2024 11,25 20:24 |
|
2009 12,06 17:29 |
|
富裕層が泣いて喜ぶ「バブル」の再来か ■不況知らず ますますの盛り上がる富裕層ビジネス 「富裕層は健在 消費意欲なお」――。そんな記事が、『日経MJ』の09年11月18日付紙面を賑わせている。ここでいう富裕層とは、金融資産1億円以上、または世帯年収3000万円以上の人たちで、株安による打撃が大きいといわれる富裕層でも、高額品への消費意欲はまだまだ健在である。例えば、 リゾート施設の再生の仕掛け人、星野佳路氏が手がける富裕用向け超高級旅館である。何ヵ月も先まで予約が取れないほど好調で、この冬の12月には京都にも開業し、その後沖縄の竹富島や静岡の富士にも進出する予定である。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
クルーズ業界も富裕層への積極的な取り組みを強化している。商船三井客船が保有・運航する大型クルーズ船「にっぽん丸」では、最高級クラスのスイートルームを増設して、ひとり1泊20万円程度に設定する。 また、海外ブランドメーカーは日本の市場を攻めあぐね苦戦中なのだが、富裕層相手には善戦している。最近、スイスの高級腕時計「ジャケ・ドロー」などいくつかの高級ブランドが連携して、「各ブランドの顧客や、純金融資産1億円以上が入会条件の交流サイト『YUCASEE(ゆかし)』の会員など300人以上を集めたイベントが、東京都内で開催された。ジャケ・ドローでは後日、招待客3人が1個平均約250万円の腕時計を購入している。 ちなみに『日経MJ』の調査によると、富裕層が過去1年以内に購入したブランドは「ルイ・ヴィトン」が1位、そして2位が「エルメス」だった。富裕層の好きなブランドでもエルメスは支持が高かった。 なぜなら、この2社はアウトレットに出店しないなど、自社ブランドの価値を守っているので、富裕層には安定した人気があるからだ。流行に左右されず、何十年経っても価値の変わらない点が評価されているのだろう。 この不況時に衣料費を減らす人がほとんどだが、富裕層は増やしたという人が多く、自身の「こだわり」には、お金に糸目はつけず出費することが表れている。
まだまだ景気のよい話は尽きない。 そして、三井不動産レジデンシャルが売り出した「パークシティ浜田山」は、億ションが中心だが売れ行き絶好調で完売間近となっている。 富裕層の高額不動産への関心は相変わらず高く、1~9月の首都圏の1億円以上の販売動向は、発売最初の月に契約した戸数の割合が6割余りということで、前年度に比較して高くなっている。3~5年前より高額物件の価格が下がり、お買い得感が出ていることが好調につながっているようだ。
ベンツ、BMWなどの高級輸入車市場も好調だ。 富裕層を対象にした『日経MJ』の調査でも絶えず、「1年以内に購入したい車種」として、ベンツ、BMW、アウディがベストスリーになっている。輸入車のディーラーも、関心の高さを販売に直接結びつけるべく、いろいろな方策を練っている。 例えば、ヤナセは定期点検を促すメールを従来の営業所からだけでなく、本社からも送り始めて、顧客との絆を深めて売上げ増大を目指すCRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)を実施している。定期点検時に顧客とのコンタクトを深めることで、カーコーティングなどの関連商品の購入にもつなげていきたいという考えである。 また、アウディジャパンは、東京・豊洲のショールームに顧客など250人余りを集めて、海外で活躍するピアニストの山中千尋氏のジャズコンサートを行った。この周辺には超高層マンションが林立して、クリエイティブな職業や起業家などの新興富裕層が住んでおり、彼らの関心を高めるためのイベントである。 その他、高級腕時計や別荘などへの関心も高く、金融商品への投資意欲も高いというデータが出ている。
「商品インデックス・トレーダー…大手グローバル銀行の第一線商品部門が、欧州と米国で経験豊富な商品インデックス・トレーダーを求む」 『SAPIO』(09年10月14・21日号)によると、ニューヨークの人材斡旋会社には、現在こんな求人広告が並んでいるという。あのサブプライムショックやリーマンショックは、どこかに吹っ飛んでしまい、いまやまたバブルの再来かという情報が乱れ飛んでいる。 リーマンショック以来、ファンドが株式市場から投資資金を引き揚げていたが、今年の前半から、原油や銅や砂糖などの先物市場が上昇するにつれて、再び投資意欲が復活している。それにともなって、担当するトレーダーの需要が増えているのだ。 景気が持ち直してきていることで、多くの金融機関がリーマンショック以来商品投資部門の立て直しを図っており、さらに前年に損失した分を補填し、そのうえで利益をあげることを目指しているのである。 それには優秀で実績のある人材が、喉から手が出るほど求められている。メリルリンチを買収したバンク・オブ・アメリカやシティバンクグループ、モルガン・スタンレー、クレディスイス、ソシエテジェネラルなど、そうそうたる企業が投資部門を拡張しているのだ。 