5/18 お昼の『株価材料』

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■株価材料

△蛇の目<6445>株が大幅上昇、東証1部値上がり率第2位
午前の株式市場で、蛇の目ミシン工業が大幅上昇となっている。１０時２０分現在、同社株は東証１部で値上がり率第２位。好決算と自社株買いを好感した。市場では「仕手性が強いイメージがあり、好材料をきっかけに目先回転狙いの資金を呼び込んだ」（準大手証券情報担当者）との声が出ている。同社は１７日、２００８年３月期の連結決算見通しについて、営業利益が２８億円（前年比４１％増）になると発表した。また、２００万株、３億２０００万円を上限とする自己株取得枠を設定したことを明らかにしている。

△テレビ朝日<9409>、東映アニメ<4816>株式を11万株追加取得
テレビ朝日は１８日、東映アニメーションの株式を１１万株追加取得したと発表した。関係を強化しコンテンツの充実を図る方針という。保有株数は２１１万株となり保有比率は１４．２９％から１５．０７％に上昇した。テレビ朝日によると２００８年３月期連結業績への影響は軽微だとしている。

△スターツ出版<7849>株が大幅高、実質増配と1対2の株式分割を好感
午前の株式市場で、スターツ出版<7849>が大幅高となっている。１７日に発表した１対２の株式分割（６月３０日の株主が対象）を好感した。同社は分割と併せて２００７年１２月期の年間配当を２５００円に修正すると発表した。従来予想は４２００円だが、１対２の分割を考慮すると５０００円に相当するため、実質的な増配となる。前向きな株主還元姿勢が市場から評価されている。同日に発表した第１・四半期決算（２００７年１月―３月）は、経常利益が前年同期比８９．１％増の１億６５００万円だった。
（ロイター）

△ケンウッド<6765>---4/13戻り高値を捉えるが
4/13戻り高値を捉えるが、ダブルトップも意識され伸び悩む。なお、コスモ証券では投資判断を「Ｂ-」から「Ｂ」に引き上げたようだ。今期業績は会社計画は下回るものの増収増益は達成、前期が底と。

□三菱商<8058>---25日線の攻防、マド埋め完了
25日線の攻防、マド埋め完了。3月の戻り高値とのダブルトップとなり、その後はじり安基調。ただ、25日線レベルが支持線として強く意識。直近空けたマド埋めも完了。均衡表の雲上限レベルでリバウンド期待も。一方で、商品市況の動向などは気掛かりか。

▼新日鉄<5401>---続落、資源関連株には利食い売り優勢へ
続落。銅市況の大幅安など非鉄市況の下落、中国市場の先行き懸念など背景にして、本日は資源関連株がさえない展開となっている。3月高値へのトライに失敗する状況下、週末要因に伴う手仕舞い売りの動きも強まる格好に。また、円安やソニーの好決算など背景にして、前日からハイテク株の一角などへ資金がシフトしつつもあるようだ。

▼ドリコム<3793> 大幅安。
中間期の見通しが嫌気されているようだ。前日に決算を発表、08年3月期の見通しは経常利益で2.7億円（前期1.81億円の赤字）と四季報予想の0.9億円を上回った。一方、07年9月中間期については赤字の見通しとなっており、経常赤字で0.7億円となっている。

△ＭｒＭａｘ<8203>---押し目買いも25日線が抵抗線として意識され
3日ぶり反発。決算通過で押し目買いも、下降する25日線が抵抗線として意識されている。なお、今年7月に都内にＳＣを開業するなど、首都圏への出店を増やすと報じられている。

▼双葉電子<6986>---ストップ安、今期営業益は一転減益見通し
ストップ安。今期の業績見通しが嫌気材料とされる。前期の営業利益は57％増益の42.5億円となったが、今期は40億円で一転6％の減益見通しに。海外子会社のリストラ費用などを特別損失に計上するため、最終利益は60％の減益となる見通し。ＰＢＲ水準の割安感などは下支え材料とならず。

△エイベクスＨＤ<7860>---8営業日ぶりに反発
クレディ・スイスによる「OUTPERFORM」のカバレッジ開始は間違いであり、4月時点で「OUTPERFORM」を継続しています。8営業日ぶりに反発。連日の年初来安値を更新していたが、リバウンド狙いの動きが出てきているようである。5/11時点の信用倍率は4.31倍と需給妙味は低く、目先的には5日線レベルか。

□アリアケジャパン<2815>、リバウンドも戻り鈍く
リバウンドも戻り鈍く。今期営業減益見通しが嫌気され昨日は大幅下落。本日はリバウンドをみせるものの、前日陰線の中で積極的に動きづらく。なお、みずほ証券では投資判断を「1」に、目標株価を3800円に引き上げている。

△カシオマイクロ<6760> 岡三証券では17日付で、投資判断を新規に「やや強気」としている。
フィルムデバイス、ＢＵＭＰともに回復に向かうと予想。とりわけ、液晶向けは第2四半期以降に需要が上向くとしている。

▼トランスコス<9715>---下落率トップ、2ケタ経常減益見通し嫌気
下落率トップ。前日に決算を発表、今期は2ケタ増収ながら2ケタ経常減益見通しであり、失望売りに押される展開となっている。前日には上方修正を受けて急伸、モメンタムの改善傾向が強まっていたため、今期見通しにはネガティブなサプライズが強まる状況。

△ＳＡＮＫＹＯ<6417>---買い気配、増益見通しに買い安心感強まる
買い気配。前日に発表した決算が買い安心感を強めさせているようだ。前期実績は2ケタ減益決算だったが事前想定どおり、今期は2ケタの増収増益に転じる見通しを示している。パチンコ関連には先行き業績懸念が全般的に強まっており、同社株も直近で急落していたため、ポジティブな反応は強まりやすい格好。

△国際帝石<1605>---反発、原油市況の上昇を好材料視で
反発。原油市況の上昇が買い材料視される展開へ。前日のＮＹ市場では原油市況が3％超の大幅高、原油高メリットが最も大きいとされる同社に関心が向かう格好。低水準の在庫を背景としたガソリン相場の上昇、中東情勢の緊迫感の高まりが原油市況上昇の背景とされている。

▼日本テレビ<9404>---売り気配、大幅減益見通しに格下げ相次ぐ
売り気配。昨日決算発表、今期の大幅減益見通しが嫌気される格好となっている。営業減益幅は39％とコンセンサスを下回る水準とみられる。モルガンやＧＳが買い推奨から中立に引き下げているほか、野村では「３」から「４」に格下げへ。

△前田建設<1824>---買い先行、野村では「２」に格上げへ
買い先行。野村では投資判断を「３」から「２」へ格上げしている。0.5倍を割り込む低ＰＢＲ水準に注目している模様。また、09.3期は大幅減益を予想しているが、10.3期以降の業績は伸長すると予想、ＥＰＳ中期成長率も同業他社と比べて高いことにも注目と。

▼ミツミ電機<6767>---売り気配、今期見通しが失望売りを誘う
売り気配。昨日決算発表、今期の見通しが失望売りを誘う格好となっている。ゲームコントローラーの急拡大などを背景に、前期業績は大幅増益を達成しているが、今期の営業利益は3％増益の275億円にとどまる予想。各社ともに300億円以上がコンセンサスであったとみられ、保守的な予想との意見は多いものの、失望売りが先行する格好となっている。
（フィスコ）

△Ｄ＆Ｍ<6735>は３回目の業績上方修正に反応し３連騰
ディーアンドエムホールディングスは前場、２０円高の４５６円と３日続伸した。前日に３回目となる２００７年３月期業績の上方修正を発表、低位値ごろの割安株買いを拡大させた。同社の３月期業績は、昨年１１月、今年２月と相次いで引き上げられたが、その修正値をさらに増額した。売り上げは７０億円、経常利益は１１億円、純利益４億円それぞれ上回り、純利益は２９億円（前々期比２０％増）と前期に続く過去最高をさらに伸ばす。第４四半期の米州・欧州市場の販売が従来予想を上回り、今年１月にフィリップ社から買収したディーアンドウム・サウンド・ソリューション事業も上乗せとなった。株価は、親会社のＲＨＪインターナショナル関連思惑もやや牽引力を欠き、年初来４００円台下位での小幅往来に終始している。ＰＥＲは１３倍台、２５日移動平均線から５％のマイナスかい離と下げ過ぎ示唆となっており、出遅れ修正が続こう。

△オークネット<9669>は５５％純益減益を織り込み好バリュー見直し続伸
オークネットは、９円高の１７５０円と小幅ながら３日続伸となっている。今年２月に発表した１２月期決算で、今期純利益を前期比５５％減益と予想してダメ押しの安値で織り込み出直っているもので、ＰＥＲ１５倍台の割安訂正が期待されている。同社の前１２月期業績は、売り上げは前々期に比べ０．７％増と増収を維持したものの、経常利益は、昨年９月にＷｅｂを活用した四輪車の新情報流通サービスなどを導入した費用負担などから１４％減益となった。ただ純利益は、関係会社株式の一部売却益２８億円の上乗せで２７億６０００万円（前々期は１１億９１００万円の赤字）と大幅黒字転換、過去最高を更新した。今期純利益は、この売却益の一巡から１２億円（前期比５５％減）と落ち込むが、売り上げ、経常利益は、四輪車新情報流通サービスの戦力化などで増収増益をキープする。このため株価も、決算発表時に昨年来安値水準の１６００円台を覗いたものの即出直りとなっている。ＰＥＲは１５倍台、配当利回りも２．２％と好採算水準となるだけに、中間期配当取りから入る安値買いも一考の余地がある。

