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2009 09,24 00:22 |
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補助金の不正流用疑惑が浮上している社会福祉法人「全国精神障害者社会復帰施設協会」(全精社協、東京)の会長らが平成19年以降、複数回にわたり、厚生労働副大臣を務めたことがある元衆院議員ら自民党の国会議員4人に計約1千万円の裏献金をした可能性があることが22日、分かった。全精社協の幹部が産経新聞の取材に証言した。裏献金の原資は国の補助金から捻出した裏金とみられる。 経理担当の元職員(58)も取材に、幹部が証言した4人のうち2人の実名を挙げ、裏献金の手法について詳細に説明。さらに「違法献金であることは知っていた。2人の他にもいる」などと話した。 全精社協は19年4月、破産した財団法人から精神障害者福祉施設「ハートピアきつれ川」(栃木県さくら市)の運営権を引き継いだうえ、20年7月に同施設の土地建物を買い取っており、献金はハートピアをめぐって便宜を図ってもらう目的だった可能性もある。 幹部と元職員がともに裏献金をしたと証言した2人は、いずれも今年8月の衆院選で落選した自民党のベテラン議員。1人は厚生労働副大臣を務めるなど厚労行政に詳しく、もう1人は自民党の幹事長を務めた。 献金した際の状況について、元職員は「全精社協の幹部から指示された金額を『裏金口座』から数回にわたって引き出した。幹部はその金を持って議員会館に出向き、2人にそれぞれ現金を渡したと聞いている」と証言している。 全精社協側は19年度に元厚労副大臣のパーティー券百数十万円分を購入していたことがすでに判明。幹部は「元厚労副大臣には多いときで200万円を渡した」としており、元厚労副大臣とのパイプを特に重視していたとみられる。 政治資金規正法は、原則として国から補助金を受けた団体が補助金交付から1年以内に政治団体へ寄付することを禁止。全精社協は18~20年度の3年間で同法で例外とされる研究・調査費名目で計約1億2千万円の補助金を受けていた。 元厚労副大臣には、秘書を通じて取材を申し入れたが回答はない。自民党元幹事長の事務所は「本人に確認したが、まったく面識もなければ、会ったこともないと話している」と事実を否定している。 ■□━━━━・・・・・‥‥‥……………………………… ワタシは何も言っていません。 PR |
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