4/24午後の『株価材料』

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■株価材料

△ダルトンからの買収提案、フジテック<6406>「内容を十分精査」
エレベーター専業のフジテックは24日、米系投資会社のダルトン・インベストメンツが経営陣と従業員による企業買収（ＭＥＢＯ）を提案したことに対して、「内容を十分に精査したうえで対応を決め、早急に公表する」とのコメントを発表した。化学品メーカーの日本精化<4362>もダルトンから同様の提案を受けており、「同社に追加情報を求め、（対応を）早急に公表する」としている。ダルトンは前日、フジテック、日本精化の両社に対して、それぞれ不採算部門をリストラして、経営資源を主力事業に集中することなどを盛り込んだＭＥＢＯを提案すると発表した。

△日立<6501>が韓国ＬＧ電子を提訴・プラズマパネルの特許侵害で
日立製作所は24日、プラズマパネルに関する特許侵害があったとして韓国ＬＧ電子と同社米国子会社を米連邦地裁に提訴したと発表した。日立によると、ＬＧ製のプラズマパネルが日立子会社の持つ特許7件を侵害したといい、損害賠償やＬＧ製プラズマテレビの米国での販売差し止めを求める。賠償請求額は明らかにしていない。

（NIKKEI NET）

△安藤建<1816>一段高、07年3月期経常利益予想を34億円から57億円に

△電気興業<6706>が堅調、07年3月期業績予想を上方修正
電気興業が堅調。２４日に発表した２００７年３月期業績予想の上方修正を好感しているという。発表によると、２００７年３月期単体経常利益予想は従来の４８億円から５７億円に引き上げられた。年間配当も従来予定していた３２円から４０円に変更された。

△リコー<7752>が堅調、ＧＳが目標株価引き上げ
リコーが堅調。ゴールドマン・サックス証券（ＧＳ）が同社の目標株価を、これまでの２９００円から３４００円に引き上げたこと等が材料となっている。ゴールドマンでは、精密機器業界の決算が、円安効果やデジカメの好調、プリンター価格の安定等から比較的良好なものになると予想しており、リコーを決算前後で株価が上昇しそうな銘柄として挙げている。

△三井物<8031>、鉄鋼石輸出会社の売却で500億円の売却益計上
三井物産は２４日、インドの鉄鋼石輸出会社セサ・ゴアの保有株式すべてを、インドの資源会社スターライト・インダストリーズの親会社、英ベダンタ・リソーシーズに売却することで合意したと正式発表した。価格は９億８１００万ドル（約１１５８億円、１ドル１１８円で換算）。三井物産は、売却益を新たな資源開発にあてる計画。三井物産は、鉄鉱石事業を引き続き中核業務とみており、今後も新規投資を行い、権益の取得や既存案件の拡張を図るとしている。今回の保有株売却で三井物産は、２００８年３月期に約５００億円の特別利益を計上する予定。三井物産は１９９６年からセサの５１％の株式を保有していた。しかし、インドの鉄鉱石をめぐる規制強化などに対応し、昨年末にセサの保有株を売却する意向を固めていた。三井物産は売却について「事業ポートフォリオ最適化の観点から決断した」と説明している。三井物産の保有株買い取りをめぐっては、アルセロール・ミタル(CELR.PA: 株価, 企業情報 , レポート)(ISPA.AS: 株価, 企業情報 , レポート)など複数の買い手が入札に残り最終調整を進めていた。ロンドンに上場するベダンタ・リソーシーズは、アルミ、銅、非鉄金属の資源会社で、インドのスターライト・インダストリーズに８０％出資している。
　
（ロイター）

△西芝電機<6591>---一時高値更新、前日に大幅上方修正を発表で
大幅反発で一時年初来高値を更新。前日に発表した業績予想の上方修正が買い材料。経常利益は2.2億円の従来予想から5.5億円まで大幅上方修正。船舶用電機システムの好調などが背景の模様。造船業界は来年度の好業績観測も強いことで、造船関連部品メーカーである同社にも業績続伸への期待は強まりやすい模様。