しかしトレーダーなら誰でもよいというわけではない。専門分野でしっかりした実績をあげた人材でなければ求人されていない。だからこそ、優秀で実績のあるトレーダーには多くのオファーが集まり、争奪戦になっているのだ。それにともない移籍金も上昇して、年収1億円というケースも見られるようだ。 争奪戦は米国に限らず、欧州でも盛んになっている。欧州市場の中心地、ロンドンシティでも、多額の移籍金でライバル社の社員を奪い合うケースも出てきている。 この移籍を持ちかけられているのは、凄腕コモディティ・トレーダーのJPモルガンのT・エドガー氏とそのチームで、彼は昨年ひとりで、JPモルガンに6000万ポンドに上る利益をもたらしたとされている。 一方、彼の所属するJPモルガン側も優秀な社員を手放すつもりはなく、引き留めに多額の報酬アップを約束しているようだ。いずれにしても、同氏の移籍をめぐる金額は、英国で金融危機が深刻化して以来、最高額になるだろうと噂されている。 このように世の中不況、不況と騒いでいる間に、ある特定の分野ではV字回復しつつある。そして、彼らの顧客となりうるのは、投資資金を麗澤に有する機関投資家や富裕層なのである。そうして、V字回復からバブル再来の恩恵が再び、富裕層にもたらされることになる。
1989年にバブルが弾けた際には、こんな好景気はもはや二度と訪れないと誰もが考えていたが、実はこのところ世界バブルの再来の予兆が数多く見られる。 現在、米国をはじめとして世界各国が利上げと量的緩和政策によって、マネーがジャブジャブと市場に供給されている。多くの敏腕ファンドマネジャーたちが、虎視眈々とお金の行き場、つまり投資先を探っているのだ。 いったん儲けが上がると見るやいなや、膨大な資金が一気に動いて、バブル市場が形成されるだろう。その予兆は至るところにあらわれている。 経済回復の勢いが凄まじい中国では、自動車販売台数が世界最大の米国を上回り、さらに上海や北京など都市部の不動産価格は、今年7月に過去最高値を記録している。世界的な不況の一方で、中国では富裕層が不動産を買い漁る動きが加速している。 現在中国は2兆ドルもの外貨準備高を誇り、その豊富な資金をバックに4兆元(約54兆円)にのぼる景気対策を打ち出して、道路やインフラなどに莫大な資金を投入している。日本でいえば、田中角栄時代の「日本列島改造論」で、狂乱物価と暴騰する不動産で、世の中が賑わった時代である。現在の中国もその時代を想起させて、国家のインフラ整えることによって、ますます経済活動に好影響を与えることになる。 実際、世界の企業の時価総額ランキングで、ベスト5のうち3社が中国企業と急成長を遂げている。 不動産価格も急激に上昇しており、上海の最高級マンションが28億円で売買されている。富裕層では別荘ブームで、20億円台の物件がゾロゾロ陳列されている。 もはや、バブルで熱狂した80年代の日本とそっくりな好況で、いや人口が日本の10倍だけに、そのスケールも想像がつかないくらいに膨大になりそうだ。
この中国のバブル景気にあやかろうとして、早速世界中から多額な投資がされている。今年4~6月期には、四半期ベースで過去最高の約11兆円が中国市場に流入した。その結果、株価や不動産価格はV字回復して、さらに上昇する勢いである。 同じことは中国だけでなく、インドやベトナム、タイなどでも同じことが起きている。ゴールドマンサックスの予想では、インドは2050年には世界第3位の経済大国になり、その規模は日本の4倍以上だということだ。ベトナムも、今後10年間で株価が3~5倍になるといわれている。東南アジアにはレアメタルも多く埋蔵されているが、いまだにその正確な数量は把握されていない。 また他にも、インドネシアやスリランカ、モンゴル、そして南アフリカやケニアなども、急成長が期待されている。 これらが一気に爆発するように活況を呈すれば、世界的バブルの到来である。どうやら現在、世界中の機関投資家や富裕層たちが、来るべく世界的バブルでの収穫を目指して、入念な仕込みをしているらしい。果たして、その仕掛けがうまくいくのか、注目に値するだろう。 ■□━━━━・・・・・‥‥‥……………………………… もう少し様子を見ないと何とも言えないんだけれども、 ・・・で、来年は相場環境も良い年になりそうな事も反面で聞き及んでいますが、 今年は丑年でした。 ・・・って事は来年「寅年は千里を走り」・・・って事で、 いやぁ~本音で信じたいです。 ・・・で、もし本当にそうならば【第1弾】【第2弾】が、 もし判りやすい相場になれば、簡単に儲ける事の出来る相場が ・・・ってことで、皆さんで「寅年は千里を走り」を願いましょう!! PR |
|
コメント |
おひさしぶりです☆
ベネズエラ・・・ちょっと気になります(汗) 昔、某OOイルドの方が、 ちゃべすをやっつけると発言してたの思い出してしまいました。 また、話もかなり飛びますが 戦争の件も同意です。 李氏とハワード氏の言葉の真意も気になるところですし・・・ 【2009/12/0701:57】||ながっち#4fa40c3af1[ EDIT? ]
|
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |