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2009 08,13 21:58 |
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米住宅差し押さえ件数:7月は過去最悪更新-リアルティトラック 8月13日(ブルームバーグ):デフォルト(債務不履行)関連データの販売を手掛ける米リアルティトラックが13日発表した7月の米住宅差し押さえ手続き開始件数は、過去最悪を記録した。記録の更新はこの5カ月間で3回目。住宅価格の下落とリセッション(景気後退)によって、ローンの返済や借り換えができなくなった住宅保有者が増えたのが背景だ。 リアルティトラックの統計によると、債務不履行ないし競売の通告、差し押さえの実行を合計した手続き開始件数は36万149件となった。住宅保有者355人に1人が関連手続きの対象となっており、月間としては同社が2005年1月に報告の公表を開始して以来で最も高い割合となった。 メシロー・ファイナンシャルのチーフエコノミスト、ダイアン・スウォンク氏はインタビューで、「われわれは深い穴にはまっている」と指摘。「経済の循環的な動きに沿った差し押さえの新たな波がきている」と語った。 米労働省が今月7日発表した7月の雇用統計で非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)が前月比24万7000人減少し、住宅が値下がりする中で、差し押さえ手続き開始件数は増えた。この結果、担保物件の価値を上回る住宅ローンを抱える借り手が増加した。 全米不動産業者協会(NAR)が12日発表した統計によると、4-6月期(第2四半期)の一戸建て中古住宅の価格(中央値)は前年同期比15.6%下落の17万4100ドル(約1700万円)と、1979年の統計開始以降で最大の落ち込みを記録。シアトルの不動産データサービス会社、ジロウ・ドット・コムは11日、担保物件の価値を上回った米住宅ローンの割合が4―6月には全体のほぼ4分の1に上ったことを明らかにした。 PR |
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