2024 11,23 05:48 |
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2009 12,02 17:09 |
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シルクロードを描き続けた日本画家で、国際的な文化財保護に尽力した文化勲章受章者、平山郁夫(ひらやま・いくお)氏が2日、亡くなった。79歳。 広島県の生口島に生まれ、勤労動員先で原爆に遭った。1947年、東京美術学校(現東京芸大)日本画科予科に入学。卒業時に同科の副手に選ばれ、前田青邨(せいそん)に師事した。 53年、院展初入選。原爆の後遺症に苦しみながら、仏典をインドから中国に持ち帰った唐僧・玄奘を描いた59年の「仏教伝来」が高く評価され、シルクロードを舞台にした「仏伝シリーズ」で着実に評価を高めた。 砂漠や高地を旅し、平和への祈りを叙情的な画面に託した作品群は、70年代のシルクロードブームもあって幅広い人気を獲得した。 北朝鮮、アフガニスタンのバーミヤンなど、仏教遺跡をはじめとする保護運動にも取り組み、保存修復のための「国際文化財赤十字運動」を提唱。88年にユネスコ親善大使に任命されたほか、国際会議や学術調査に私財を投じて奔走した。 98年に文化勲章、96年に仏レジオン・ドヌール勲章、01年にマグサイサイ賞を受けた。 ■□━━━━・・・・・‥‥‥……………………………… 前にも言ったような気がするんだけれども、 ご冥福を心よりお祈り致します。 PR |
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