△日商エレク<9865>---ネクストジェン<3842>が自立反発の動きをみせ
続伸。急ピッチの下げに対するリバウンドをみせている。バリュエーション面の割安感と、ネクストジェンが自立反発の動きをみせていることも買い手掛かりとなっている。

△住商情報<9719>---ＣＴＣ<4739>などとサーバー仮想製品販売で戦略的協業
25日線をサポートにプラスに転じる。ＣＴＣ、米ＸｅｎＳｏｕｒｃｅと、サーバー仮想製品販売で戦略的協業を発表している。同製品を活用したシステム構築ビジネスを展開する。

□日産自<7201>---小じっかり、リストラを評価
小じっかり。3月国内生産は前年比19.7%減の10万台と、伝えられているが、1500人規模のリストラを評価しているようだ。人員削減は1999年以来8年ぶりとなる。下降トレンドの上限である25日線クリアが期待される。

▼富士紡ＨＤ<3104> さえない。
前日付けで三菱ＵＦＪがレポートをリリース、業績予想を下方修正していることが売り材料につながっていると見られる。前期の経常利益は32億円予想から29億円に下方修正、08.3期に関しても、41.5億円予想から29.5億円に減額修正。業績牽引役であったＬＣＤガラス用研磨材の需要減少が背景と。

▼メガネスーパー<3318> 大幅安。
権利付き最終売買日を通過したため、配当並びに優待妙味が剥落しているようだ。JASDAQ市場では4月決算銘柄のうち、同社やトーエル<3361>、東和フード<3329>など、配当利回りが高い銘柄や株主優待の厚い銘柄の下げが目立っている。

▼ロジコム<8938> 大幅安、連日で上場来安値を更新。
業績の下振れが嫌気されているようだ。07年3月期の業績予想を下方修正、経常利益で4.77億円の予想に対して4.05億円（06年3月期4.55億円）にとどまる見通し。また、役員退職慰労金引当金として1億円を特損計上しており、最終利益については2.84億円から1.26億円にまで減額されている。

▼フジオフード<2752> 続落、連日で年初来安値を更新。
四半期決算の内容が売り材料視されているようだ。第1四半期は経常利益が前年同期比11.3％増の2.95億円となったものの、最終利益については同59.9％減の0.35億円にとどまった。一部店舗の退店に伴っての特損2.08億円を計上しているが、会社側では計画の範囲内としている。

△五洋建<1893> 4営業日ぶりに反発。
野村証券ではレーティングを「4」から「3」に引き上げたようだ。07/3期業績が底となる可能性が高まったほか、羽田拡張工事着工による下方修正リスク低減などを理由に挙げている。

▼ＪＳＲ<4185>---下げ幅広げる、決算内容を嫌気で
決算発表後は下げ幅を広げる。前期営業利益実績は552億円で前期比3％増、従来予想の570億円を割り込んだ。今期も1.4％増益の560億円にとどまる見通しとなっており、市場コンセンサスを下回る内容。今期営業利益見通しは総じて600億円超のラインであった。

▼田崎真珠<7968>---下げ目立つ、優待権利取りの動き一巡で
下げ目立つ。優待権利取り一巡などで処分売り圧力が強まっている模様。中間期末の株主に対して優待割引券などを提供している。ほか、くらコーポなども権利付き最終商い日通過で売り優勢へ。

■ＨＯＹＡ<7741>---直近安値レベルで踏ん張る
直近安値レベルで踏ん張る。なお、ドイツ証券では、「Buy」から「Hold」に、目標株価を5350から4350円に引き下げたようだ。決算にサプライズはないが、今後の収益拡大ペースは緩やかになると考えているもよう。

△シスメックス<6869>---25日線レベルでの攻防
反発。25日線レベルでの攻防。モルガン・スタンレーでは、目標株価5300円、投資判断「Equal-weight」を継続しているようだ。上昇余地あるが、「Overweight」とするにはカタリストに欠けると。また、中計で保守的目標が示され株価が下落するようなら、投資妙味高まるとも。

