2024 11,24 15:32 |
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2009 08,29 08:00 |
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総選挙の結果見極め、経済指標にらみ高値圏でもみあい 来週の東京株式市場は経済指標をにらみながら高値圏でもみあいそうだ。30日投開票の総選挙で民主党政権が発足した場合、日本に対する変化の期待感からいったん上昇が予想される。その後は7月鉱工業生産や8月米ISM製造業景気指数が手掛かりになるとみられる。内容が強ければ日経平均株価.N225は1万0800円近辺を試す可能性も指摘される。下落局面では引き続き海外勢による押し目買い、一方上値では利益確定売りが出やすいとみられている。 日経平均の予想レンジは1万─1万1000円。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
8月24日―28日の週は夏季休暇が終わっておらず、薄商いが続いた。みずほインベスターズ証券投資情報部部長の石川照久氏は、薄商いの1つの要因に関して国内機関投資家がほとんど参加していないためだとしたうえで、「総選挙の事前の情勢調査では民主党圧勝となっているが、実際に結果が出なければ彼らは動けない」と指摘。週明け以降、選挙結果が出たとしても動かない可能性も大きいという。 石川氏は、28日に発表された失業率や消費者物価、世帯消費などの経済指標について「内容が悪いものばかりで、景気が底入れしたといっても一進一退の状況だ。株価はもみあいの状況であり、あわてて買わなくてもいいとみているようだ」という。31日から始まる週も薄商いが続けば、海外ファンドによる先物売買で振られる展開が続くとみられている。 主な経済指標は、7月鉱工業生産(31日)、8月米ISM製造業景気指数(9月1日)の発表が予定されている。大和証券SMBCの高橋氏は「日米の経済指標で景気回復感が鮮明になれば、9月4日発表の8月米雇用統計に向けて期待感が高まり、日経平均は1万0800円近辺を試す可能性がある」とみている。 外為市場では円高地合いとなっており、株式相場の手掛かりになる可能性もある。ただ、高橋氏は「米国懸念のドル売りというわけでもなく、ドル/円が93円台ならば過剰に意識することもなさそうだ」とみている。株価は下落局面でも「下値で海外勢を中心とした押し目買いが入るとみられるが、上値で利益確定売りの可能性もある」(東京海上の久保氏)ため、高値圏でもみあう展開が予想される。 PR |
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