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2009 09,26 10:00 |
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明日の戦略-大幅安で25日移動平均割れ 来週は弱含みの展開か 25日の東京市場は大幅反落。日経平均は25日移動平均を割り込んだ。全業種下落したが、特に証券商品、空運、不動産、銀行、保険などの下げが大きかった。その一方で、その他金融、ゴム、小売、ガラス土石、食料品などが比較的底堅く推移した。売買代金上位はみずほ、三菱UFJ、三井住友、オリックス、トヨタ、東芝など。 ほぼ全面安の展開となった。日経平均は大幅安で寄り付いた後も下値模索が続き、一時300円超下落する場面もみられた。後場にショートカバーが入り、若干下げ渋る場面もあったが、大引けにかけて再び下げ幅を拡大した。東証1部の値下がり銘柄数は1455(全体の86.4%)に達し、規模別株価指数はすべて下落。野村HDの大規模な公募増資発表で証券、メガバンクなどが急落。国際優良株が利益確定売りに押されたほか、権利落ちに伴い高配当・優待銘柄の下げも目立った。その一方で、新型インフルや内需関連の一角に消去法的な買いが入った。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
【来週の見通し】 弱含みの展開が予想される。今後の相場動向を占う意味で注目された25日の権利落ち日に急落し、日経平均は再び25日移動平均(10382円)を割り込んだ。権利落ち分(約57円)を埋め戻して上昇すれば、その後は堅調(埋め戻せず下落すれば、その後は軟調)というアノマリーがあるのも気掛かりだ。日経平均は心理的な節目の10000円をキープできるかが焦点となりそうだが、あっさり割り込むと調整色を強める可能性があり警戒したい。月間ベースの日経平均は、約4年ぶり(2005年5月~2006年1月:9ヵ月連続以来)となる6ヵ月連続上昇を続けているが、現状は8月末(10492円)を2%強下回る水準だけに、連騰記録には黄色信号が灯ったと言えよう。もちろん、年初来高値圏にある世界各国の株式市場に比べ、日本株に相対的な出遅れ感は強いだけに円高一服などの追い風があれば、再び25日移動平均や10500円台を回復することも十分考えられる。ただ、野村HDが3月に続いて今年2度目の大幅公募増資の実施に踏み切るなど、金融株が増資懸念で下値模索となれば相場の重石となりかねない。 来週のイベントでは、8月鉱工業生産と7-9月日銀短観に注目したい。7月鉱工業生産は前月比+1.9%となり5ヵ月連続のプラスとなったが、上昇幅自体は5月(+5.7%)、6月(+2.3%)に比べ鈍化傾向にある。急激な生産調整による反動増が一段落した可能性もあるだけに、プラスをキープできるがどうか注目だろう。また、日銀短観に関しては、前哨戦と目された7-9月期法人企業景気予測調査で、大企業・全産業の景況判断指数(BSI)が+0.3(4-6月期比+22.7)と大幅な改善を示し、7四半期ぶりのプラスに浮上。先行きに関しては、10-12月期が+4.9、来年1-3月期は+4.4が見込まれている。
国内では、 などが予定されている。
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