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2009 04,22 08:28 |
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4/22 株式オープニングコメント ■材料株での値幅取り狙いの流れが継続 21日のNY市場は反発。ダウ平均は127.83ドル高の7969.56、ナスダックは35.64ポイント高の1643.85で取引を終了した。 ガイトナー財務長官が殆どの銀行は十分な資本を有しているとの見方を示したことで、金融大手を中心に堅調推移となった。 セクター別では、不動産や銀行が上昇する一方でヘルスケア機器・サービスや医薬品・バイオテクノロジーが軟調。シカゴ225先物清算値はドル建てが大証比110円高の8880円、円建ては同65円高の8835円。ADRの日本株は富士フイルム、コマツ、日電産、パナソニック、ソニー、TDK、京セラ、トヨタ、ホンダ、任天堂など対東証比較(1ドル98.67円換算)で全般堅調。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
NY市場の上昇は好感されようが、昨日の段階で一部ウェブサイトが19行中16行が債務超過で破綻状態と指摘したことに対して、米財務省報道官が否定しており、カバーは入ろうが見直し買いが強まるまでには行かないであろう。 引き続き、米政府は4月24日にストレステストに関する経済、金融の前提条件の詳細を公表し、5月4日に実際の結果を公表する予定であり、これを通過するまでは積極的には手掛けづらい状況が続くことになる。 本日も全体としては底堅さが意識されるものの、こう着感の強い相場展開となりそうであり、物色は次世代電池、原発、鉄道整備などテーマ性があり、需給妙味の大きい材料株での値幅取り狙いの流れが継続すると考えられる。 17日申込時点の三市場信用残高では、買い残高は3週連続で増加し、3月13日時点以来の1兆円を超えている。また、売り残は2週連続で減少し、3週ぶりに1兆円を下回っている。これにより信用倍率は1.04倍と、4週ぶりに1倍を上回っている。それでも依然として取り組み妙味は大きい状況であり、10月安値期日、ゴールデンウィークを控えていることからみれば、買戻しの流れが強く、踏み上げ狙いの買いも入り易いであろう。 買い残高が増加するも、GSユアサの最高値更新など資金の回転が利いている状況下では需給懸念を警戒する必要はない。また、昨日ザラバに上方修正を発表した太平工の強い動きをみても、これまでは短期資金の逃げ足の速さから、日中の動きで往って来いといった一過性な面もあったが、個人の物色意欲の強さが窺える状況である。 そのほか、郵政グループなどがアジア各国でネット通販事業の支援に乗り出すと報じられている。IT関連の一角や動きの鈍さが目立っていた小売セクターなどへの手掛り材料になりそうである。 PR |
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