△国際帝石<1605>---4営業日ぶりに100万円を回復
続伸で4営業日ぶりに100万円を回復。通期会社予想の上方修正、原油先物相場の上昇などが手掛かりとなっている。なお、クレディ・スイスでは業績予想の税率を見直し、目標株価を93万円から99万円に引き上げているようだ。

△キヤノンマシナ<6344>---新光証券ではレーティング「1」を継続
3営業日ぶり反落。直近安値レベルでの膠着が続いている。なお、新光証券ではレーティング「1」を継続したもよう。キヤノンの事務機器向けがけん引、業績拡大が見込まれる中で、割安に据え置かれていると。

△ホギメディ<3593>---ＭＬでは7700円に引き上げ
4営業日ぶりに反発で25日線レベルの攻防。なお、メリルリンチでは、伸び悩んでいたオペラマスターが離陸し始めたとし、中期成長力を検証するステージに移行すると。目標株価を6700円から7700円に引き上げたようだ。

▼ヤマハ発<7272>---下降ボックストレンドは突破できず
5営業日ぶり下落。これまでの下降ボックストレンドは突破できず。なお、ドイツ証券では業績予想を見直し、目標株価を4250円から3650円に、投資判断を「Buy」から「Hold」へ引き下げたようだ。米国事業の厳しさが増すと。

（フィスコ）

△日産自動車<7201>が高い、国内従業員の人員削減策を発表
日産自動車が一時、前日比20円（1.64％）高の1240円まで上昇。同社はきょう24日、国内の従業員を対象に早期退職制度を導入すると発表したことが手がかりとなっている。1500人程度の人員を整理することにより収益構造の改善を見込む。今回、新たに導入されるのは「セカンドキャリア支援制度」というもの。満45歳以上の一般職を対象に募集する。募集期間は６月１日から来年の３月31日まで。応募者には年齢に応じて退職加算金が支給される。

▼クオンツ<6811>が急落、総額45億円のＭＳＣＢの発行を発表
クオンツが一時、前日比6円（23.08％）安の20円まで下落して、連日の年初来最安値更新となった。同社は前日23日、欧州系投資会社ニッポンエクィティーパートナーズを引き受け手として総額45億円の転換価格修正条項付き新株予約権付社債（ＭＳＣＢ）を行うと発表したことが手がかりとなっている。ＭＳＣＢの発行に伴う既存株式価値の希薄化に関して同社は「今回の転換社債型新株予約権付社債の発行により、その権利行使の全部を下限行使価額で行った場合、発行済株式総数が最大で約527百万株となり、株式価値の大幅な希薄化を招くことも想定されますが、当社株価動向次第では上方修正されることもあり、その場合については当初発行予定株式数を下回る事も考えられます」と述べて、必ずしも希薄化が進行するものではないとの見解を示している。

（テクノバーン）

△電気興<6706>が続伸、アンテナ受注増加し前期の単体業績推定を上方修正、増益・増配を材料視
電気興業が続伸、一時４３円高の１０１７円まで買われている。２４日午後１時に前０７年３月期の単体業績推定値の上方修正を発表、材料視されている。経常利益は４８億円→５７億円（前々期５２億６７００万円）、税引利益は２５億円→３１億円（同２６億６８００万円）と、増益で着地したもよう。期末配当は従来予想の２６円から３４円とし、年間４０円（前々期３５円）に増配。移動体通信用アンテナ受注が増加し、原価低減活動への注力が奏功した。連結業績は「現在算定中」としている。株価は２５日移動平均線が上値抵抗ラインとなっており、目先２５日線を上抜けるかどうかが焦点となりそうだ。

