2024 11,24 03:20 |
|
2009 08,27 08:25 |
|
8/27 株式オープニングコメント ■SQ値水準での攻防、主力処堅調なら先高観強まる 26日のNY市場は小動き。ダウ平均は4.23ドル高の9543.52、ナスダックは0.20ポイント高の2024.43で取引を終了した。 7月新築住宅販売件数や7月耐久財受注が相次いで予想を上回ったことが好感された。しかし、中国政府が鉄鋼やセメントの過剰供給の抑制を検討しているとの報道を受けて原油や商品価格が軟調推移となり、上値を抑える要因となった。 セクター別では、半導体・同製造装置や食品・生活必需品小売が上昇した一方、運輸や資本財が軟調。 シカゴ225先物清算値はドル建てが大証比変わらずの10640円、円建ては同25円安の10615円。 ADRの日本株はトヨタ、ホンダ、ニコン、任天堂、三菱商など対東証比較(1ドル94.23円換算)で全般小安い。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
米7月新築住宅販売件数や7月耐久財受注を好感するものの、シカゴ先物にさや寄せする格好から利食い優勢のスタートになりそうである。中国の過剰設備の対策強化を受けて資源系セクターは手掛けづらくなるほか、中国本土市場の動きを見極めたいとするムードも強まりやすく、全体的にこう着感を強める可能性はある。日経平均は前日にクリアしている8月SQ値(10609.42)水準での強弱感が対立することになりそうだ。また、先物市場では昨日はCTA(商品投資顧問会社)による買いが観測されていたが、TOPIXでバークレイズ、Nエッジの買いが目立っていた。クレディ・スイスの動きはみられなかったが、SQ値レベルでの攻防のなかで相場を左右させてくることは考えられる。 民主党政権を想定した関連銘柄への物色が広がりをみせている。週末には民主党政権の発足を意識した、週明けの上昇を狙ったオーバーウィークのポジション取りの動きが出そうであるが、きょうのところは昨日までの急騰の反動もあって、ひとまず利益を確定させる動きも強まりそうである。テーマ性はあるものの、超短期的な値幅取り狙いが中心であり、いったん動きが止まるようだと流動性の観点からシコリを残すことは警戒しておく必要はあろう。 一方、三菱重工が後場に入り商いを伴って上昇した。材料株のような値動きの軽さこそないが、主力処への資金シフトとなれば年金資金流入といった思惑にもつながり、相場全体の方向性にも明るさがみられてくる。また、引き続きトヨタの強い抵抗線である4150円レベルの突破が加われば、マーケットへのインパクトから先高観が強まるとみている。 PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |