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2009 09,16 08:25 |
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9/16 株式オープニングコメント ■NY上昇も日本市場は逆相関の動きか 15日のNY市場は上昇。ダウ平均は56.61ドル高の9683.41、ナスダックは10.86ポイント高の2102.64で取引を終了した。8月小売売上高が約3年ぶりの上昇率となったものの、自動車買い替え制度の影響を指摘する向きも多く、朝方はもみ合う展開となった。その後、バーナンキFRB議長が、景気後退は終了した可能性が「非常に高い」との見方を示し、午後になって上げ幅を拡大している。 セクター別では、銀行や素材が上昇する一方で、自動車・自動車部品やヘルスケア機器・サービスが軟調。 シカゴ225先物清算値はドル建てが大証比125円高の10315円、円建ては同45円高の10235円。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
NY市場の上昇は好感されるが、昨日の日経平均は直近ボトム水準での攻防が続いており、本日もボリンジャーバンドのマイナス1σ(10250)、マイナス2σ(10110)レベルでの値動きとなりそうである。マイナス1σが抵抗線として意識されずに、一気に上放れてくるかが注目されるところである。 また、きょう鳩山政権が発足するが、政権期待は一時期より盛り上がりに欠ける状況。亀井氏の金融・郵政問題相では、郵政民営化の巻き戻しによって改革後退と捉えられることが懸念される。また、福島氏の消費者行政・少子化担当相なども、派遣労働の規制強化によって、失業率の上昇につながる恐れがある。企業への規制強化、コスト負担増の動きは強まる公算が大きく、先行き企業収益へのマイナス要因は多くなりそうである。ハツ場ダムの建設中止では、民主党は衆院選で国民の支持を得たと主張。国民の多くが選んだ新政権であり、子ども手当てや高速道無料化は評価したが、他は評価しないでは済まされない格好か。 NY市場は、FRB議長が景気後退は終了した可能性を示し上昇したが、日本市場は逆相関の動きをみせてくる可能性も意識しておく必要はありそうだ。なお、物色としては基本的には政策絡みによるハ行色が強まるとみられる。そのほか、大型連休を控えて、需給妙味の大きい銘柄へのショートカバーを狙った、短期的な物色に。 PR |
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