△テクモ<9650>はＤＳ関連人気を信用好需給が後押しし続伸
テクモは、２０円高の１１３０円と続伸している。３月３０日に「かいて　しゃべって　はじめよう！モンスターファームＤＳ」などの合計２本のニンテンドーＤＳ向けソフトの発売を発表、内需関連のコンテンツ人気を誘っており、今１２月期業績の連続２ケタ増益評価、信用取組が売り長から逆日歩がつく好需給も上乗せ効果を発揮している。同社のゲームソフトは従来、据え置き型ゲーム機用に高度なコンピューターグラフィックス技術を駆使するマニア向け商品が中心となっていたが、今回のニンテンドーＤＳ向け２本の発売で携帯型ゲーム機用に本格参入、この第１弾の７月発売によりＤＳユーザーの中高年齢層の新規顧客を開拓し業容拡大が期待される。同社の前１２月期業績は、決算発表直前の上方修正通りに前々期比１１％経常増益、３１％純益増益と増益転換し、今期も続伸し純利益は９億円（前期比１０％増）を予想している。株価は、８００円台の１年間の長期底固めからようやく底離れした初動段階にあり、信用好需給が内需関連人気にさらに弾みをつけよう。

▼日テレ<9404>は一転しての今期減益予想に失望して急反落
日本テレビ放送網は、２５００円安の１万７６４０円と急反落している。前日に発表した３月期決算で、今期業績を減収減益と予想したことに失望感が働き売り先行となっている。失望感は、同社の前期の大幅業績と今期の減益予想業績の大きな落差が要因となっている。前期業績は、期中に２回も上方修正され、その修正値を上回って純利益が１８３億３１００万円（前々期比３３％増）で着地した。ところが今期業績は、売り上げは３３５５億円（前期比２％減）、経常利益は２１５億円（同３７％減）、純利益は１１５億円（同３７％減）と予想、一転して減益となる。前期大ヒットの「ＤＥＡＴＨ　ＮＯＴＥ」などの映画収入や２次利用収入の反動減、番組制作費などの増加が響く。市場コンセンサスは１６７億円と強気に予想しており、約５０億円下回ることになる。株価は、株不足で逆日歩のつく信用好需給と綱引きしつつ妥当水準を探ることになろう。

△ソラン<9750>は業績減額織り込み下げ過ぎ訂正の割安株買いで続伸
ソランは、９円高の８９１円と小幅続伸している。５月１０日に発表した３月期決算をきっかけに４月２６日につけた昨年来安値７９７円から出直っており、今期業績が下方修正した前期と異なり様変わりに大幅増益と予想したことが下げ過ぎ修正期待の割安株買いにつながっている。同社の前期業績は、昨年１０月に上方修正されたあと、今度は決算発表ぎりぎりの今年４月２０日に下方修正された。単独決算で一部不採算案件が発生したことと役員退職慰労引当金の繰延税金資産の税効果見直しにより同資産１億１７００万円を取り崩したことが要因で、本業そのものは順調に推移し、実績は前々期比１１％増収、１１％経常増益の２ケタ増収益で着地、純利益も１２億３７００万円（同０．６％増）と増益をキープした。今期は、製造・金融業界のソフトウェア開発・システム化投資が拡大するなか、ＩＴソリューション提携を強化、売り上げ６４０億円（前期比３％増）、経常利益３５億円（同１６％増）、純利益１８億円（同４５％増）と増益率の拡大を予想している。株価は、４月の業績減額で１００円安と急落、この急落分を埋めているが、１３週移動平均線から９％超のマイナスかい離となお下げ過ぎである。ＰＥＲ１４倍台の修正が期待される。

▼ミツミ<6767>は市場予想上回る好決算も利益確定売りで急反落
ミツミ電機は、寄り付きから売り気配を切り下げ３６０円安の３５９０円まで売られ急反落している。前日３月期決算を発表、前期業績は期中の３回の上方修正値を上回り大幅増益で９期ぶりに過去最高純益を更新、今期も続伸して純益は市場コンセンサスを７億円上回ると予想したが、５月８日に昨年来高値４１７０円まで押し目らしい押し目もなく買い進まれていただけに利益確定売りを浴びている。同社の前期業績は、前々期比１９％増収、４．３倍経常増益、８．０倍純益増益とＶ字変化した。携帯電話、ゲーム機器用の半導体デバイスやカメラモジュール、機構部品などが大きく需要を拡大、不採算製品の整理、部品内製化、海外工場の生産効率の向上などが重なり業績を押し上げた。今期も、薄型テレビや家庭用新型ゲーム機、さらに自動車の電子化関連に需要が好調に推移することから続伸を見込み、純利益は１８１億円（前期比５９％増）と市場コンセンサスを上回る。株価は、前期業績の相次ぐ上方修正や任天堂のゲーム機関連人気が波及し大きく水準を切り上げた。ＰＥＲは１７倍台と割安となり、目先スピード調整完了後に再騰が有望となろう。

△荏原実業<6328>は１Ｑの増益転換業績を見直し反発
荏原実業は、２１円高の１９５８円と４日ぶりに反発している。４月２５日に発表した今１２月期第１四半期（１Ｑ）業績が見直されているもので、前期までの下方修正・減益ペースが増益転換したとして環境関連の割安株買いを誘っている。同社の前期業績は、決算発表のたびごとに下方修正され、経常利益は大幅減益、純利益は赤字転落となった。これに対し１Ｑ業績は、前年同期比２７％増収、１７％経常増益、６％純益増益とようやく持ち直した。環境関連では、鳥インフルエンザなどの感染症緊急災害対策製品「陰圧式エアテント」の自治体向けや脱臭関連の「ポエフＥＰＸ」、「ＥＫＯフィルター」の下水処理場向けの各受注が堅調に推移、ポンプ、ボイラー、省エネ空調機器も、自動車・ＩＴ関連工場や新規オフィスビル向けに販売を伸ばしたことが寄与した。通期純利益は、６億４３００万円（前期は１億５４００万円の赤字）と大幅黒字転換を予想しているが、１Ｑはほぼこの予想ペースで推移している。株価は、業績低迷で上場来高値２７３５円から２年来安値水準の円水準まで売り込まれようやく下落幅の３分の１戻しを達成している。ＰＥＲは１９倍台、配当利回りも２％台に乗せるだけに、下値は買いに分がありそうだ。

▼クレセゾン<8253>は純益増益転換も市場予想下回り安値更新
クレディセゾンは、寄り付きの売り気配から３３０円安の３１７０円と売られ変わらずを挟み７営業日続落となっている。今年３月につけた昨年来安値３２８０円を下抜いている。前日に発表した２００７年３月期業績は、期中の下方修正値をやや上回って着地したが、今３月期純利益が、市場平均を１７１億円も下回ることから売り先行となっている。同社の前期純利益は、昨年１１月に消費者金融の過払い利息返還請求に備えた特別損失の計上から大幅に下方修正されたが、実績はこの修正値を約２６億円上回り１４８億２１００万円（前々期比６４％減）で着地した。今期業績は、売り上げ３４００億円（前期比１％増）、経常利益５６０億円（同３０％増）、純利益２６０億円（同７５％増）と予想している。貸金業の上限金利引き下げに先立って６月１１日取扱分からキャッシング金利を引き下げることから経常利益は減益となるが、純利益は特別損失一巡で増益転換する。株価は、昨年４月の上場来高値６７３０円から下降トレンドを継続、なお下値鍛錬は長引きそうだ。

△ＴＨＫ<6481>は連続最高純益を手掛かりに下げ過ぎ訂正で続伸
ＴＨＫは、４５円高の２７６０円と続伸している。前日に３月期決算を発表、今期予想純利益がほぼ市場予想平均を達成することから下げ過ぎ訂正期待の割安株買いが続いている。同社の今期業績は、売り上げ１８５０億円（前期比５％増）、経常利益３６３億円（同３％増）、純利益２２４億円（同６％増）が予想されている。世界的な設備投資拡大に対応、日本、米州、欧州、アジア４極での最適生産体制を強化して景気、為替、金利などの不確定要素に備え、営業マンのスキルアップで既存顧客との取引拡大、新規ユーザ開拓を進めることが寄与する。純利益は、連続の過去最高となり、市場コンセンサス２２３億円をほぼクリアする。株価は、前期業績が昨年１１月に小幅下方修正された後遺症が長引き、２８００円で上下１００円幅の中段固めを余儀なくされてきた。２６週移動平均線からは３％強のマイナスかい離となっており、ＰＥＲ１６倍台の割安修正から一段とリバウンド幅を伸ばそう。
（東洋経済新報社）

△新光商<8141>がストップ高カイ気配、今期の純利益２３％増見通しで連続の最高益へ
新光商事が４００円ストップ高の２４００円カイ気配。１７日に前０７年３月期連結決算を発表。今期見通しの２ケタ増益が好感されている。今期の経常利益を前期比１４．９％増の８０億円、純利益を同２３．５％増の５０億円とし、連続の最高益更新を目指す。配当は中間・期末とも１８円の３６円（前期３０円、前々期２２円）に連続増配する。自動車電装関連や娯楽機器関連が堅調に推移する見通し。株価は、ストップ高でも連結ＰＥＲ１１倍台と割安な水準にある。
（株式新聞ダイジェスト）

△ホクト<1379>が大幅高、今期も大幅増益予想
ホクトが大幅高となっている。前日午後の取引時間中に発表した前０７年３月期連結決算は暖冬で主力のきのこの鍋物需要が伸び悩んだことで予想を下回ったものの、純利益は３４％の大幅増益を確保した。続く今０８年３月期についても売上高は前期比６％増の４２５億円、純利益は２２％増の４５億円を見込んでおり、一株利益も１３４円に膨らむと会社側では予想している。長野県上田市に建設している新工場が９月に稼働することも生産能力増につながる見通し。今期ベースでのＰＥＲは昨日終値で１４．６倍に低下したほか、３８円を予想する年間配当から弾いた配当利回りは２．４％と高く、これらが見直し買いを誘う要因になっていると見られる。

△ランドビジネス<8944>、大和総研が新規１
大和総研は１７日、ランドビジネスを新規にレーティング１とした。今後半年程度の目標株価を１６万５０００円とした。同社は総合不動産会社。「２００１年に開始した不動産投資事業において、過去２年間で保有資産が３倍超に拡大するなど開発パイプラインの拡大が続いている。賃料収入増加と売却に伴う安定的なキャピタルゲインの享受が利益成長の原動力」としている。
（ラジオNIKKEI）

△「解毒酵素」に着目したスキンケア化粧品シリーズ　「ルナトックス」
エターナルビューティージャパン（豊田通商<8015>）は、2007年5月18日からスキンケア化粧品シリーズ「Lunatox（ルナトックス）」の販売を開始する。第一弾は、洗顔フォーム「ルナトックス モイストクレンズ」と美容液「ルナトックス モイストエッセンス」の2品。
（J-CASTニュース）

△長谷工<1808>、ノーリツ<5943>と給湯器を搬送する際のリターナブル包装材を開発

△大陽日酸<4091>、韓国での産業ガス製造で現地化学大手「ＳＫＣ」と合弁会社を設立

△ハウス食品<2810>、「苦味低減化フェヌグリーク」の糖尿病予防効果など研究成果を発表

△カルピス<2591>、「すこやかカルピス」ギフトなどお中元ギフトを順次全国で発売
（日経プレスリリース）

△京写<6837>が買われる
１８日付け本紙１２面でトップ推奨の京写が買われている。中期的に業績伸張が期待され、絶好の買い場としている。

△ケイブ<3760>　パチンコホールのマルハンとデジタルメディア事業業務受託に関する基本合意を締結。

△任天堂<7974>　ＤＳの普及台数が１６５０万台に上り、メガヒットソフトが連発。
テクニカル分析では上値めど４万８０００円。

△バルカー<7995>　「中国人材開発センター」を上海に開設。
中国現地法人の従業員に継続的な研修を提供する。
（株式市場新聞）

△サムシングホールディングス<1408>は小反発。アク抜けで優良企業の買い時
サムシングホールディングスは小反発。前日終値と同額の１３万７０００円で始まり、その後、１４万円台に乗せている。大証ヘラクレス市場の値上がり率上位にランクインしている。とくに何か材料が出たわけではないが、昨年６月の上場以来、続落傾向にあり、短期日足でも、きのうまで４日続落で来ていた。そろそろ自立反発のタイミングだった。同社は、戸建住宅や商業用地を対象とした、地盤改良工事・地盤保証事業を行なっている。業績は堅調に右肩上がりで来ており、今８月通期の連結業績予想は、売上高と経常利益が前年実績比増収増益、経常利益が前年と同額を見込んでいる。大口株主には、日本政策投資銀行や、千葉銀行<8331>も入っている優良銘柄だ。上場当初の株価は５０万円台と割り負けしていたが、その後、続落でアク抜け。現在の株価でＰＥＲは７．９倍、ＰＢＲは１．１倍と、割安になっている。単位は１株なので、手ごろ感、値ごろ感も魅力だ。まずは２５日移動平均線１７万円ラインが目標。あるいは、今月上旬の高値１９万円ラインを狙ってもよさそうだ。ただし、現在は、東証１部の大型株でさえ下げている、地合いの悪い状況。ヘラクレスをはじめとした新興市場指数も下げ止まらない状況にあるので、深追いは禁物だ。

▼クレディセゾン<8253>が下げ幅を拡大し年初来安値を更新
クレディセゾンが、１８０円安の３３２０円と前日と変わらずを挟んで６日続落、一時３１７０円まで下落し３月８日につけた年初来安値３２８０円を更新している。前日に２００７年３月期の連結決算と併せて０８年３月期業績予想を発表、前期は過払い金の返還請求に備えた引当金を特別損失として計上した影響で純利益は１４８億２１００万円と前の期に比べ６４．９％の大幅減益になった。今期は純利益が前期比７５．４％と回復するものの、営業利益が５６４億円と前期比２５．１％の大幅減益予想となっており、失望売りが膨らみ下げ幅を拡大している。戻り売りの動きがしばらく続きそうだ。

△医学生物学研究所<4557>は新規検査薬の厚労省承認取得で動意づき
医学生物学研究所はギャップアップ→続伸。１５円高の４１０円で始まり、寄り後は４５０円まで買われた。ジャスダック市場値上がり率上位にランクインしている。同社は医薬品メーカーで、臨床検査薬、研究用試薬を製造している。とくに自己免疫疾患など、難病領域の検査薬に強みがあるという。きのう大引け後に、「新規の腫瘍マーカー測定診断薬について、厚生労働省から、製造承認を取得した」と発表。この新規腫瘍マーカー検査は、大腸がん・食道がん・乳がんの早期診断が可能な検査法として期待されるという。発売は７月の予定。年内には保険適用取得を図る。売上高計画は、保険適用後１年目で１億５０００万円、２年目３億円、３年目で５億円を予定している。チャートを見ると、今年１月につけた「年初来高値」５４８円をピークに続落してきた。この１ヵ月ほどは、４００円ラインでモミ合っており、そろそろ上放れの時期に来ていた。２００７年３月期業績予想は、前年の経常・純損失計上から黒字転換が見込まれている。マーケットメイク銘柄の安心感もある。まずは５００円ライン奪回が目安となりそうだ。

△バンドー化学<5195>が反発し騰勢を強める
自動車用ベルトで高シェアのバンドー化学は、１０円高の６４１円と反発し騰勢を強め２月１４日につけた年初来高値６６０円を視野に入れている。１５日午後立会い中に２００７年３月期連結決算と併せて０８年３月期業績予想を発表、前期の経常利益が前期比３５．４％増の８０億円と大幅増益となった。今期の経常利益は前期比１．２％増の８２億円と微増益を予想しているが、１７日付で外資系証券が、投資判断を「オーバーウエイト」継続、目標株価を８２０円→８８０円に引き上げている。６６０円の高値抜けとなれば、一段高へ進む公算大だろう。

△国際石油開発帝石ＨＤ<1605>は反発。米原油先物相場を反映し、石油関連銘柄が高い
国際石油開発帝石ホールディングスは反発。３万円高の１０５万円で始まり、寄り後は１０６万円まで買われた。今朝は日経平均株価が小高く始まったものの、寄り後はすぐにショボけて、１万７５００円を割る展開となっている、地合い軟調な状態。東証１部業種別株価指数でも、値上がりセクター数よりも値下がりセクター数のほうが多い。値上がりセクターも、ほとんどは値上がり率１％未満だ。そのなかで、鉱業セクターは、午前１０時ごろで２％前後の値上がりと、ひとり気を吐いている。さらにそれを牽引しているのが３％近い値上がり率となった、国際石油開発帝石ホールディングスだ。前日１７日の米ニューヨーク市場で、原油先物相場が急反発したことが材料。米市場では、夏のドライブシーズンに向けてガソリンの需要増が見込まれるなか、国内の石油精製施設の操業停止が相次ぎ、需給逼迫感が出ているという。今朝の石油・石炭セクターは下げているが、個別では、新日本石油<5001>、昭和シェル石油<5002>、コスモ石油<5007>が、モミ合いながらも、相変わらず堅調に買われている。

▼ミツミ電機<6767>が反落し２２５採用銘柄の値下がり率ランキング上位に
ミツミ電機が、３００円安の３６５０円と反落し２２５採用銘柄の値下がり率ランキング上位に入っている。前日に２００７年３月期連結決算と併せて０８年３月期業績予想を発表、今期の経常利益が前期比３．３７％増の２４０億円と微増益予想を嫌気した失望売りが膨らんでいる。前期が任天堂<7974>の「Ｗｉｉ」向けの部品拡大を背景に前の期に比べて４．３５倍の２３２億１６００万円と大幅な伸びを示した後だけに反動が大きい。株価は、直近３月９日安値３５２０円が下値ラインとして意識され、第１四半期の業績の推移、任天堂の動向によっては再び上昇基調となることも考えられよう。

