【注目株】エディオン、マツダ、東エレク、日立、高島屋、ブリヂスト
Bloomberg NEWS　2009/10/13 07:59 JST
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=ay4geG55lCIk

　10月13日（ブルームバーグ）：13日の材料銘柄は以下の通り。

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　　エディオン(2730)：11日付の日本経済新聞朝刊によると、同社は太陽光発電システムの販売に本格的に乗り出す。専用の研修施設を立ち上げ、来年３月末までに約800人の社員の商品知識と施工能力を高めるという。営業体制を強化し、2012年度に年間5000件の受注を目指す。

　　マツダ（7261）や三菱重工業(7011)など：広島市と長崎市は11日に、2020年夏季五輪を共同で招致するため、検討委員会を設置すると発表した。第２次世界大戦で原子爆弾を投下された両市が共催という形で立候補することで、オリンピックが掲げる「平和」の理念を世界にアピールできると判断した。広島や長崎に本拠を置く企業群が注目される可能性がある。

ホンダ(7267)、パナソニック（6752）など：11日付の日本経済新聞朝刊によると、企業間の新たな支払い方法として11月にも始まる電子手形（電子債権）取引に、まず7000社が参加する見通しになった。ホンダやパナソニックなど主要企業10社が三菱東京ＵＦＪ銀行の子会社を通じて下請け企業への代金支払いに電子手形を使う方向で検討を進めているという。

　　東京エレクトロン（8035）：第２四半期（７－９月）の製造装置受注高（連結ベース、速報値）は約970億円と、前四半期（４－６月）と比べて94％増加した。

　　日立製作所（6501）：完全子会社化を目指して実施していた東証上場子会社５社への株式公開買い付け（ＴＯＢ）が成立したと発表した。完全子会社化するのは日立マクセル（6810）、日立プラントテクノロジー（1970）、日立情報システムズ（9741）、日立ソフトウェアエンジニアリング（9694）、日立システムアンドサービス（3735）。

　　高島屋（8233）：第２四半期累計（３－８月）の連結純利益は前年同期比65％減の30億7000万円となった。衣料品や宝飾品など高額商品の販売低迷が続いた。

　　近畿百貨店（8244）：旅行事業を廃止すると発表した。営業赤字が続いており、今後も大幅な収支の改善が見込めないと判断した。

　　ブリヂストン（5108）：経済環境の回復期や力強さが依然不透明とし、中期経営計画2009の発表を差し控えると９日に発表した。

　　テラ（2191）：三洋電機（6764）と樹状細胞などの自動細胞培養装置を開発するための共同開発契約を締結したと発表した。高品質な樹状細胞などの安定的な培養と培養プロセス短縮が期待できるという。

　　アデランスホールディングス（8170）：未定としていた第２四半期累計（３－８月）の業績予想を発表した。連結最終損益は36億1200万円の赤字になったもよう。広告宣伝費を中心に販売管理費の抑制に努めたが、国内と米国での本業の落ち込みをカバーできなかった。

　　バックスグループ（4306）：販売管理費の抑制などが奏功し、第２四半期累計（４－９月）の連結経常利益は従来予想比30％増の１億7200万円になったもようと発表した。一方、販促イベントの減少などで売上高は予想比8.3％減の59億8900万円になったようだ。

　　オンワードホールディングス（8016）：個人消費減速の影響から、2010年２月期の業績予想を下方修正した。連結営業利益は従来予想比54％減の37億円を見込む。

　　東宝不動産（8833）：道路事業の補修工事売上高の増加などを受けて、10年２月期の連結営業利益は従来予想比4.2％増の25億円の見通しになったと発表した。

　　日本カーバイド工業（4064）：10年３月期の利益予想を上方修正した。連結営業利益は従来予想比18％増の20億円の見通しになった。液晶関連向け接着製品などの販売数量が順調に回復している上、生産性向上による経費削減も奏功した。

　　ＩＨＩ(7013)、三菱重工業（7011）、川崎重工業（7012）：3社は小型旅客機用ジェットエンジンの省燃費技術を共同開発する、と11日付の日本経済新聞朝刊が伝えた。素材の軽量化と形状変更が柱で、燃費を最大３割高める。約100億円を投じて15年までに開発を終え、欧米メーカーなどと開発予定の次世代エンジンに盛り込む。

　　ディスコ（6146）：ゴールドマン・サックス証券は９日、投資判断を「売り」から「中立」、目標株価を3100円から5100円に上げた。

　　ニコン（7731）：ゴールドマン・サックス証券は９日、投資判断を「中立」から「買い」、目標株価を1640円から2000円に引き上げた。

記事：東京 常冨 浩太郎 Kotaro Tsunetomi