▼図研<6947>が新安値、前期の単独業績推定値を修正し最終損益は４期ぶりの赤字転落へ
図研が軟調。一時３３円安の１０５２円まで売られ、３月５日の年初来安値１０６５円を更新した。同社は２３日に前０７年３月期の単独業績推定値を修正、最終損益を１３億２０００万円の黒字→１９億８０００万円の赤字（前々期は９億３７００万円の黒字）と０３年３月期以来４期ぶりに赤字転落見通しとしたことが嫌気されている。海外子会社の評価損を２０億２９００万円計上するほか、関係会社損失引当金９億１００万円を併せて計上することが影響する。連結業績推定値に関しては従来予想を据え置いた。５月１４日に前期決算と併せて今期の業績予想を発表する予定。

△免疫生物研究<4570>が好人気、高採算部門伸長で前期業績推定値を大幅上方修正
免疫生物研究所が３日ぶり反発。８７０円高の６７００円まで買われている。前０７年３月期（非連結）業績推定値を大幅上方修正したことが好感され、この銘柄としては出来高も増大している。前期業績は売上高こそ１５億３３００万円（従来予想比０．４％減、前々期比２．１％増）となったものの、経常利益は４０００万円（同５．７倍、同４８．１％増）、税引利益１億５０００万円（同２６．５％増、同２．１倍）となったもよう。積極的な営業活動で売上高がほぼ計画どうりで着地した上に、特に利益率の高い試薬関連受託サービスが好調だったことが利益増につながった。

△ベスト電<8175>が続伸、今期経常７１％増益予想、ＰＢＲは０．６倍台
ベスト電器が続伸。５５円高の７２８円まで上昇している。家電量販店大手の同社は２３日、前０７年２月期連結決算および今期業績予想を発表した。今期は売上高が前期比１２．４％増の４１５０億円、経常利益は同７０．９％増の４０億円となる見通しで、一部市場予想を上回ることが好感されているようだ。年間配当は前期と変わらずの１８円を計画している。原価引き下げと、徹底したローコスト経営に取り組み利益確保に努めるという。前期売上高は３６８９億７９００万円（前々期比２．１％増）、経常利益は２３億４０００万円（同２３．０％減）となった。前期１株当たり純資産は１１１３円３４銭でＰＢＲは０．６倍台と割安感があることも株価上昇を後押ししている。

（株式新聞ダイジェスト）

▼ヤマハ発<7272>が安い、ドイツ証は「保有」に格下げ
ドイツ証券はヤマハ発動機の投資判断を「Ｂｕｙ」から「Ｈｏｌｄ」に引き下げた。リポートでは「為替レートが会社前提を上回る円安水準にあること以外には、株価へのプラス材料に極めて乏しく、直近株価と目標株価のスプレッドも小さいため」などとしていた。これを受けて株価が下落している。

（ラジオNIKKEI）

△日米政府、原子力共同行動計画に署名
経済産業省は２４日、「日米原子力共同行動計画」を策定し、署名したと発表した。行動計画は、米政府が昨年２月に発表した「国際原子力エネルギーパートナーシップ」（ＧＮＥＰ）構想に基づき、〈１〉日本が原子力の研究開発で協力〈２〉日本が米国の原子力発電所の新規建設を支援〈３〉日米が協力し、核燃料供給の国際的な枠組みを構築――などが柱だ。地球温暖化対策につなげる狙いだ。同計画は、甘利経済産業相、伊吹文部科学相、麻生外相と、米国エネルギー省のボドマン長官が１９日付で署名した。

（読売新聞）

△アドバンテスト<6857>、ダイナミック・テスト・ハンドラ「Ｍ６２４１」を販売

△日本製紙<3893>、古紙１００％配合製品を廃止など再生紙のラインナップを再編

△神戸製鋼<5406>、２００７年度の設備投資計画（単独）の概要を発表

△ケンウッド<6765>、コンパクト設計のチューンアップ・サブウーファーシステム２機種を発売

△東レ<3402>、グループ紡績事業の体質を強化

△新日鉄<5401>、インドネシアの鋼管製造・販売子会社が本格生産開始

△セイコーエプソン<6724>、３ＬＣＤ方式のモバイルプロジェクター２機種を発売

△プロパスト<3236>、茨城県土浦市で複合開発事業「霞ヶ浦プロジェクト」を始動

△コスモ証券<8611>、株式個別銘柄分析・予測サービス「ニューロくんの株価天気予報」に新機能追加

△松下<6752>、住宅防犯のワイヤレスセキュリティシステム「かんたんマモリエ」を発売

△キユーピー<2809>、アヲハタ５５「サマータイムジャム」など２品を夏季限定で発売、トマトを加えるだけで簡単に作れる冷製パスタソースを夏季限定発売

△ニフティ<3828>と三井物産<8031>、第３～３．５世代携帯電話向け無料動画配信サービスを提供

△日立<6501>ＧＳＴ、エンタープライズ向けハードディスク装置３機種を発売

△大日本印刷<7912>子会社、検索に適したＷｅｂサイトづくりの提案を行う総合サービスを開始

△ミサワホーム<1722>、ＮＥＣ<6701>と共同で基幹業務システムの刷新・強化とバックアップサイトを構築

△ＮＥＣ<6701>、全メール保存機能など強化したインターネットアプライアンスサーバー９機種を発売

△ライブドアとターボリナックス<3777>、ｗｉｚｐｙユーザー向けネットアニメ配信で協業

△サイボウズ<4776>、プロスポーツ選手向けセカンドキャリア支援プログラムを導入

△日本オラクル<4716>、ＩＤ管理ビジネス促進でセキュリティ市場向け新プログラムを発表

△エレコム<6750>、「ＳＯＮＹウォークマン　Ａ８００シリーズ」対応のシリコンケースなど発売、「モンスターハンター　フロンティア　オンライン」推奨モデルのＵＳＢゲームパッドを発売、再生ＰＰ素材を使用しグリーン購入法適合のリサイクルマウスパッドを発売

△ソリューションズ<3727>、フィンランドの企業と携帯電話向け製品拡販などで代理店契約を締結

△住商情報システム<9719>とＣＴＣ<4739>など３社、サーバー仮想化製品販売で戦略的協業

△昭和電工<4004>、中国で現地企業の子会社化などカーエアコン用熱交換器事業を強化

△日商エレクトロニクス<9865>、ミラポイントと提携し「マイグレーションサービス」を提供開始

△東大と三井住友<8316>銀行、産学連携プログラムで共同研究の１号案件合意

△名古屋鉄道<9048>、６月３０日に名古屋本線・犬山線などのダイヤ改正を実施

△横河電機<6841>、サウジアラビアに現地法人２社を新設

（日経プレスリリース）

△中外製薬<4519>が反発し騰勢を強める
中外製薬が、６５円高の３０６０円と反発し騰勢を強め、２月１９日につけた年初来高値３２００円を窺う動きになっている。前日にインフルエンザ治療薬「タミフル」の売り上げ増を理由に２００７年６月中間期の連結経常利益が従来予想を１００億円上回る３１０億円（前年同期比４％増）になる見通しと発表した。服用者の異常行動問題で患者へのタミフル処方率が下がっていることも示唆し、今後の業績への影響が見極めきれないとして０７年１２月期通期の業績予想は減益のまま据え置いた。これを受け外資系証券では、投資判断を「１Ｍ」継続、目標株価を３４００円→３５００円に引き上げている。取組倍率が０．４６倍の売り長の好需給になっており、買い戻しの動きが強まりそうだ。

