定した。 生産コストの大幅削減と中国国内の販売増を狙い、年産30万台規模の工場を1カ所建設する。時期は示していないが、中国国内で昨年、1万2600台だったボルボ車の販売台数を国内工場から出荷することで年間20万台まで増やす。同時に5年以内に世界におけるボルボ車の販売台数を現在の約2倍の100万台に引き上げる考えだ。 北京汽車はサーブとの技術統合を急ぎ、今後3年間で約330億元(約4300億円)を研究開発部門に投入する。また、2011年までに年産15万台の完成車工場を建設し、サーブの知的財産権を応用した新たな自社開発車を年間10万台生産する方針だ。この間に北京汽車として、新規株式公開(IPO)の機会も模索するとしている。 10月に米GMからの「ハマー」ブランドの買収で最終合意した四川騰中重工機械は、まだ中国商務省からの買収承認が下りないなど手続きに難航しているが、将来的な中国国内の新工場建設も視野に入れている。 これら一連の買収旋風は米国の投資銀行がM&Aのシナリオを描いた可能性が高い。 例えば吉利汽車は9月に金融大手ゴールドマン・サックスに対して転換社債と新株購入権(ワラント)を発行し、約3億3400万ドル(約300億円)を調達した。これがボルボ買収資金の一部ともなった。ゴールドマンは将来的に吉利の株式約15%を保有する。 米メーカーには経営再建策を、中国メーカーには有力ブランドと技術を、投資銀行にはM&A仲介料や成長性の高い株式がもたらされるというシナリオだ。 今年の新車販売台数が1300万台を超え、米国を抜いて初めて世界一の規模となる中国自動車市場の勢いを背景に、急速に資金力をつけた中国メーカーが、海外のブランドや技術を次々と買いあさる構図は当分続きそうだ。 ■□━━━━・・・・・‥‥‥………………………………
何が日本企業の魅力か??? 多分みんなが答えるのは「技術力」でしょう。 当たってはいますが、それは極一部分でしかありません。 ワタシはこのブログ当初から言い続けている事に、 日本では悠久の歴史がある為か、「ブランド」の価値を 歴史の無い国「米国」や、何も無かった「中国」にとって、 そしてもう1点、日本企業には素晴らしい魅力があるんです。 それは世界に広がっている販売(営業)網と、サポート網です。 当り前ですが、クルマだけではありませんよねぇ~・・・・・!! 中国って米ドルを一番持っている国で、しかもドル・ペッグ制なので 言いたい事が観えてきましたでしょ。 続きはまた次のブログ記事で・・・・・ ・・・って事で、本日は記事を元に、色々なこれからの流れをお話したいと 本日のブログは全て関連付けていますので、一つの記事だけ読んでも 本日最初の部分から追ってお読み戴くことをお勧め致します。 PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |