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2009 04,21 08:27 |
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4/21 株式オープニングコメント ■一段と材料株物色が強まる 20日のNY市場は大幅下落。ダウ平均は289.60ドル安の7841.73、ナスダックは64.86ポイント安の1608.21で取引を終了した。 大手行の利益は一時的で今後も評価損や貸倒れが一段と深刻化するとの見方から、金融を中心に軟調推移となった。また原油価格が大幅下落となったことで、エネルギー関連株も軟調。 セクター別では、銀行や不動産を中心に全面安となった。シカゴ225先物清算値はドル建てが大証比195円安の8735円、円建ては同240円安の8690円。ADRの日本株は富士フイルム、ブリヂストン、コマツ、日電産、パナソニック、シャープ、ソニー、京セラ、トヨタ、任天堂など対東証比較(1ドル97.99円換算)で全般軟調な展開に。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
また、一部ウェブサイトでは、ストレスレストの対象となっている19行中16行が債務超過で破綻状態と指摘していることが市場で話題となったようである。米政府は4月24日にストレステストに関する経済、金融の前提条件の詳細を公表し、5月4日に実際の結果を公表する予定であり、これを通過するまでは手掛けづらい状況が続きそうである。 ただ、昨日の相場の流れをみても金融関連が不安定で全般こう着のなかで、物色は個別材料株に向いていた。NY市場の大幅下落の影響から売りが先行することになろうが、ゴールデンウィークが近づくに連れて10月安値期日による買戻しも意識されており、引き続き需給妙味の大きい材料株へは、踏み上げ狙いの資金が向かい易いであろう。 また、昨日は鉄鋼セクターの強さが目立ったが、周辺銘柄へ物色が広がり、短期筋の資金回転も利いている。資金の逃げ足が速い状況ではあるが、短期需給調整後に再度流入してくるのも相当速く、フットワークの軽さというよりは個人などの参加意欲の回復が意識されていた。 金融関連のほか、主力処はインデックス売りの影響もあって弱含みとなろうが、個別材料株への資金流入が活発となれば、市場のムードはそれ程悪くならないであろう。 そのほか、米テキサス・インスツルメンツが、予想上回る決算が好感されて時間外で一時上昇に転じているほか、米オラクルによる米サン・マイクロシステムズ買収報道もあり、ハイテク・IT関連への物色も期待される。 PR |
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