△西芝電機<6591>は後場も２４０円台キープ。好業績、船舶、環境と、人気キーワードてんこもり
西芝電機は続伸。今朝は１１円高の２３７円で始まり、後場も２４０円台をキープしている。きのう発表した、２００７年３月期業績の上方修正が買い材料となっているもようだ。また、人気の船舶関連銘柄であること、エネルギーや環境問題を背景に、同社の主力事業である、コージェネレーションシステムがいっそう注目されていることなども、手がかり材料となっているもようだ。ＰＥＲは７０倍台と高めになっている。とはいえ、現在の株価は、中期では高値圏というわけではない。ＰＢＲは１倍台と割安。低位株で、単位は１０００株なので、値ごろ感もある。大口株主は、筆頭株主で５０％近くを保有する東芝<6502>をはじめ、石川島播磨重工業<7013>のほか、大手生損保などが並ぶ。２部市場の低位株とはいえ、買い安心感も充分だ。

△住友金属工業<5405>が続伸し騰勢を強める、相場回復のリード役になるか注目
住友金属工業が、９円高の６１８円と続伸し騰勢を強めている。先週２１日、日本経済新聞社が大手鉄鋼各社の今期の見通しについて報道したが、住金はエネルギー関連向けにシームレスパイプが増えることから、今期に４期連続で最高益を更新する公算大としている。チャート的には、保ち合いに煮詰まり感がでている。原油価格は夏場にかけ上昇が見込まれており、シームレスパイプに強みを持つ同社株を持ち上げるには材料に事欠かない。相場回復のリード役になるか注目。

（証券日刊新聞）

△阿波銀行<8388> 0.5円増配
阿波銀行は前3月期末配当予想3円に0.5円を加えて、3.5円になると発表した。年間配当は7.5円となる。

△安藤建設<1816> 上方修正
安藤建設は、2007年3月通期連結予想を発表した。不動産事業売上総利益が増加したものの、特別損失の計上で、当期純利益に変更はなしとしている売上高2630億円（前予想2600億円）、経常利益57億円（同34億円）、当期純利益19億円。

△プロトコーポ<4298> 上方修正
プロトコーポレーションは、2007年3月通期連結予想を発表した。売上高212.3億円（前予想212億円）、経常利益31.36億円（同29.5億円）、当期純利益17.66億円（同16.18億円）。

▼日立キャピタル<8586> 今期減益予想 市場予想下回る
日立キャピタルは2008年3月通期連結予想を発表した。営業収益1177億円（前年同期比1.5％増）、計上理系220億円（同16.5％減）、当期純利益120億円（同19.8％減）、一株利益102円66銭。市場予想はクイック調査で、当期純利益158億円。

▼大阪証券取引所<8697> 今期減益予想
大阪証券取引所は、2008年3月通期非連結予想を発表した。営業収益160億円（前年同期比0.6％減）、経常利益70億円（同0.8％減）、当期純利益42億円（同12.6％減）、年間配当6000円。

▼富士通フロンテック<6945> 今期予想減益
富士通フロンテックは、2007年3月通期連結予想を発表した。売上高1080億円（前年同期比1.2％増）、経常利益30億円（同11.8％増）、当期純利益16億円（同16.9％減）、一株利益66円67銭。市場予想、当期純利益18.5億円（クイック調査）。

△多摩川電子<6883> 上方修正
多摩川電子は、2007年3月通期単体予想を発表した。携帯電話のナンバーポータビリティ制度の導入に伴い、設備投資が増加し、売り上げ増となり、また、原価低減活動が走行し、上方修正となった。売上高31億円（前予想26億円）、経常利益1.15億円（同1億円）、当期純利益1.52億円（同0.92億円）。

△電気興業<6706> 上方修正 増配
電気興業は、2007年3月通期連結予想を発表した。主に移動体通信用アンテナの受注が増加したことにより売上増加となり、原価低減活動も寄与し、上方修正、増配となった。売上高573億円（前予想560億円）、経常利益57億円（同48億円）、当期純利益31億円（同25億円）、一株利益44円2銭、期末配当34円（同26円）。

▼ＪＳＲ<4185>今期予想 微増益 市場予想下回る
ＪＳＲは、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高3970億円（前年同期比8.5％増）、経常利益560億円（同2.3％増）、当期純利益345億円（同2.5％増）。市場予想は、当期純利益402億円（クイック調査）。

（証券新報）