「ペッパーランチ」でＯ157による食中毒の疑い、計11人
日本経済新聞　2009/09/05/20:18
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090905AT1G0501305092009.html

　ステーキ店「ペッパーランチ」を展開するペッパーフードサービス<3053>は５日、東京都や奈良県などの７店で病原性大腸菌Ｏ157による食中毒が発生した疑いがあると発表した。感染した疑いのある客は同日現在、計11人に上っている。いずれもメニューの「角切りステーキ」を食べていた。

　同日、都内で記者会見した一瀬邦夫社長は「本当に申し訳ない。検査に甘さがあった」などと謝罪した。山口県の「佐波川サービスエリア上り店」は３日午後から営業を休止しているが、ほかの店は営業している。角切りステーキは４日に全店で販売を中止した。

　山口県によると、防府市の山陽自動車道佐波川サービスエリアの店舗で８月23、24日に食事をした山口市や広島県の計４人が下痢や腹痛の症状を訴え、うち６歳と19歳の２人が入院。全員快方に向かっているという。

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