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2009 08,30 20:00 |
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ウィンドウズ7、国内160社が導入へ 9月発売時 米マイクロソフトが9月に発売する次期OS(基本ソフト)「ウィンドウズ7(セブン)」の出足が好調だ。アステラス製薬が国内外で使う約2万台のパソコンへの導入を決めるなど、9月の発売時点で160社以上が導入する見通し。景気低迷による業績悪化で多くの企業はIT(情報技術)投資を控えてきたが、パソコンの更新などに波及する可能性がある。 アステラスは9月から、国内外で使うパソコンに順次導入する。日本企業で大規模な導入を表明したのは初めて。現在は2世代前のOS「ウィンドウズXP」を使用している。保守・管理のコストを削減できる点や日本語・英語以外の言語にも標準で対応している点などを評価したという。 「関連銘柄」に興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
「ビスタ」が登場して2年たつが、いまだに「XP」を利用しているユーザーが多い。評判があまり芳しくない「ビスタ」を敬遠するうち、6年間も使い続けられ、結果「XP」が圧倒的なシェアに達したといわれる。2―3年で新OSといわれるパソコン業界、ゆえに古くなった「XP」を使い続けながら、新型の出荷を待っているユーザーも少なくない。 「ウィンドウズ7」の操作の特徴は「マルチタッチ」といわれるように、その操作性は革命的であるようだ。指でなぞったり動かしたりと「iPhone(アイフォーン)」や「iPod touch」に似た、グリグリと動く感覚は非常に快適。もちろん、基本操作は、キーボードとマウスといったものが本命だろうが、用途においては飛躍的に扱いやすくなるだろう。 こうした中、パソコン画面のタッチパネル対応が進むことに伴い、タッチパネルメーカー各社の鼻息も荒くなっている。 グンゼ(3002)は昨年末に約30億円を掛けて、京都府亀岡市の工場に一貫生産システムを導入、2010年度には全体の生産能力を07年度比で7割高める計画。 日本写真印刷(7915)は昨年5月から石川県のグループ会社に、新棟や生産ラインなどで総額約120億円を投じて生産能力を増強。 SMK(6798)は、今年1月までにフィリピンの工場に数億円を掛けて生産ラインを追加導入。 また、大日本印刷(7912)も、4月から液晶用部品などを手掛ける広島県の工場で、新開発した薄くて画面の透明度が高くなるITOフィルムを生産していく、10年度には100億円の売上高を見込んでいる。 “タッチパネル元年”といわれた08年。携帯用ゲーム機「ニンテンドーDS」や、アップル社の「アイフォーン」に加え、昨年秋以降は、NECやカシオが携帯電話の対応機種を発売。不況下にもかかわらず、その分野は拡大している。市場調査会社ディスプレイサーチの予測では、タッチパネルの世界出荷額は、07年の約12億ドルから15年には52億ドルに伸びるとみられる。 ただ、パソコンの分野で気になるのが、最近はやっている小型かつ低価格にまとめた「ネットブック」の存在。しかし、「ネットブック」にも弱点があり、初期状態でインストールされているOSしかサポートされていない。だから、「ウィンドウズ7」が登場したとしても、OSの更新や入れ替えをすることができず、延々と「XP」のみを使い続けるハメにもなる。
2009/08/25 17:19 2009年8月21日15時42分
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