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2009 08,14 08:23 |
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8/14 株式オープニングコメント ■基本こう着も、日米欧の景気底打ちによってリバウンド意識強まる 13日のNY市場は上昇。ダウ平均は36.58ドル高の9398.19、ナスダックは10.63ポイント高の2009.35で取引を終了した。 大手ヘッジファンドによるバンク・オブ・アメリカの大量取得が明らかとなり、金融株を中心に買いが広がった。一方、7月の小売売上高が予想外に下落したことが上値を抑える要因となっている。 セクター別では、銀行や素材が上昇した一方で、食品・飲料・タバコや電気通信サービスが軟調。 シカゴ225先物清算値はドル建てが大証比65円高の10585円、円建ては同25円高の10545円。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
米国の消費改善傾向を示すことが出来ず、円相場も1ドル95円台前半で推移していることもあって、NY市場の上昇のインパクトは限られることになりそうだ。そのため、注目されているオプションSQ値についてはそれ程高くはならないと考えられる。輸出関連が弱いスタートとなるようだと、SQ値が低く決まる可能性もありそうだ。SQ値の水準によってサポート・レジスタンス(支持・抵抗)意識が変わることを考えれば、サポートとして意識されやすいことは全体の底堅さにつながる可能性はあろう。 ユーロ圏の4-6月GDPが前期比で0.1%減となり、1-3月期の2.5%減に比べて減少幅が縮小しており、景気の底打ち感が意識されてきている。日本は来週17日に発表する4-6月期GDPは5四半期ぶりのプラスに浮上する見通しであり、日米欧の景気底打ちによってリバウンド意識が強まることが考えられる。また、大手輸出企業が想定為替レートを円高方向に修正しており、今後の業績下振れリスクも後退してきている。そのほか、昨日は引け前10分程度の間にまとまった買いによって急伸する銘柄が散見されていた。一部では、ヘッジファンドの強制クローズとの見方もあったようである。海外勢によるウエート修正とみられる動きが続いているが、日本株はグローバルでのヘッジ対象として、ショートポジションであったとみられるため、ショートカバーの動きが意識されてこよう。 週末要因もあって全体としてはこう着が予想されるが、現在の需給環境や海外勢によるウエート修正の流れから、リバウンド基調が強まることが期待される。また、材料株では木村化が上方修正が好感されてストップ高となっていた。仕手系色の強い材料株などは期待感が先行しやすく、期待が裏切られることはあっても、ポジティブなインパクトは稀であった。そのため、投資家心理が好転しやすく、資金が集中し、他の材料系の関連銘柄への波及も期待される。 PR |
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