2025 02,25 23:27 |
|
2009 05,12 08:22 |
|
5/12 株式オープニングコメント ■ディフェンシブ、低位材料株へ向かい易い 11日のNY市場は下落。ダウ平均は155.88ドル安の8418.77、ナスダックは7.76ポイント安の1731.24で取引を終了した。金融機関が相次いで増資を発表したことで既存株主の希薄化懸念が高まったほか、原油や商品相場の下落を受けてエネルギーや素材関連も軟調推移となった。セクター別では食品・生活必需品小売や電気通信サービスが上昇する一方で保険や各種金融が軟調。シカゴ225先物清算値はドル建てが大証比55円安の9395円、円建ては同90円安の9360円。ADRの日本株は富士フイルム、ブリヂストン、コマツ、日電産、パナソニック、ソニー、トヨタ、ホンダ、キヤノン、三井住友など対東証比較(1ドル97.38円換算)で全般小安い。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
昨日のメガバンクなど金融関連セクターの上昇は、モルガン・スタンレーが米銀行を格上げしたと伝えられたことによる先回り的な買いの影響もあったとみられ、米国市場での銀行株が冴えない動きとなっていることから、短期的に積み上がったロングのポジション調整が優勢となりそうである。また、原油相場など商品相場の下落影響もあり、リバウンドを強めていた商社など資源系株への利食いも強まりそうだ。そのほか、トヨタは25日線レベルでの攻防となったが、このレベルから切り返すことができるかが注目されよう。為替相場はやや円高傾向にあるが、この水準から切り返せれば他の自動車関連のリバウンドにもつながろう。反対にあっさり25日線を下放れてしまうようだと輸出関連も手掛けづらくなり、物色はディフェンシブ系に向かい易くなろう。 ただ、昨日の日経平均の9500円乗せでいったんは利益確定といった動きもあったため、達成感というよりは利益確定を進める動きであり、ポジションをショートに傾ける流れにはつながらないと考えられる。反対にある程度の調整があった方が、売り方買い方ともに押し目買いを入れるタイミングにもつながりそうである。本日の処はディフェンシブ系のほか、低位材料株や中小型株での短期的な値幅取り狙いに向かい易い。また、全体がこう着となるようだと手掛り材料としては決算発表に集中し易く、昨日発表では黒字確保のスズキや、上方修正発表の井関など、またザラバに発表される企業などへの仕掛け的な動きもありそうだ。イベント絡みでは、明日予定されているMSCIのリバランスを控え、候補銘柄とされているGSユアサ、ホトニクス、マクドナルド、ワコール、リンナイなどへの物色もありそうだ。 |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR]
|