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2009 12,12 12:00 |
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明日の戦略 11日の東京市場は大幅反発。日経平均は10000円の大台を回復した。 日経平均は朝方の買い一巡後、伸び悩む展開が続いた。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
堅調な展開となりそうだ。今後の相場を占う意味で注目された、日経平均の週末終値は12月限SQ値(9982円)を上回り、10000円の大台を奪回した。SQ値を上回ると翌週以降の相場が堅調に推移するというアノマリーがあるだけに、来週の相場は期待が持てよう。また、堅調な師走相場の場合、年末にかけて一段高となるケースが多いのも心強い。日経平均は10月相場で壁となった10400円及び、心理的な節目の10500円を試す展開を予想したい。ただ、中東を筆頭に外部環境が不安定なうえ、足元で国内のマクロ指標が芳しくないのも気掛かり。日経平均は心理的な節目の10000円を再度割り込むと、25日移動平均(9731円)程度まで調整する可能性もあろう。なお、来週は公募増資関連で、日立とT&Dの受渡日が到来し、三菱UFJの発行価格が決まるだけに、ファイナンス関連銘柄がどう動くかも相場のカギを握りそうだ。
波乱の展開となった。米雇用統計の改善を背景に円相場が90円台へ下落したことで、週初は買いが先行。日経平均は10200円台を回復し、1カ月半ぶりの高値をつけた。ただ、6営業日で1086円も上昇したことで、短期的に高値警戒感が台頭。中東(ドバイ)や欧州(ギリシャ・スペイン)などでの信用リスクの高まりを受けて、週半ばに3日続落した。しかし、週末は中国の良好な経済統計やSQを無事通過したことで急反発。日経平均は10000円台を回復し、週間ベースでも2週連続の上昇となった。国内では、マクロ統計が多数発表されたが、厳しい内容が相次いだ。8日発表の11月景気ウオッチャー調査は、景気の現状判断DIが33.9(前月比-7.0pt)、2、3ヵ月先を示す先行き判断DIが34.5(同-8.3pt)と2カ月連続で低下。現状・先行きともに、比較可能な2001年8月以降で過去最大の下げ幅を記録し、内閣府は2カ月連続で基調判断を下方修正した。9日発表の7-9月期GDP改定値では、実質GDPが年率換算+1.3%(速報値は+4.8%)へと大幅に下方修正され、改定幅は過去最大(比較可能な2002年4-6月期以降)となった。名目GDPも年率-3.4%(速報値は-0.3%)と大幅に引き下げられ、デフレの進行が浮き彫りになった。
円高一服を背景に国際優良株への買いが継続。中国の良好な経済統計を受けて、大手商社や建機などが堅調だった。また、業績拡大期待の根強いネット関連が堅調で、DeNAやサイバーなどが年初来高値を更新。パナソニックによるTOBが終了した三洋電は商いを伴って上昇した。その一方で、増資関連銘柄の下落が目立ち、三菱UFJ、日立、郵船などが商いを伴って下落。自己資本規制への警戒感から銀行株は総じて軟調だった。また、商品市況の下落で石油関連や非鉄などが軟調だった。
国内では、中国の習近平・国家副主席が来日〔~17日〕、会社四季報(2010年1集・新春号)発売、12月調査日銀短観、11月首都圏マンション販売、10月鉱工業生産確報(14日)、米カジュアル衣料「アバクロンビー&フィッチ」が銀座に旗艦店をオープン(15日)、10月第三次産業活動指数、11月工作機械受注確報(16日)、日銀金融政策決定会合〔~18日〕、7-9月資金循環統計、11月日本製半導体製造装置BBレシオ(17日)、白川日銀総裁定例記者会見(18日)などが予定されている。 決算発表は、三井ハイテック、シーイーシー、くらコーポ、正栄食品(14日)、MPHD、くろがねや、サイボウズ、アールエイジ、パーク24、イハラケミカル(15日)、アスクル、コーセル、クミアイ化学、HIS(16日)、オハラ(17日)、クスリのアオキ、ツヴァイ、あさひ、ジーンズメイト、西松屋チェーン、平和堂、アークランドサカモト、ニトリ(18日)などが予定している。
決算発表は、アドビ・システムズ、ベストバイ(15日)、ペイチェックス(16 提供:株式会社T&Cフィナンシャルテクノロジーズ PR |
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