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2009 10,18 21:19 |
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ウィンドウズ7:22日に発売…新機種、各社一斉に投入 米マイクロソフトが22日、約3年ぶりに新しいパソコン(PC)用基本ソフト(OS)「ウィンドウズ7(セブン)」を発売するのに合わせ、PCメーカー各社はセブン搭載の新機種を一斉に発売する。国内PC市場は景気低迷の影響もあって伸び悩んでおり、新OS効果で盛り返すか注目される。【和田憲二】 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
◇タッチパネル、軽快な動作 マイクロソフトは高機能ながら動作が遅いと不評だった現行OS「ビスタ」の反省を踏まえ、起動時間を29秒とビスタの40秒に比べて大幅に短縮するなど動作の快適さを重視。メモリー容量が小さく、インターネット閲覧などに機能を絞った小型ノートPC「ネットブック」でも軽快に動くようにしたほか、マウスやキーボードを使わなくてもPCを操作できる「タッチパネル機能」も追加した。 メーカー各社はこのタッチパネル機能を取り込み、初心者や高齢者にもPCを売り込むことを狙う。富士通は13日、指で画面に触れるだけでネット接続や文章作成ができる「らくらくパソコン」(想定価格13万9800~16万4800円)を発表。ノートPC「FMV-BIBLO MTシリーズ」(同15万円前後)にも同機能を採用した。ソニーやNECも画像編集やゲームなどをタッチパネルを使ってできるようにしたほか、地上波デジタル放送が視聴できるモデルを発売する。 東芝は、セブンの使い勝手の良さのほか、低消費電力のCPU(中央演算処理装置)採用などで外出時も長時間駆動する「ダイナブック MXシリーズ」(同9万~12万円前後)を22日から順次発売。エイサーはネットブックの上位機種ながら価格を5万円台に抑えた新機種などでアピールしている。各社は「評判が良くなかったビスタ搭載PCを買い控えて、前世代のOS『ウィンドウズXP』をまだ使っているユーザーの買い替え需要が見込める」と期待する。 調査会社BCNによると、国内PC市場は、ネットブックの好調で昨年は販売台数こそ対前年比30%前後の伸びを記録したが、不況の影響で今年に入り伸び率が大きく鈍化。8月は前年同月比4・5%増にとどまった。一方、ネットブックの普及で価格低下に拍車がかかり、同月の平均販売単価は8万円台前半と3年前の13万円台前半から5万円も下落した。
「ウィンドウズ7(セブン)」発売は、応用ソフトを手がける企業にも商機。中でも神奈川県藤沢市のベンチャー企業「LoiLo(ロイロ)」の動画編集ソフトはセブンのタッチパネル機能を生かし、簡単にプレゼンテーション資料やデジタル写真集が作れる特長がある。 ロイロは07年4月、ゲームソフト会社「セガ」のデザイナーだった杉山竜太郎さん(33)と、「ナムコ」のプログラマーだった弟、浩二さん(32)が設立。2人はゲームの超高速画像処理技術を応用し、PC上で簡単に動画編集できるソフトを試作した。 複数の動画を切り張りする際、データ読み込みに時間がかかり、作業も複雑だった既存の編集ソフトの難点を解決。高画質の動画もリアルタイムに近い速さで編集でき、文書や絵、音楽の挿入も簡易に行えるようにした。 セブン発売に合わせては、PC画面上を指でなぞるだけで動画編集ができる新ソフト「LoiLo Touch(ロイロタッチ)」を発売する。ダウンロード価格は1万1800円。【大久保渉】 ■□━━━━・・・・・‥‥‥………………………………
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