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2009 08,18 08:33 |
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8/18 株式オープニングコメント ■欧州系証券経由による先物への売り圧力次第 17日のNY市場は大幅下落。ダウ平均は186.06ドル安の9135.34、ナスダックは54.68ポイント安の1930.84で取引を終了した。 アジアやヨーロッパの株式相場の下落が嫌気された。また、新興国の需要低迷懸念から、商品価格も軟調推移となった。8月NY連銀製造業景気指数が事前予想を上回ったものの、反応は限られている。 セクター別では、ヘルスケア機器・サービスを除いて全面安となっており、特に不動産や銀行の下落が目立った。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
アジア市場の下げがヨーロッパに波及し、米国の下げにつながった格好だが、これについては予想された動きではある。日経平均は7月末に空けたマドを埋める動きに向かうことになるが、6月戻り高値をつないだ支持線でもあるため、下げ渋りをみせたいところである。この水準を割り込むようだと25日線が位置する1万円の節目への意識が強まるが、市場心理の悪化によって1万円の節目では止まらない可能性が高まろう。昨日は先物市場での断続的な大口売りによって、終日軟調な展開となっていた。本日も先物の動向を横目で睨みながらの相場展開となりやすく、断続的な売りが続くようだと押し目買い意欲は後退することになりそうだ。 一方、4-6月期GDP1次速報では、実質GDPは年率換算で3.7%増と5四半期ぶりのプラス成長となった。国内経済は最悪期を脱したことが裏付けられ、年内は緩やかなに上昇が続くとみられている。そのため見直しの動きは十分考えられる状況でもあるため、欧州系証券経由による先物への売り圧力次第といったところである。 物色としては国際優良株や金融株、資源株などは手掛けづらくなっており、ディフェンシブ系へのシフトが強まる可能性はある。また、きょう衆院選が公示されることにより、民主党政権を意識した関連銘柄を改めて手掛けてくることも考えられる。公共工事見直しの可能性から建設セクターなどは手掛けづらいが、IHIと三井住友建によるベトナムでの大型橋梁受注から物色が強まる可能性もあろう。全体としては、指数連動性の低い材料株での値幅取りで、この調整局面を凌ぐことになりそうだ。 PR |
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