2024 11,23 16:18 |
|
2009 08,30 17:00 |
|
バブル経済の再始動へ あのね、本日はいつもとある意味、真反対の事を書こうかな・・・ 実は最近、チョット不思議に思う処がありまして・・・・・ その一つに、余りにもワタシの考えに同調しているブログが多いこと、 これらがどうもアタマを試行錯誤させる原因かと・・・・・ どちらにせよ、9月半ばに出るLEAP/E2020の最新GEABレポートで 下記に載せます内容を読んで戴ければ解ると思いますが、 今回、良く考えると、米国が0(ゼロ)金利政策を行なっているようなもの ・・・で、コレの「絵」を描いている連中がいるとしたら・・・・・?? GSの思惑通りに行くとしたら日本もバブッて来ます。 GSの思惑の詳しい内容が知りたければ、以前に紹介した 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
バブル経済の再始動へ バブルの発生・生成を米国金融政策は行っている。 Fより 世界経済で実体経済は50兆円程度であるが、金融資産は170兆円もあり、3倍以上も大きい。この金融資産は15%程度減ったが、またぞろレバレッジを利かした投資が復活してきた。年金資金という機関投資家が運用益を6%以上にする必要からである。 世界経済のエンジンは0%金利で無限大に貸してくれる国家と、経済発展の可能性があり高金利で借りる国家があれば、いくらでも儲けることができる。レバレッジを上げた方が大きな得が得られる。 この要は、0%金利で無限大に貸してくれ、かつ通貨価値が落ちない国の通貨が必要である。この条件に合ったのが、2007年までは日本の0金利の円であり、現在、0%金利の米国ドルである。このためキャリートレードが復活した。そして、米投資会社のレバレッド規制をしていないために、またぞろ高レバレッジへシフトし、かつ儲けも大きくなるので、高額報酬になってきた。 2.5%のオーストラリア・ドルや8.75%のブラジル・レアルなどに0.2%の米ドルからキャリー・トレードしている。米FRBは住宅ローンを無制限に買取り、MBCなどの証券も買っているなどの金融緩和策を取っているために、この資金をベースにキャリーが発生している。 また、米国で豊作の観測がでている穀物類以外の商品市場にも資金が流れ込んでいる。過激な資金流動性が戻ってきた。というより、世界にドルがばら撒かれている。日本の東京市場も上昇しているが、その買い手のほとんどは、米投資銀行である。韓国なども同様である。 この現状は、2008年前半の状況に似ている。金融が利益を生むという発想である。金融だけが活況であり、実態経済が不況から抜け出さないということで、生産はまだであるが、金融の大幅な儲けで実体経済を立て直すことになると米投資銀行出身政府高官は思っている。 しかし、反対のことも想定される。オーストラリアやブラジルなど資源国の資源が景気低迷から売れずに、借りた資金の金利が払えないで再度、金融不安になるということもある。どちらになるかは定かではないが、米国は金融資本主義の観点から経済を立て直すようである。それが明快に出ている。 今のところ、この見解は正しいように見えている。しかし、これは前回の失敗をまた繰り返しているようにしか思えない。何かの歯車がかみ合わなくなると、再度、金融不安を起こすことになる。 それでも米国は金融資本主義に行くしかないのだと見る。米国の指導者が、投資銀行出身者で占められているので、それ以外の発想ができないようである。 さあ、どうなりますか?? ■□━━━━・・・・・‥‥‥………………………………
昨年の世界的な金融危機以前には、世界的に円資金を借り入れ、住宅を購入したり、工場を建てる人が多かった。円建て融資の金利が非常に低かったためだ。しかし、現在はドル建て融資の金利が低下し続け、ドル建て融資で海外投資を行うケースが増えている。世界的な金融危機以降、米国は基準金利をほぼゼロにまで引き下げ、ドルの価値が低下し、結果としてドル資金が高収益の投資先を目指し、米国以外に流出している。ドル資金が韓国に流入すれば、ウォン相場が上昇し、株価や不動産価格の上昇要因となる。
27日付ウォールストリート・ジャーナルによると、国際金融市場でドルを借り入れる際の金利が16年ぶりに円の金利を下回った。26日のロンドン市場では3カ月物のドル建て銀行間金利(LIBOR)が年0.37188%となり、円の0.38813%を下回った。ドル金利が円金利を下回ったのは1993年5月以来のことだ。 これに伴い、国際金融界ではドル資金を活用したキャリートレードの時代が到来したとの観測が出ている。キャリートレードとは金利が低い国で資金を借り入れ、高収益が見込める国の債券や株式に投資することをいう。欧州の一部銀行がこうした低金利資金を東欧の消費者に対し、住宅、自動車、家電製品の購入資金として貸し出す例もみられる。 世界的な金融危機以前は、国際金融市場で円キャリートレードが盛んだった。日本が92年2月に基準金利をゼロに引き下げて以来、超低金利政策を維持してきたためだ。しかし、米国が金融危機に対処するため、昨年12月に基準金利を年0−0.25%に引き下げたことで、今度はドル・キャリートレードが広がっている。
国際金融市場が安定し、ドル金利が低下したことで、今年4月以降は低金利のドル資金を借り入れ、新興市場に投資する流れが形成された。世界的な金融危機以降、米国債のような安全資産が好まれたために一時姿を消したキャリートレードが再開された形だ。 専門家は米国が基準金利を来年下期以降に引き上げると予想している。こうした中、国際金融市場では、米国より先に基準金利を引き上げるとみられる国を狙ったドル・キャリートレードが広がっている。 今年に入り、通貨価値が30%以上上昇したブラジルのレアル、オーストラリアドルなどがドル・キャリートレードの当面の対象となっている。 低金利の米ドルを借り入れ、例えばレアルを買ってブラジルに投資した後、レアルが上昇した時点で再びドルを買い戻し、金利差益と為替差益を同時に得ようとする投資戦略だ。イスラエルに続き、金融危機後2番目に基準金利を引き上げるとみられるノルウェークローネも主要ターゲットとされている。 ドル・キャリートレードの拡散は、ドルの価値を押し下げる効果を生んでいる。米国にあったドルが世界市場に流出し、ドルの供給が増えたためだ。ドルは対円で昨年9月末には1ドル=104円75銭だったが、27日時点では同93円72銭で取引されるなど、金融危機以降は円高ドル安が続いている。
ドル資金の世界分散減少は韓国でも起きている。金融監督院によると、韓国の有価証券市場(株式市場のメーンボード)で米国系投資家は今年4月から買い越しに転じた。6月と7月にはそれぞれ1兆ウォン(約750億円)以上の米国系資金が株式市場に流れ込んだ。 韓国銀行のアン・ビョンチャン国際局長は「韓国の金利が米国の金利よりも高いため、ドル・キャリートレードの資金が韓国市場にとどまっているとみるべきだ」と述べた。 ドル・キャリートレードの資金が韓国に流入すると、株式、不動産の価格が上がり、景気回復を促進するとともに、ウォン相場を上昇させる働きがある。しかし、この資金がホットマネー(短期的な投機資金)になれば、経済の不安定性が高まるリスクもある。 漢陽大のハ・ジュンギョン教授は「ドル・キャリートレードによる資金は国際金融市場に再び不安を与えたり、米国が金利を引き上げれば急激に流出する可能性がある。監督当局はしっかりとモニタリング(監視)する必要がある」と指摘した。 金融監督院は「今年3月以降、韓国に流入した海外資金の65%が中長期の投資資金で、ホットマネーに転じる可能性は少ない」としている。 PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |