2024 11,23 12:35 |
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2009 12,26 09:00 |
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【日本株週間展望】年初来高値に挑戦、為替落ち着きで収益不安後退 12月第5週(28-30日)の日本株相場は、30日の大納会まで堅調に推移する見込み。為替相場が落ち着き、輸出関連企業の収益悪化懸念が後退する中で、日経平均株価は8月31日に付けた日中ベースの年初来高値(1万767円)を試すとみられる。 ニッセイアセットマネジメントの久保功株式ストラテジストは「海外の金利先高観を背景に過度の円高懸念は後退した。年末とあって材料がほとんど出ず、日本株にとってフォローの環境が続く」と語った。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
HCアセットマネジメントの森本紀行社長によると、「いまグローバルな投資家が選好するのは、中国で利益の大半を稼ぐ銘柄群」。世界の企業が消費大国・中国を主戦場と位置づけ、ブランド戦略やマーケティング戦略を練る現状で、地理的に近い日本の企業が中国人の消費特性を的確に汲み取るプレーヤーとして見直される可能性がある。 岩井証券イワイリサーチセンター長の有沢正一氏は「中国は場所を確保してすぐに商品が売れるような簡単な市場ではない」とした上で、20年以上かけて中国市場に浸透していった資生堂やヤクルト本社など日本の大手メーカーに先行メリットがあると話す。 有沢氏はこのほか、ミズノ、ロート製薬、森永製菓、生産拠点として中国との関係を深めたファーストリテイリング、また上海から新しい食文化の創出を目指すサイゼリヤやエノテカに注目、「今から中国に出て行くような企業はダメで、実際に営業基盤を有しているところから投資すべき」と指摘する。 一方、三菱UFJ証券投資情報部の折見世記シニア投資ストラテジストは、日本企業は中国企業と中国市場で直接競合するのではなく、成長著しい新興国に活路を見出すべきと提案する。同氏は、英王室の資産を運用するシュローダーが明治維新の頃から日本に投資し、数々の産業を興してきたことを挙げ、「日本もインドやアフリカなど今後名目GDPが伸びる国で成長モデルを築いていくべき」と語る。 新年を控え、長期投資リターンにつながるような新しい観点から銘柄を選ぶことも有効といえる。独立系コンサルタント会社TBLIグループのロバート・ルビンシュタインCEO(最高経営責任者)は、価値観が変容しつつあり、新しい価値観で投資対象を探すべきと述べる。
大和総研経営戦略研究所部長の河口真理子氏は、「財務データだけで企業を評価する時代は終わり、金融情報端末などを使って企業のESG情報を直接見る時代になった。ESG情報が企業評価をダイレクトに変える可能性が出てきた」と言う。 ESG情報とは、企業が環境(Environmental)負荷低減に努力しているか、社会(Social)規範に違反していないか、ステークホルダーの権利を守る企業統治機構(Governance)が構築されているか、などを評価して数値化したもの。 こうした観点から投資銘柄を選ぶと、投資リターンの向上につながる。社会的責任投資(SRI)の世界的なベンチマークとして知られるダウ・ジョーンズ・サステイナビリティ・インデックス・ワールド(W1SGI)指数の過去5年間のパフォーマンスはプラス5.0%。代表的なグローバル株価指数のMSCIワールド指数(プラス1.9%)を上回る。 W1SGI指数を構成するのは317銘柄で、日本企業は32銘柄。このなかではコマツや東レなどがMSCIワールド指数を上回る投資リターンを上げた。 第5週の主な予定は、28日に日本の11月鉱工業生産や毎月勤労統計が公表されるほか、29日には米10月のS&P/ケースシラー住宅価格指数が発表される。30日大納会は今年から終日立会い。
●かざか証券の田部井美彦市場調査部長 「円高一服基調や海外株に対する出遅れ感から外需中心に買われ、日経平均が年初来高値を更新するだろう。半導体などテクノロジー分野での季節調整による需要の落ち込みは、例年に比べて緩やかにとどまりそう。米住宅価格指数が予想より強くなれば、米金利引き上げ観測で一段の円安という可能性もある。一方、日本の鉱工業生産での前月比伸び率鈍化、相次いで予定されている消費関連企業の四半期決算発表で内需の弱さが確認されると、内需中心に上値を抑える展開になろう」
「09年で1番記憶に残ったのは中国の台頭。2番目が日本企業のコスト削減力の強さだ。これだけの環境変化にもかかわらず、企業の生命線とも言われるフリーキャッシュフローを増やした日本企業は多い。10年は個別銘柄が活躍する相場になるとみられ、銘柄選択の巧拙でパフォーマンスに差が出るだろう。この局面で伸びることが出来る企業、攻めに転じた企業を丹念に探したい」
「足元の消費動向を見ると、デフレ色が強まるばかり。売り上げが伸びても利益が出にくい状況。海外の景気動向も見極める必要があり、国内消費関連、輸出関連ともに投資資金が入りにくい」 記事:東京 鷺池 秀樹 Hideki Sagiike ■□━━━━・・・・・‥‥‥……………………………… まだブルームバーグのほうが記事が大分とマシですなぁ~・・・・・ ・・・で、実はこの記事の中に恐ろしい内容が書いてあるのですが、
有沢氏はこのほか、ミズノ、ロート製薬、森永製菓、生産拠点として中国との関係を深めたファーストリテイリング、また上海から新しい食文化の創出を目指すサイゼリヤやエノテカに注目、「今から中国に出て行くような企業はダメで、実際に営業基盤を有しているところから投資すべき」と指摘する。
予想や想像だけしてみてください。 ただ・・・・・多分・・・・・これって知っていて書いているんだろうなぁ~・・・ PR |
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