△ＧＣＡ<2126>は事業再編に伴うコンサルティングニーズが拡大
ＧＣＡは独立系のＭ＆Ａコンサルティング会社。利益率の高い大型案件（売上高で１０億円以上）では、０６年２月期にはワールドのＭＢＯ（経営陣による企業買収）、０７年２月期には阪急ホールディングスによる阪神電気鉄道の統合を手掛けた。０７年２月期の連結営業利益は大型案件の取り扱い金額が減少したことや、人件費の増加などで前々期比２２・６％減の２１億４０００万円。ただ大型案件を除けば営業利益（単体ベース）は同２１％増の１０億円と順調に伸びた。前期には、大和ハウス工業<1925>によるグループ３位の完全子会社化のアドバイスを行うなど事業再編や、事業提携に伴う案件が増加しているためで、顧客数は前々期の５５社から９４社へ急増したほか、案件数についても同７１件から１１１件に拡大。今２月期について会社側では、事業再編に伴うコンサルティングニーズが拡大し、案件数は前期比４４％増の１６０件へ大幅拡大すると見ている。このため、大型案件を除いた営業利益は前期比５３・５％増の１６億８０００万円になる見通し。すでに完了している大型案件の営業利益（１０億９０００万円）を加えて、全体での連結営業利益は前期比３０％増の２９億円になると会社側では予想している。なおリコー<7752>の米ＩＢＭプリンター事業買収、日興コーディアルグループ<8603>のＴＯＢなど、大型案件が進行中のため増額修正も。

△日東電工<6988>は続伸。レーティングに加え、水処理事業の拡大報道が買い材料
日東電工は続伸。１５０円高の５７９０円で始まり、寄り後は５９５０円まで買われている。１６日に、国内大手証券のレーティングで、「買い」「目標株価７８００円」と報道されたため、きょうは連騰３日目となっている。加えて、今朝の日経新聞等で「水処理事業、５年で３倍」「日東電工、保守にも参入」と報道された。報道によると、同社は、海水淡水化などの水処理事業を拡大する。水処理膜装置の保守点検事業を、地中海沿岸部など海外で本格化。６月には三菱レイヨン<3404>と共同出資で、水処理膜の研究開発会社を設立する。中期週足チャートを見ると、２００６年２月につけた１万０８９０円をピークに、続落傾向で来ている。なので、中期ではオシレーターで「買い時」となっている。まずは今年２月につけた直近高値６４００円ラインが目標。中期的には、上記レーティングの７８００円も視野に入る。最近は酉島製作所＜６３６３＞（東１）など、水処理関連銘柄が人気化している。

△日東紡<3110>が続伸し年初来高値を窺う動き、好業績見通しを買う
日東紡が、１１円高の４８９円と続伸し７日につけた年初来高値４９８円を窺う動きになっている。ソニー<6758>や日本冶金工業<5480>など好業績見通しを発表した銘柄が年初来高値を更新し堅調な動きになっている。日東紡の業績見通し、今期は主力のグラスファイバーが好調で、経常利益が２２％増益の１２０億前後になると直近７日に報じられ４９８円まで上昇した。１１日発表の会社計画１１５億円予想は保守的として国内大手証券では、経常利益１４５億円を予想している。株価は１１日に４４５円まで押した後、反転している。ここからの押し目に注目したい。

△ブルドックソース<2804>はスティールＴＯＢで買い集中、ギャップアップで２日ぶり寄り付く
ブルドックソースは９時３５分に、きのうのストップ高１５３６円基準値比２４０円高の１７７６円で寄り付いた。１６日に米投資ファンドのスティール・パートナーズが同社にＴＯＢ（株式公開買付）を提案。買付価格は２割のプレミアムを乗せた１５８４円。きのう１７日はそのＴＯＢ価格にサヤ寄せ、ストップ高で売買成立しなかった。きのう大引け後に、同社はスティール・パートナーズから、同社の事業内容に関する質問を受領したと発表した。

△酉島製作所<6363>は今期も大幅増益を好感し連日の年初来高値更新
ポンプ中堅の酉島製作所が、２０円高の１４７０円と５日連騰し連日の年初来高値更新となっている。１５日に２００７年３月期連結決算と併せて０８年３月期業績予想を発表、前期は経常利益が前の期比１．６６倍の１２億４５００万円、今期も経常利益が前期比６０．６％増の２０億円と大幅増益見通しを好感している。株価は、同社が海水から真水を作る造水プラント向けのポンプで異常気象によって干ばつが発生しているオーストラリアオーストラリアに進出することを４月に報じられ堅調な動きになっていた。足元の業績好調が確認されたことで、ＰＥＲでは割安感はないが、取組倍率０．０８倍の売り長の好需給をテコに上値追いが続きそうだ。

▼楽天<4755>は気配値切り下げ、１Ｑ減収減益とＴＢＳ<9401>経営権取得否定で失望売り
楽天は１６００円安の４万４４５０円売り気配。３万株以上の売り物が出ており、成行注文も３万株近く出ている。きのう大引け後に発表した、第１四半期（２００８年１～３月）連結決算が、前年同期比減収減益であった。加えて、同発表会見で、三木谷浩史社長が、ＴＢＳ株の買い増し意向について、経営権の取得を否定して、「ＴＢＳを、持分法適用会社にすることが、楽天の株主利益につながる」と説明した。また、同日、ＴＢＳからの再質問を受領したことを発表。「真摯に検討し、できる限り誠実に回答していく」とのコメントを発表した。１Ｑ連結決算は、売上高が前年同期比７．２％減、経常利益が同３４．９％減、純利益が同４１．１％減と、大幅な減収減益となった。クレジット・ペイメント事業の伸び悩みと営業損失計上、証券事業の相場環境の変化、手数料引き下げなどが響いた。
（証券日刊新聞）

▼エスバイエル<1919> 今期減益予想 市場予想下回る
エスバイエルは、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高713億円（前年同期比7.5％）、経常利益3億円、当期純利益2億円（同88.5％減）。市場予想は、四季報予想で当期純利益3億円。

▼ツガミ<6101> 今期減益予想 市場予想 下回る
ツガミは、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高350億円（前年同期比4.3％減）、経常利益51億円（同7.9％減）、当期純利益30億円（同13％減）、一株利益41.67円。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益38.3億円。

□関西ペイント<4613> 今期増益予想 市場予想は下回る
関西ペイントは、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高2600億円（前年同期比12.5％増）、経常利益285億円（同16.2％増）、当期純利益155億円（同16.8％増）、一株利益57.24円。市場予想は、クイックコンセンサスで、当期純利益160億円。

△昭和電線<5805> 前3月期 経常利益上方修正
昭和電線ＨＤは、2007年3月通期連結予想を発表した。同価格の高騰分を価格転嫁が進み経常利益は上方修正となった。売上高2091億円（前予想2000億円）、経常利益24.54億円（同19億円）、当期純利益8億円（同9億円）。

△玉井商船<9127> 今期増益予想 市場予想上回る
玉井商船は、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高570億円（前年同期比10.6％増）、経常利益9.7億円（同64.7％増）、当期純利益5.6億円（同55.2％増）、一株利益39.83円。市場予想は、四季報で当期純利益4億円。

□日本ペイント<4612> 今期増益予想 市場予想下回る
日本ペイントは、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高2600億円（前年同期比15.1％増）、経常利益143億円（同16.4％増）、当期純利益87億円（同16.4％増）、一株利益32.83円。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益102億円。
（証券新報）

△リア・ディゾンさんをプロモーションに起用　日本ビクター<6792>
日本ビクターは１７日、同社音響機器製品のプロモーションに人気グラビアアイドルのリア・ディゾンさん（２０）を起用すると発表した。「音楽に恋しよう」のフレーズとともに、同社デジタルオーディオ製品「メモリーコンポ」などの販売をＰＲする。今月下旬から順次、全国私鉄の駅や雑誌の広告、店頭ポスター、カタログなどに登場する。

△オリックス<8591>証券が新サービス　携帯電話で取引
オリックス証券は、金融システム開発のシンプレクス・テクノロジー<4340>と協力し、株式や指数先物、オプションの取引に対応した携帯電話向けのリアルタイム・トレーディング・サービス「オリックス・マーケットステーション・モバイル」を１９日から始める。すでに４月からパソコン向けサービスを開始しており、株価情報を示す画面から最短２クリックで株の売買の注文ができるのが特徴。携帯向け新サービスでは、同様の操作が携帯画面でできる。利用できる携帯電話は現時点ではＮＴＴドコモ<9437>の「ＦＯＭＡ！アプリ」。オリックス証券のホームページで口座を開設することで利用可能になる。６月末までは無料で利用できる。オリックス証券では「携帯電話のソフトウエアの機能向上で可能になった。携帯を使った取引は時代の要請」と話している。
（FujiSankei Business i）

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