2024 11,24 20:13 |
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2009 09,13 17:00 |
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バブルで世界を救えるか?? 商品取引市場や資源国通貨が値上がりしている。 Fより 米国のゼロ金利で、ドルから商品市場と資源国や新興国通貨にキャリートレイドが起きている。米国のFRBと財務省のじゃぶじゃぶな資金緩和で、ドルが流れ出ている。この影響が石油価格や食料品価格を押し上げ始めた。 川下の消費者価格は消費不況からデフレであり、川上の資源は商品取引市場に投機資金が入り、インフレである。1980年代のスタグフレーションになり始めている。不況下での物価高騰という事態である。資金緩和で景気を活性化しようとするが、消費者の需要は回復しないために、米国内の投資先がなく、余った資金が海外の通貨や米NY株、商品市場に流れ込むという事態になった。 バブル崩壊はより大きなバブルを生み出して、バブル崩壊での経済を立て直すという投資会社流米国金融政策が、今回も世界を救うことになるのであろうか?? 私は疑問があると思う。この金融緩和を止めた時に、バブル崩壊が起こり、より大きな経済不安を世界にもたらす事になる。このため心配している。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
このため、財務省は10日、貯蓄型の投資信託(MMF)の元本保証を月内に打ち切ると発表。連邦預金保険公社(FDIC)も銀行債務の保証制度を10月にやめる。 また、アトランタ連銀総裁も「米連邦準備理事会(FRB)が決めた最大1兆2500億ドルの住宅ローン担保証券買い取りを、総額買い取り前に終える可能性がある」と述べている。 もう1つ、全米銀行協会(ABA)は、米財務会計基準審議会(FASB)や国際会計基準審議会(IASB)が有価証券の時価評価の適用範囲を広げている点について「必要と考えられる程度を超えている」と主張しはじめている。時価会計の緩和で銀行に不良債権が温存されている事態を変えないと、今後、大変なことになるということを業界団体が言い始めた。 もう1つ、ドルの下落が起きている。安定的な米国債を売る動きが出ている。 このように米国債の動向を含め、米国は正常な金融政策になるのであろうか、今後を見る必要がある。 現時点で世界でバブルが一番大きいのは中国である。金融緩和の大きさで言えば、米国以上である。この余った資金が中国国内の不動産や上海株に流れて上昇している。しかし、輸出は大幅な落ち込みになっているので、商品は国内需要を拡大するしかない。 このような事態で、一度金融緩和を中立にする可能性があったが、温家宝首相が金融緩和堅持と宣言して、緩和政策続行になっている。ここでもバブルが生成されている。 この資金を狙って、米投資銀行は中国での営業を強化しているが、どうも詐欺まがいというレッテルが張られて、追放になる可能性がある。欧米では許されている営業手法でも中国では難しい。このため、販売した金融商品自体が損をすると、その賠償を請求される可能性が出ている。文化の違いを見ないで乗り込んだことによるトラブルであるようだ。 さあ、どうなりますか?? ============================== MMFの元本保証は米証券大手リーマン・ブラザーズの破綻で同社の社債に投資するファンドが相次ぎ元本割れとなり、昨年9月に導入された。ピーク時には3兆ドル(約270兆円)規模のMMFを保証。米政府は昨年末、今年4月末にそれぞれ期限を延長した。(07:00) 昨秋の金融危機を受け米金融当局が拡充した資金供給・保証制度については「利用が減少している」と強調。貯蓄性の高い投資信託であるMMF(マネー・マーケット・ファンド)を対象にした政府保証制度を予定通りに今月下旬で打ち切る考えを示した。 ABAは、米財務会計基準審議会(FASB)や国際会計基準審議会(IASB)が有価証券の時価評価の適用範囲を広げている点について「必要と考えられる程度を超えている」と主張。FASBなどの方向性はG20財務相・中央銀行総裁会議が先に示した金融システム強化の観点から逸脱しているとの懸念を示した。(08:05) 同総裁は9月22~23日に開かれる次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つ。最重要の政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標に関しては「雇用が望ましいレベルに回復する前に引き上げる可能性はある」と答えた。 ただ総裁は、順調な景気回復を阻害する要因として「海外の金融界で何らかのサプライズが起こる可能性を気にしている」と指摘。中国についても高成長の持続性について懸念を表明した。(08:03) 9月11日(ブルームバーグ):米スタンフォード大学のジョン・テーラー教授は11日、米金融当局は物価上昇圧力を抑えるために2010年初めにも利上げ開始が必要になる可能性があるとの見方を示した。 同教授はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、景気回復に伴い「インフレが加速し始めれば、当局は早ければ来年初めにも利上げをしなければならなくなるだろう」と語った。 ガイトナー米財務長官は10日、政府が金融市場支援策の一部引き揚げに向かって動き始めていると発言した。 テーラー教授は、出口戦略を「考えるべき時期だと指摘した長官は正しい」と述べた。さらに、「米連邦準備制度理事会(FRB)のバランスシートは急速に拡大した。縮小する方策を見いださなければならない」と話した。 9月11日(ブルームバーグ):ドル・円相場が心理的な節目である1ドル=90円を割り込んだ場合「スパイラル的なドル売り」に陥る。東海東京証券金融市場部トレーディンググループマネージャー、二瓶洋氏は11日のブルームバーグ・ニュースとのインタビューでドル安が加速する可能性を指摘した。今年1月に付けた1995年7月以来のドル安値87円10銭付近を下抜ければ、ドルの底が見えなくなると言う。 11日の東京市場では午後2時25分現在までに、ドルが対円で一時1ドル=91円13銭で下落し、2月13日以来の安値を記録した。対ユーロでも1ユーロ=1.4621ドルと年初来の安値を4営業日連続で更新した。 二瓶氏は、ドル売りを促している要因として「もともと商品価格から始まった今回の相場だが、米長期金利の低下や中国による外貨準備多様化、米銀格付けの『ネガティブ』見通し据え置き、国連などが提唱する新準備通貨の議論」などを例に挙げている。 また、米国の通貨政策について、「介入姿勢も見受けられず、緩やかなドル安に傾きつつあると」と分析。各国中央銀行や機関投資家の「ドル資産離れ」が起きているなかで、「流れは短期的なドル売りから中期的なドル売りに移行しているようにみえる」と語る。 9月8日(ブルームバーグ):米ウォール街のプライマリーディーラー(米政府証券公認ディーラー)がかつてないペースで米国債を手放している。信用市場の回復継続を示唆する動きだ。 米連邦準備制度理事会(FRB)の集計データによると、プライマリーディーラー18社の8月の米国債保有高は105億ドルの純ショート(売り持ち)ポジションと、6月に記録した過去最大の純ロング(買い持ち)ポジションの936億ドルから一転した。 FRBが1997年にデータを取り始めて以来最も速いペースでのこの持ち高転換は、投資家が景気回復に懐疑的ななかでもプライマリーディーラーがリスクの高い債券を購入したり投資を後押ししている様子を示す。同ディーラーは通常、社債やモーゲージ債投資のヘッジ手段として米国債をショートにする。サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン市場の崩壊で信用市場が2007年に凍結する前の10年間の純ショートポジションは平均630億ドルだった。 MFグローバルのドナルド・ギャランテ最高投資責任者(CIO)は「資金が再びリスクの高い資産の一部に回帰しているということだ」と指摘。「パニック状況は後退し、より平常な世界に近づいたため、ディーラーはレバレッジを多少かけ始めた。社債を積み増し、米国債で再びヘッジをかけている」と説明する。 内訳はクレジットカードなどの回転信用が8.0%減、自動車ローンなどの非回転信用が11.7%減。6カ月連続のマイナスは、1991年6月~12月以来となる。 米家計は過剰債務の圧縮を迫られる一方、雇用不安も抱えており、個人消費の回復はもたついている。米商務省によると、7月の米小売売上高は0.1%減。消費者信用の低迷の長期化は、金融面から個人消費の回復の遅れを裏付けた形だ。 (16:39) 1~8月の融資増加額の累計は8兆1500億元となり、すでに2008年の通年実績の1.7倍に達した。人民銀が融資を抑える行政指導に乗り出さなければ、09年通年の増加額が10兆元を突破する可能性がある。 人民銀は8月上旬のリポートで金融政策運営の「微調整」に言及した。7月の融資増加額が6月の4分の1以下に激減し、市場では金融引き締め観測が急速に台頭。年初から7月末まで約9割上昇した上海株式相場は、8月に約2割下落した。 (23:01) 中国工商銀行、中国建設銀行、中国銀行、交通銀行、招商銀行、中信銀行の大手6行の6月末の貸出残高は合計で18兆290億元(約250兆円)に拡大した。だが1~6月期決算は工商銀と交通銀を除いて前年同期比で減益。特に招商銀は昨年末に比べて融資残高を31%増やしたが、減益幅は6行中最大の37.6%に達した。(07:02) 不動産販売価格はマンションなど居住用と、オフィスなど商業用不動産の両方が対象。中国の不動産開発投資は固定資産投資の2~3割を占め、その動向は景気の先行きを占う材料になる。 8月の不動産販売価格の上昇率を都市別にみると、広東省深センの6.5%、寧夏回族自治区銀川の5.3%、浙江省寧波の4.5%などが大きかった。なかでも深センは今年1月に下落率が16%を超えていただけに、「V字回復」の象徴的な存在になっている。(07:00) 9月9日(ブルームバーグ):中国では新規融資の低迷が国内株式相場を下押ししたものの、中国の景気が加速する方向にあることは、米アルミニウム生産最大手アルコアや自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)の動きを見るだけで明らかだ。 アルコアは中国からの需要拡大を理由に、世界のアルミ消費予測を引き上げた。中国で最大の外資系自動車メーカーであるGMも、同国の自動車販売台数が1200万台に達し、世界最大の市場である米国を上回る可能性があると指摘した。 中国株の指標である上海総合指数は8月31日、高値からの下落率20%が目安となる弱気相場に入った。7月の新規融資減少で生産や投資が鈍化するとの懸念が広がったためだが、8月の経済指標はこうした懸念を和らげるものとなりそうだ。ブルームバーグ・ニュースの調査によると、工業生産は1年ぶりの高い伸び、小売売上高は前年同月比15%増が見込まれている。 元世界銀行エコノミストで現在INGグループのアジア調査責任者を務めるティム・コンドン氏(シンガポール在勤)は「信用引き締めが中国経済を崩壊させることはない見込みだ」とし、「投資家がこの事実を理解するのにあまり時間はかからないだろう」と指摘した。 中国政府は7月、上海、広州、深センなど中国本土の一部都市と、東南アジア諸国連合(ASEAN)、香港、マカオとの貿易取引について、元建てでの決済を試験的に解禁した。中国の輸出企業は元で代金を受け取り、輸入企業は元を国外の企業に支払う仕組みがすでに動き出している。(07:00) PR |
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